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『解決屋勝重』

2010年02月11日 00:12

765 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 08:50:54 ID:VE07m/gw
『解決屋勝重』

大坂冬の陣が起こるちょっと前の、慶長十九年(1614年)6月。
朝廷で猿楽の興行があったそうな。
さて、此処に招かれたものの中にとある者がいた。
名を吉岡又三郎といい、武蔵との対決で有名な吉岡憲法の一族である。

この又三郎が禁門をくぐる時に何か粗相をしたのか、雑色に「無礼者!」といわれ棒で打たれた。
カッとなった又三郎、一瞬の内にその雑色を斬って捨てた。
これにおさまらないのが、そのほかの雑色諸氏。
次々と前後左右から又三郎に打ちかかるも、又三郎はひらりひらりとかわしながら、雑色諸氏をどんどん斬り捨てていった。
どうやら剣の腕は本物だったらしい。

あれよあれよと大騒動となった時に、警固担当の板倉勝重京都所司代がついに解決に乗り出した。
解決には定評のある、あの勝重さんである。
今回もスマートな解決をしてくれるに違いない。

ところが彼は「禁裏を血で汚すとは、この無礼者が!!!」と言い放つや、

 自 ら 刀 を 手 に し て、

討ち取ってやろうと意気込んだ。
いつものスマートさはどこいった、勝重。
(怒って当然だけどw)
それを見ていた側近の太田忠兵衛、上司の暴走を押し留めるや解決に乗り出した。

一対一で対峙する、忠兵衛と又三郎。
二人がにらみ合った、その時!



……又三郎が何かにつんのめってコケた。
片膝をつく又三郎に、忠兵衛はこう諭す。

「倒れたものを斬る気はない。立つがよい」

なかなかカッコいいことをいう男である。

又三郎は安心して立ち上がろうとし、


地面から片膝が離れた瞬間、忠兵衛に斬り捨てられましたとさ。

いい話か悪い話かわからなかったが、まとめでスマートな解決屋と言われていた勝重さんの(血の巡りが)いい話ってことで。
もしくは太田忠兵衛の機転のいい話。
(血生臭いから悪い話な気もするがw)




766 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 09:50:37 ID:Y5YWJjzE
>>765
さすがの板倉さんもやはり三河武士だったということかw

767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 10:03:40 ID:NEYQSu5/
膝が離れた時点で既に立っている、油断するのが悪い

ということか

768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 12:01:08 ID:ew3VIK6o
>>765
現代の総合格闘技でも両膝をマットにつけてる状態の相手の顔面に蹴りを入れるのが反則というルールの試合で、
立ち上がり際にぶち込んだのがいたな。
膝を付いてたか、付いてなかったかで試合後揉めた筈。

770 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 13:30:29 ID:rO2GXv7G
卑怯だらけの戦国時代だったのに、江戸時代から現代まで正々堂々が正しいと
思われるようになったのは権現様のおかげなのか。


771 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 13:56:42 ID:IB7FnLqh
儒教を広めた成果だな
ただしその後に、兵学で謀略の扱いに苦慮することになったが

773 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 14:08:05 ID:LQCrDXJY
>>765
冷静沈着な京都所司代のイメージが音を立てて・・・w

775 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 14:42:57 ID:Gxh7x2wD
>>773
めんどくさい担当奉行(所司代)に何をお求めか

776 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 16:10:18 ID:OpWwx50q
キレる直前までは冷静沈着です


777 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 16:15:15 ID:b/ozhLNY
市松もキレるまでは冷静沈着たよ!

778 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 16:22:36 ID:shhyOjo/
酒飲ませりゃ一発よ

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    体勢を崩してたのにも関わらずスキがなくて、もし斬りかかってたら返り討ちにされてただろうって
    太田忠兵衛が語った後日談があったと思うんだがカットされてるな

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >>※1
    ごめんね、引用した本にそれ書いてなかったんだ。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    奉行肌の板倉さんも、人を切るだけの腕前は備わってたのかと思ってしまったw

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