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於梶の方の心掛け

2009年12月09日 00:12

944 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 23:56:07 ID:Ame+sv9Y
徳川家康の側室、於梶の方の話。

侍女が垢のついた白小袖を洗って指を痛めているのを気の毒に思った人が、
「衣裳は多いですし、わざわざ洗濯せずにいつも新しいものを着るように
しませんか」と於梶の方に言った。

すると於梶の方は不愉快になった様子で、侍女たちを集めた。そして
「わたくしはいつも天道を恐れるように心掛けています。天道は贅沢を嫌います。
お前たちは駿河の財は多いと考えますか」
「多いと思います」
「徳川家の財は駿府だけではなく、京、大坂、江戸は金銀で満ちておる。
よって衣裳ぐらい毎日新調しても困りはしない。

されどその蓄えは天下の人々に施すため、末代まで残して国用に不自由
しないためにあるのです。どうして一枚の衣が無駄にできよう」と侍女たちを
戒めたという。徳川家は側室もケ…倹約家なのである。




964 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/12/08(火) 21:37:23 ID:ZOwLCpnc
>>944
山名某「俺だってわざわざ押入れの中から足利将軍家のry」

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    於梶の方の心がけがちゃんと受け継がれていれば、
    大奥もあんな贅沢三昧にならなかったんだろうか・・・

  2. 人間七七四年 | URL | -

    白い着物は、襟元などに垢がつきやすいだろうな。

  3. 垣屋播磨守 | URL | -

    >>964
    若君、頼みますからご自重くだされ。

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