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南部信直の葬儀と猫塚

2009年12月27日 00:17

526 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/12/26(土) 10:46:21 ID:kc0sJDVg
慶長4年(1599)、南部信直は福岡(現在の岩手県二戸市)で息を引き取った。
その葬儀を行っていたところ、突然風がゴウゴウと吹き出し、
砂塵を巻き上げながら黒い雲が下りてきて、殿様の棺が空中に舞い上がってしまった。
辺りは真っ暗で、天地も見えない。
「これは祟りか、鬼の仕業か!?」一門家臣は驚き慌てた。
僧侶たちが必死に読経をするものの、一向に変化はない。
家臣団は近所の神社から神主まで引っ張ってきて加持祈祷をさせたが、
棺はプカプカと空中に浮かんだままである。

そこで一人の若い和尚が呼ばれた。
和尚が数珠を繰り念仏を唱えると、たちまち風雲は収まり、殿様の棺が静かに
地面に下りてきたので、葬儀は無事終わらせることができた。
信直の子・利直は和尚に深く感謝し、和尚に引き出物をたくさん持たせ、寺領も30石与えた。

和尚が家に帰ると、和尚の帰りを寺で待っていた母が不思議な夢の話を始めた。
これより少し前のある夜、母の夢枕に和尚が子供の頃から可愛がっていた
30歳にはなろうかという老猫が現れ、こう話したという。
「今までずいぶんお世話になりました。
 私もようやく御恩に報いることができる機会に恵まれました。
 和尚様は出世なさるでしょうが、私はもう寿命もないので、これにてお暇をいただきます。」
その日からトラは寺から姿を消した。
和尚は、一連のことは全てこのぬこのおかげであろうと思い、
寺の鬼門にあたる森の中に猫塚を築き、その霊を崇めた。

浄法寺町のインター近くの福蔵寺というお寺には本当に猫塚というものがあるらしい。
殿様の葬式が庄屋の娘の葬式になったりと、いろんなバージョンの話が伝えられているようだ。
個人的には北爺が腰を抜かしてないか心配になった。

527 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/12/26(土) 10:51:30 ID:kc0sJDVg
スマン、トラってのはぬこの名前な。



528 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/26(土) 11:27:49 ID:iCsmT+VD
南部信直「おのれ妖猫め、ワシをダシに使いおったな!」
いやまあ、それは冗談として、世話になった礼を返した義理堅い猫ですなあ。

529 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/26(土) 11:39:09 ID:gdwMsE/T
それ
大店だか庄屋だかの娘のバージョンがあるね
昔、まんが日本昔話でやってたよ

どっちが古いのかなあ

530 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/12/26(土) 11:40:49 ID:gdwMsE/T
ゴメン
最後まで読んでなかった

531 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/12/26(土) 13:36:51 ID:T2t0Wtig
九戸政実の祟りだな

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    うちのぬこも、そろそろ猫耳美少女に変身して
    俺に恩を返してくれても良いんじゃないかな?

  2. 人間七七四年 | URL | 6Q0aW8YQ

    老猫が死体を持ち去るなんて、まんま妖怪の火車の仕業じゃないか

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