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渡辺作左衛門と腕の治療・いい話

2008年10月30日 00:06

966 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 14:24:45 ID:H31Aixsz

藤堂高虎の家来で、有名な渡辺勘兵衛の甥に、作左衛門という者がいた。

彼は大阪冬の陣の折、戦闘の際、脈のところから手を斬りおとされた。
医師がこれを見て

「これは場所が悪くて治療が難しい。いっそのこと二の腕か肘であれば簡単なのだが…」

と、つぶやくと、作左衛門はたちまち脇差を抜いて、肘のまがきより打ち落とした。

「これで治療できるだろう。すまんが先ず、血を止めてくれないか?」

平然と言う作左衛門に医師は驚き呆れたが、これならば気遣いありません、と治療をした。
高虎は後でこれを聞き、理屈ではそのとおりだがとても出切る事では無いと、
作左衛門に二百石を加増した。



967 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 14:27:26 ID:Rxd0sbES
これは・・・関羽の骨の手術も聞いてて痛そうな話だが負けてないな

968 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 14:27:57 ID:Ii4uavnG
>>966
すさまじい武勇伝だな。
高虎の話通りなら、当時の武士でもさすがに自分の腕を切り落とすなんて自傷行為はさすがに
そうそう出来るもんではないという事か…

969 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 14:40:16 ID:qI2xRrhU
腹は切れても肘切れぬとはこれ烏賊に

970 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 16:11:24 ID:jQYY1yuP
その状態で冷静に狙い通りに切れる胆力がすげぇ。

971 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 16:44:29 ID:df5qnN99
手首の動脈は皮膚近くまで出てるから脈を取ったりするのに便利なだけで
肘の付近にも動脈はしっかり通ってたはずだが

972 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 16:59:10 ID:1qKERXvU
切られ方が悪くて止血しにくかったとかじゃね

973 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 17:02:42 ID:SjBnZi5e
>>966
「いい話」というより「怖い話」だな
敢えて言えば「度胸のいい話」

974 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/29(水) 22:44:39 ID:L7Tnb6CI
>>966
>これならば気遣いありません

これならば気違いありませんと斜め上読みしてしまった
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