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黒田長政と十八の少年

2009年12月25日 00:28

486 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/24(木) 22:25:14 ID:w3qzOQDt
黒田家の家臣、小河藤左衛門は罪を犯して牢の中にいた。当然、刀はない。
時々、罪人になった小河の世話をしに、小河が可愛がっていた十八の少年が来ていた。

ある日、小河は少年に
「私は重罪を犯したゆえ、死罪は間違いない。だか、その前に切腹すれば
面目が立つ。頼む、刀をここに持って来てくれ」
と言った。そして少年がこっそり刀を持って来ると、小河は喜んで切腹した。

事態に気付いた役人が少年を問い詰めると少年は
「かつての主人が難儀していたので、私が刀を持って来ました。いかなる
処分も受ける覚悟です」
と答えた。役人はこの次第を黒田長政に伝えて少年の始末について伺いを立てた。

すると長政は不機嫌になった様子であった。
「お前がそこまで分別のない男とは思わなんだ。私はお前を買い被っていたかな?」
「…は?」
「罰せらるのを承知で、元主人に忠節を尽くすような者を罪人として扱う
としたら、それはお前の誤りである。見所のある少年ではないか」
その後、長政は少年をすぐに元服させ、要職につかせまでしたという。




487 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/12/24(木) 22:52:37 ID:Pycn5hbV
>>486
重臣一同「我々の諌言こそ真の忠節なり。これだから殿は…」

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