721 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 21:21:32 ID:K9Yu3fc6
本山氏と共に長宗我部の土佐統一の障壁となった安芸氏の話。
安芸国虎は一時は長宗我部を大いに苦しめたものの、矢流の合戦で破れ安芸城を包囲されてしまった。
国虎は夫人を実家の一条氏に送りかえしたのち、部下の命乞いの為に自刃する。
このとき国虎が妻子を送らせたのが、家老の黒岩越前だという。
安芸城の落城後、長宗我部元親は越前の武勇を惜しみ彼の元に配下の吉田重俊を向かわせたが、
彼は「主君が寂しがっている」とだけ言い再び安芸に戻ったという。
全てを察した重俊は越前に一人の部下を伴わせた。
越前が自刃する際、介錯をするものがいなければ困るだろうからである。
果たして黒岩越前は主人の供養を済ませた後、自刃した。
彼の墓は浄貞寺にあり、今も主君の傍で眠っている。
本山氏と共に長宗我部の土佐統一の障壁となった安芸氏の話。
安芸国虎は一時は長宗我部を大いに苦しめたものの、矢流の合戦で破れ安芸城を包囲されてしまった。
国虎は夫人を実家の一条氏に送りかえしたのち、部下の命乞いの為に自刃する。
このとき国虎が妻子を送らせたのが、家老の黒岩越前だという。
安芸城の落城後、長宗我部元親は越前の武勇を惜しみ彼の元に配下の吉田重俊を向かわせたが、
彼は「主君が寂しがっている」とだけ言い再び安芸に戻ったという。
全てを察した重俊は越前に一人の部下を伴わせた。
越前が自刃する際、介錯をするものがいなければ困るだろうからである。
果たして黒岩越前は主人の供養を済ませた後、自刃した。
彼の墓は浄貞寺にあり、今も主君の傍で眠っている。
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コメント
人間七七四年 | URL | -
タイトルが分かりにくいけどコメント0はかわいそうないい話だ
( 2013年12月30日 16:19 )
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