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二木善右衛門の交換条件

2010年02月22日 00:04

723 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 14:07:14 ID:E6M1W57A
天文19年(1550)7月、小笠原長時は三村氏の裏切りにより武田晴信(信玄)に深志を奪われ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2314.html)、
重臣・二木氏の居城、中塔城に逃れた。

たちまち城は武田軍に包囲され、城方の二木善右衛門が討って出たが、その乗馬を見て、
飯富虎昌の配下が声をかけた。
「やあ、見事な馬だな。相応の金を出そう、その馬、売らぬか?」

信濃の山城に棲む猿に名馬は必要なかろう、という挑発である。これに善右衛門は、
「売らぬでもないが、金など要らぬ。物々交換と行こうか。」
と答えた。
「そうか、何と交換する?刀か、具足か、それとも篭城ゆえ兵糧か?何でも良いぞ。」
応じた飯富配下の言葉に、善右衛門は続けた。
「ならば、武田晴信と裏切り者の三村の首をもらおうか!この二つと交換ならば、名馬と言えども
安いものよ!」
「何という悪しき言い草じゃ!」と怒る飯富配下に善右衛門、
「いいや、少しも悪口ではないぞ?三村の首あらば我らの遺恨は晴れるし、晴信の首あらば
貴様らは逃げ去り、馬無きとて深志まで悠々と帰れよう。道理を申したまでじゃ!」

これに腹を立てた武田軍から矢を射かけ、篭城戦が始まったが、この後も逆上して心理戦で
敗れた武田軍は、援軍もない小城の攻略に半年(一説に三年)を費やすことになる。


相手が小笠原流家元の家臣とはいえ、古臭い前哨戦(?)で勝てなかった武田さん家の話。
武田だって名門なんだから、こういう軍記物っぽい口の回る話って残ってないですかねー?
内藤修理さんのナゾナゾ話は内輪のヒマ潰しだしなぁ。




724 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 14:10:39 ID:1NBNh4yQ
自分から挑発しかけてんのに上手く返されて逆ギレって恥ずかしいよね。

725 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 14:31:43 ID:aFnw/4Ot
口合戦に応ずるなって指示出す大名が…

726 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 14:56:29 ID:Hxk2nMBa
>>723
日本の伝統、言葉戦いはおもしろいなぁ。

727 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 16:12:54 ID:ckUbeTrf
信長「殺して奪い取ればよかったものを」

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