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畳の縁に、についつい腰をかけてしまった三河者

2010年03月17日 00:08

323 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 01:10:04 ID:O1oku6FB
三河者は面倒くさい。それは空気を呼吸するのとおなじくらい自然なことだ。
三河松平氏を戦国大名として発展させ、周辺にも大きな影響力をおよばせた松平清康が、家督を継いで
間もなくの頃の事である。

ある時、岡崎において能の興行があった。清康は縁の上から、松平一門は白洲に畳を敷いてこれを見物した。
ところが清康の家来のある者が、清康の叔父で松平一門の有力者である松平信定の畳のへりに、
信定がまだ来ていない折についつい腰をかけてしまった。

間の悪いことにそれを遠くにいた信定が見てしまい、「わしの桟敷に腰をかけている奴は何者か!?
あいつを降ろしてこい!」と使いの者を行かせた。

「内膳(信定)様が畳から降りるようにとおっしゃってます、急いで降りてください。」

「ああ、ここは内膳様の畳だったのですか、そのような事は知らず、つい考えも無く腰を降ろしてしまいました。
しかしお言葉が無くてもお姿を見かけたらここを降りるつもりです。良くわかっています。」

使いの者はこれを報告したが、信定は怒って

「わしが行こうが行くまいがすぐに降りれといっているのだ!降りないようなら無理にでも降ろしてこい!」

なんだか電車の優先席に座っているのを、注意された若者と注意した人との言い合いのようである。
とにかくまたまた家臣に使者が行く。しかし家臣、今度は頭に来た

「重ね重ねのお使いは迷惑だ!降りないと言ったのならともかく、『わかりました見かけたら降ります』と言っているのに
この様にされるとは!ここはご主君の目もあり同僚たちもこれを見ている!侍たるものがかように何度も使いを出されて
一人でこの場を去るようなことをすれば、あとあとどのように評判されることか、考えただけで赤面する思いだ!

もし強いてここから去らせたいと言うのなら、恐れ多いことだとはわかっているが、私の立場もお考えになって
内膳殿もこの場をお立ちください。私はそのお供をして去りましょう。
例え首を撥ねられても、断じて私一人だけではこの場を降りません!!」

こう言い放って、能が終わるまでとうとうその場を立たなかった。


まあこの人この後清康に呼び出されて、叱られると思ったら「お前の方が正しい」とかなんとか言われて
三河衆が感動して「俺たちの面倒くささを清康様は解ってくれた!俺たちは一生清康様に付いていくぜ!」って
いい話になるんだけど、ここまでなのでこっちにw




324 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 01:17:48 ID:HGrQINti
んな事やってるから信定に暗殺されるんだよ清康

325 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/16(火) 01:41:09 ID:MvwUEAYK
清康さんかっけーw
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コメント

  1. 御神楽 | URL | dvUYBDnY

    何なんだよこいつらもうw

  2. 人間七七四年 | URL | Aszvn8R.

    今初めて信定に同情した

  3. 人間七七四年 | URL | vD4bkYiA

    本当、めんどくせぇ…って台詞が出てくるぜ

  4. 人間七七四年 | URL | -

    あぁめんどくせぇ・・・

  5. 人間七七四年 | URL | -

    電車の優先席じゃなくて、他人が買った指定席に居座ってるのを注意されてゴネてるようなもんかと
    まったくめんどくさいw

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