968 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 23:06:25 ID:l0o2jeaI
身の凍るような逸話・・・?ホラーをご所望か、分かった
「輪切り地蔵」
下野の戦国大名、那須家の家臣に佐久山義隆という武将がいた。
彼は武勇に優れ家中での評価も上々。更に妻に当時、那須家で発言力を誇った
大田原資清の娘を娶るなどまさに順風満帆であった。
しかしながら1563年に義隆はうずら狩りに出かけた所を境が峯で何者かに襲撃され討たれてしまう。
この暗殺事件を起こしたのは資清の息子である大関高増、福原資孝、大田原綱清の3兄弟で
義隆の才を警戒しての犯行であったともいわれる。
程なくして義隆の妹の半学姫も殺され、義隆の妻は兄弟の非情の行いに涙しつつ、
尼となり旦那と義妹を弔いながら一生を終えたという。
そして後年、義隆の遺臣の子孫達によって3つの地蔵が境が峯に置かれ、義隆、義隆の妻、
半学姫の無念を鎮めるべく作り置かれたのである。
この地蔵はしばらく所在が分からなかったが、現代になってある郷土史研究家が発見したところ
非常に薄気味悪い状態になっていた。
3つの地蔵はそれぞれがおおよそ自然に割れたとは思えぬ形で体が一部が輪切り」にされており、
まるで3人の無念が呪いとなって地蔵に現れたかのような状態だったのである。
見る人を不安にさせるこの地蔵を見て地元の人たちも「まだ供養が足りぬ」と思い、
3つの地蔵を更に手厚く供養すると新たに立派な供養塔を建てたのであった。
969 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 23:12:30 ID:vj95kYP0
>>968
ゾクッとした。これは、怖いな…。
971 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 00:19:06 ID:aQkSbS3E
>>968
地蔵が3人と聞いて一瞬3兄弟のことかと思ったけど、そっちでも怖いしw
でも殺された3人の地蔵を輪切りにしたのが3兄弟の仕業だったら、病気入ってるし
当時の人々が供養した後も恨みが残るのは珍しいですね
(普通は供養しておしまいな気がします)
974 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 00:28:02 ID:DYlr/8te
大田原3兄弟自体は悪い事しまくってるがみんな天寿をまっとうしたがな
975 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 08:20:29 ID:uVGTUt79
>おおよそ自然に割れたとは思えぬ形で体が一部が輪切りに
普通に考えれば、由来を知らない奴が面白半分でやったことだろうな
976 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 09:54:08 ID:dJN8cUwg
でも石の地蔵を輪切りにするには、それなりの道具や技術がいるよね
977 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 10:19:26 ID:Wvt44oqe
時代は下がるが江戸時代中期には被害者が卑劣な手段で殺された印として
墓標の一部を切り取る風習があったらしい。
国定忠治だか清水次郎長が殺害した人物の墓にそんなのがある。
986 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 18:11:44 ID:9lsy11dp
>>968
将来、これも怖い系の昔話として地域で語られていくんだろうか
身の凍るような逸話・・・?ホラーをご所望か、分かった
「輪切り地蔵」
下野の戦国大名、那須家の家臣に佐久山義隆という武将がいた。
彼は武勇に優れ家中での評価も上々。更に妻に当時、那須家で発言力を誇った
大田原資清の娘を娶るなどまさに順風満帆であった。
しかしながら1563年に義隆はうずら狩りに出かけた所を境が峯で何者かに襲撃され討たれてしまう。
この暗殺事件を起こしたのは資清の息子である大関高増、福原資孝、大田原綱清の3兄弟で
義隆の才を警戒しての犯行であったともいわれる。
程なくして義隆の妹の半学姫も殺され、義隆の妻は兄弟の非情の行いに涙しつつ、
尼となり旦那と義妹を弔いながら一生を終えたという。
そして後年、義隆の遺臣の子孫達によって3つの地蔵が境が峯に置かれ、義隆、義隆の妻、
半学姫の無念を鎮めるべく作り置かれたのである。
この地蔵はしばらく所在が分からなかったが、現代になってある郷土史研究家が発見したところ
非常に薄気味悪い状態になっていた。
3つの地蔵はそれぞれがおおよそ自然に割れたとは思えぬ形で体が一部が輪切り」にされており、
まるで3人の無念が呪いとなって地蔵に現れたかのような状態だったのである。
見る人を不安にさせるこの地蔵を見て地元の人たちも「まだ供養が足りぬ」と思い、
3つの地蔵を更に手厚く供養すると新たに立派な供養塔を建てたのであった。
969 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 23:12:30 ID:vj95kYP0
>>968
ゾクッとした。これは、怖いな…。
971 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 00:19:06 ID:aQkSbS3E
>>968
地蔵が3人と聞いて一瞬3兄弟のことかと思ったけど、そっちでも怖いしw
でも殺された3人の地蔵を輪切りにしたのが3兄弟の仕業だったら、病気入ってるし
当時の人々が供養した後も恨みが残るのは珍しいですね
(普通は供養しておしまいな気がします)
974 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 00:28:02 ID:DYlr/8te
大田原3兄弟自体は悪い事しまくってるがみんな天寿をまっとうしたがな
975 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 08:20:29 ID:uVGTUt79
>おおよそ自然に割れたとは思えぬ形で体が一部が輪切りに
普通に考えれば、由来を知らない奴が面白半分でやったことだろうな
976 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 09:54:08 ID:dJN8cUwg
でも石の地蔵を輪切りにするには、それなりの道具や技術がいるよね
977 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 10:19:26 ID:Wvt44oqe
時代は下がるが江戸時代中期には被害者が卑劣な手段で殺された印として
墓標の一部を切り取る風習があったらしい。
国定忠治だか清水次郎長が殺害した人物の墓にそんなのがある。
986 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/11(金) 18:11:44 ID:9lsy11dp
>>968
将来、これも怖い系の昔話として地域で語られていくんだろうか
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コメント
人間七七四年 | URL | -
単純に同じ石から作った地蔵で、石英層かなんかの剥離しやすい層があっただけなんじゃなんじゃないかな
と、身も蓋もない事をかんがえてしまった
( 2009年12月12日 00:17 )
人間七七四年 | URL | -
>袈裟懸け地蔵
一刀両断されたお地蔵さまの伝説も、意外にそこら中に
ある気がします。
( 2009年12月12日 21:46 )
人間七七四年 | URL | -
そういえば、これも外道三兄弟のしわざったんだな・・・汚い、実に汚い
( 2010年05月08日 15:29 )
人間七七四年 | URL | -
ttp://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/100824/tcg1008240208001-n1.htm
…うは
( 2010年11月16日 00:23 )
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