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甲斐姫の本当の剛勇は

2010年03月01日 00:08

甲斐姫   
315 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 13:31:37 ID:MqoNSTqV
忍城篭城戦で大活躍したとか言われる成田氏長の娘、甲斐姫。
実の所、真田勢に破られた城門を取り戻すべく、援軍を率いて真田勢に横槍を入れ、自ら首級数個を手に入れた。
という程度(それでも十分スゴいかも知らんが)で、決して一人無双状態ではなかったようです。

この娘の本当の剛勇は忍城ではなく東北の地で発揮されていたのです。

関東仕置き後、蒲生再生工場に預けられ会津に居た成田氏長、一万石の好待遇で福井城という城を任された。
葛西一揆、九戸の乱など、落ち着かぬ情勢の中、工場長と共に転戦を重ねる毎日だった。
留守を預かるのは氏長の妻にして太田三楽斎の娘、太田氏。
前妻の娘である甲斐姫との関係も良好で、城内には何の問題もないかに思えた。

しかし、城主氏長の留守を狙って、ある時謀反が起きる。
兵を挙げたのは何と、目付けとして蒲生から福井城に出向していた浜田兄弟。
自分達が謀反を起こさないかと見張りにつけられた、その見張り番が謀反を起こしたのだ。そんなコトは想定外だ。
不意をつかれた太田氏は無残に殺されてしまう。

慌てた留守居の者達は逃げ惑い、甲斐姫を伴って城から落ち延びる。
浜田兄弟は氏長や蒲生の援軍が来るまでに十分な迎撃の用意をするつもりであったし、背後には伊達政宗の援助があったとも言う。
彼等に勝算はあったのである。
……ただ一つだけ、彼等兄弟に誤算があったとすれば、甲斐姫の存在であった。
甲斐姫は父の援軍など待ってはいなかった。
福井城を脱出した兵達をまとめ上げると、自らがその小勢を率い、敵の手に落ちた福井城にUターンを仕掛けたのである。

これは完全な奇襲だった。
勝手知ったる福井城。成田勢は縦横無尽に暴れ回り、甲斐姫自らの刀で義母の仇、浜田弟を討ち取り、首謀者である兄も
手傷を負って捕らえられたと言う。


浜田兄弟の謀反が成功していたら、一揆鎮圧の軍から蒲生勢が外れる事になり、更にまーくんとの挟み撃ち……
なんてコトにもなったかも。
東北情勢泥沼化の危機を救った甲斐姫の武勇のお話。




318 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 14:10:33 ID:cjkn1Xj9
>>315
成田記だけはガチ

319 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 14:13:08 ID:0T5uYgAL
まぁ中国とかだととても人間がやったと思えないような逸話とか結構あるが、
その類だよなw>甲斐姫

個人的には師匠への持て成しに妻だか子供を料理して食わせたってあれが一番マジキチだと思ったw

321 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 14:18:05 ID:cjkn1Xj9
>>319
すごいといえば項羽本紀の項羽、リアル戦国無双そのもの
司馬遷はっちゃけすぎ

322 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 14:25:03 ID:iyENjrlt
漢王朝にチンコ切られたせいなのか知らんけど司馬遷は項羽大好きだからw

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    >漢王朝にチ○コ切られた司馬遷
    そりゃ末代まで祟る気にもなるわさw

  2. 人間七七四年 | URL | LkZag.iM

    >>319
    中国の人間離れしたトンデモ逸話に匹敵するような部分、甲斐姫にあったか?
    別に忍城でも福井城でも、敵に単身で斬り込んだワケじゃねぇんだし。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    成田記には「単身で敵陣に突っ込んだ」ってニュアンスで書かれてる。
    どうも関東の軍記物は鎌倉時代のころのを忘れられないようだね。

  4. 名無し隊員さん | URL | -

    でも当時の女性が、武装した上で一隊を率いて切り込みってだけでも大したもので。
    それも、天下様の大群で後方物見遊山ではなく少勢、
    つまり大将(自分)も実働人数のうちに数えるような少数だから、本人も実働or実働の可能性あり、で突っ込んでる。。

    おまけに
    >甲斐姫自らの刀で義母の仇、浜田弟を討ち取り
    とあるから、浜田弟は手負いで面前に引き出されたのかもしれないけれど、
    少なくとも止めはこの女の仕業と考えていい。
    おそろしや。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    現代女性だとしても大したもんだけどな
    (むしろ基礎体力は戦国時代の女性の方がある)
    現代の軍隊事情では、女性の隊長を頭にどんぱちに飛び込むことはまず有り得ない
    女性自身に十分な戦闘能力があってもまずそういう配置にされない

    巴御前やこの甲斐姫といい、いつの時代でも草薙素子さんみたいなメスゴリr…
    勇敢な女性は必ず何人かいるけど、却って現代の方がそういった存在が顕れにくい社会になってるのかもね

  6. 人間七七四年 | URL | -

    この武勇伝もすごいが、そのあと秀吉の側室になったっていうのもすごい話

  7. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.


    つまりは某少佐の様な凄い女性では有ったけど、確かに美貌は備わってたって事かな?

  8. 名無し隊員さん | URL | -

    そういうこと。
    天下の秀吉が愛でるほどの器量はあった、と。

    それも秀吉が特に希望して、なら、方向性としては炉ry

  9. 人間七七四年 | URL | JalddpaA

    淀君みたいな美丈夫だったのかしらね?甲斐姫

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