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堀秀政と湯漬けと小倉主膳

2010年01月07日 00:04

堀秀政   
758 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 18:59:27 ID:Oe5gUBV5
堀秀政の家臣に、小倉主膳と言う者がいた。

秀政が居城にあったある時、次の間にいる者達の名を呼ばせた。
ところが小倉はその時次の間から少しばかり他所に出ていたので、この呼び上げから
外れてしまった。

秀政、「次の間にいる者たちに湯漬けを振る舞え」と命じ、膳を用意させたのだが、
その場には当然のように、名を呼び上げられなかった小倉も出てきて膳の前に座った。
秀政は驚いた。「なんでお前いるの!?」秀政、この事に妙に不愉快になった。

やがて給仕係がそれぞれの膳に、湯漬けを配膳して回るのだが、これが小倉の前に来たとき
秀政は給仕の者に向かい「たわけ者には食わせるな!」と言いつけた

そこで給仕の者、配膳を止め立ち上がろうとした。が、その瞬間小倉はその者の
手を抑えつけると

「そのままま湯漬けを置いていくのだ!置かぬというのならそなたと刺し違える!
だいたいあのような、武士に恥をかせるような仰せに唯々諾々と従うのは、
武士の道ではないだろう?」

と、引き止めた。

秀政はこれを見て、「あいついい根性してるな」と却って感心し、その後小倉に加増をした
とのことである。


正直いい話なのかなあ?とも思うが、まあいい話として伝えられているのでこっちにw




759 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 19:09:34 ID:OdORZ3B/
いい悪い以前に、現代人からするとわけわからんw

760 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 19:35:46 ID:Oe5gUBV5
>>759
正直書いた自分も、現代語に訳しながら良くわからなかった。
非常に苦労したw

まあ基本的には、呼ばれもしないのに出てきた小倉に秀政がむかついた、ってだけの話で、
それに小倉が「殿の命令でも、人々の面前で武士に恥を懸かせるような事は
良くないから聞かなくていいよ」、って秀政の前で言い放ったのがいい話、だとは思うのだがw

761 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 19:38:27 ID:a1cbga9K
食い意地張ってるようにしか見えんw

762 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/01/06(水) 19:58:00 ID:2xtqCF3f
>>760
最近の中間管理職は人前で
叱責するのが普通だから
サラリーマンには違和感ありまくりだろ。

763 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 20:24:34 ID:CbqeHQK9
そりゃ人前で叱責しないと何もしてない無能にしか見えんもんな、今は

764 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 21:05:44 ID:P9XYlbql
秀政も何かちっちゃいなw

765 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 22:10:47 ID:I1dSw7ia
>>760
理不尽な叱責には上司といえども喧嘩するくらいの気概があれば、
パワハラや職場イジメやすぐ仕事止めてしまう若い奴らも少なくなるというところで、
逆に現代人が学べるところもあると思った。
仕事しないで怒られて逆ギレとかでは駄目だけど

766 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 22:25:41 ID:OdORZ3B/
>>765
当時の武士は基本的に「自分の土地」を持っていました。
だから、何があっても究極的には生活に困ることは無いんで、主君に大きくでられた。

江戸時代や現代会社員の、サラリーを完全に抑えられている状況と一緒にするのはNG

767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 22:36:04 ID:I1dSw7ia
>>766
確かにそうだね。
まぁ、でも現代でも組合員になるとか、頭の良い奴は抵抗の手段を時代に合わせて考え出すわけで。
行き過ぎると権利だけ要求するタカリ屋になるんだけれど。
当時をそのままではなく温故知新として参考にするという観点のレスと思ってもらえれば

768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/06(水) 23:24:29 ID:jcsXx5Hu
その辺、頭いい上司はパワハラとか退職勧奨ののやり方も考えるべなw

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    なんか意外だ、もっとスマートな怒り方するかと思ってた

  2. 人間七七四年 | URL | -

    Q太郎さんから見たら食い意地の張った意地汚い奴に見えたのかも知れん。

    呼ばれてもいないのにちょこんと座る小倉もよく分からんが。
    「ああ次の間にいた奴ってことは俺もだよな」と思ったってことかな。

  3. 人間六七四年 | URL | -

    あれって「ひさたろう」って読むんじゃないんだ・・・。

    まあそれはともかく。
    当時湯漬けというのは儀礼式典の意味が強かったから食い意地がはってた、というよりは家中の儀式に参加できない=疎外される=リストラの足音が、だったから「俺にもよこせ」ときたのではないか、と愚考してみる。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    レスの最後の方が現代の悪い話しなっていて笑った。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    こう不景気だと、どう頭使っても下っ端労働者が割を食っちゃうよね。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    次の間にいた者達に湯漬けを振舞ったのは、多分慰労なんじゃないか?
    何か仕事があって次の間に詰めていた。

    でこの小倉という人は持ち場である次の間を離れていたんじゃないか?

    だから、堀秀政は「(持ち場を離れてるような)たわけ者に湯漬けはいらん」と、言っと、ところが、この小倉某は「面子が潰れるから食わせろ」って押し切ったって話じゃない?

    この時代、どうやって面子を守るかってことに命を賭けてるわけで、
    面子を守る力は、いわば能力であったり美徳だったりするわけで、
    堀秀政も「タイシタヤツダー」と感心した。ってことなんじゃないかと推測してみる。


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