一字拝領
昭和中期にシスコン的な手紙で
それまで「よしみつ」いや「よしあきら」だろうと
諸説あった鮭様の呼び名論争に終止符が打たれた。
さらに後年
「與 光 義光(花押)」(光の字を与える よしあき)
という紙まで見つかってしまっては
それまでの最上家臣団の定説とまで言われていた名前の「読み」までが変わってしまった。
大山内膳正光隆みつたか
楯岡甲斐守光直みつなお
松根備前守光広みつひろ
氏家左近丞光氏みつうじ
江口五兵衛光清みつきよ
寒河江肥前守光俊みつとし
坂 光重みつしげ
坂 紀伊守光秀みつひで
坂 光房みつふさ
志村九郎兵衛(光清)みつきよ
志村伊豆守高治(光安)みつやす
野辺沢宮内少輔光昌みつまさ
向田八郎左衛門光之みつゆき
「みつ」→「あき」で呼び直し
氏家守棟が最上義守の一字拝領だから
わかるっちゃあわかるんだが。
911 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 23:31:05 ID:8csEUUv2
でもそれだと高師直がコウモロナオじゃなくてコウモロタダにならね
913 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 23:38:32 ID:2Kysx8tf
>>911
前田慶次郎利益(まえだけいじろうとします)みたいに
「慶ニ」「利太」「利増」と書かれてる書物が多ければ判明も楽なんだけどね。
コメント
人間七七四年 | URL | -
一字拝領って、あくまで文字を拝領するのであって読み方は自由なんじゃないかと思ってたんだが、
読み方も拝領しなきゃいけない物だったの?
( 2010年01月12日 02:58 )
名無しさん@お腹いっぱい。 | URL | -
たしかにな
わしばちくぜんになっちまうもんな
( 2010年01月12日 04:00 )
人間七七四年 | URL | JalddpaA
秀吉名義で「はしば ちくぜん」(全て平仮名表記)の文書があったので読みは間違いないとは思うのだが、秀吉のは勝手に丹羽と柴田から頂戴しただけで、拝領とは別な話じゃね?
( 2010年01月12日 07:44 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
一応羽柴性に関して補足。羽柴性は、ハッキリと誰が名付けたかは未だに分かって居ない。
秀吉自ら二人にあやかり、信長に許可を貰ったとも有り。信長が自ら考えて推挙したとも有り(後者は余り有力視されてない模様)。
ちなみに、何故丹羽性が先かと言うと。織田家臣団を現した詩が元との説あり。
木綿藤吉・米五郎左・掛れ柴田に・退き佐久間の順番ですね。なので丹羽性が先。
(但し、この詩が当時作られたかは不明なので、あくまでも一つの説です)
( 2010年01月13日 06:06 )
人間七七四年 | URL | -
ややこしいのが寒河江良光
たぶん「よしみつ」だと思うけど
( 2021年05月12日 22:37 )
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