FC2ブログ

松永、明智の様な曲者

2010年05月28日 00:00

41 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 22:21:58 ID:5BPzrD+7
慶長四年(1599)1月、伊達政宗、福島正則らと姻戚関係を結ぶ徳川家康に大阪の奉行達が反発、
大阪と伏見の間がにわかに険悪になった頃のこと。

石田家家老、島左近は主君三成に対し、

『相手の出方を見るようでは遅い!今すぐ兵を上げ家康を討ち取るべきです!』

との進言をした。が、三成は

「そのような無計画な事では、たとえ家康を討ち取ることに成功したとしても、その後
大きな混乱を巻き起こす可能性がある。」

と、聞き入れなかった。
それでも左近は自分の計画を重ねて主張したが、その時ちょうど来客の知らせがあり、三成は座を立った。

後に残された左近をはじめとした石田家の重臣一同の内、樫原彦右衛門はため息を付いて左近に語りかけた。

「島殿のおっしゃったこと、私はすべて同意です。

今、ふと松永久秀や明智光秀の事を思い出しました。彼らはそれぞれ自分の主君を殺した、類稀な逆臣ですが、
しかし両人とも、決断すると言うことをよく知っている者達でした。

もし彼らが長らえて今の世に生きていれば、この膠着した状況の打破を頼むのですがなあ。」

そんな戯れを言って、島とともにその座を去ったのだと言う。


この少し後に左近が柳生宗矩に言ったという
『今の世に松永、明智の様な曲者はおらぬ』
の元ネタがこれであったらしい。

樫原彦右衛門、松永、明智を例に出して主君の決断の遅さを嘆く、の一席。




42 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:15:12 ID:IzNXnTMS
三成さんの決断の遅さを嘆いてたのかな~
寧ろ慎重すぎる性格を嘆いてるような・・・

43 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:09:16 ID:Cha3xjij
三成の思考が、どうしても天下の奉行から脱却できないことを嘆いたんだろうね
家康を殺せば未曾有の大混乱が起こることは、左近達だって分かってるわけで

44 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:41:49 ID:p2WivJve
また戦乱の異世界にしたかったんだろう
左近もラスボスも両方とも正解とは思えない

45 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:46:37 ID:orei5h4/
ラスボスだと・・・??
スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    でも後先考えずに決断後、案の定失敗した人達を参考にしてもねぇ~。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >松永久秀や明智光秀
    >もし彼らが長らえて今の世に生きていれば

    結局、両者とも失敗しているわけで、
    暗に戦略眼の狭い島を諭しているのでは?
    「謀反に成功した彼らは、どうして今はいないのでしょうかね?」と。

    実際、柴田勝家は秀吉に戦術面では勝ちながら、
    前田利家に先は無いと見限られて敗北してるしね。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    そろそろ決断力だけはある常陸のあの人がアップを始める頃だな

  4. 人間七七四年 | URL | -

    >常陸のあの人
     忍たま乱太郎の上級生に「決断力のある方向音痴」と評される生徒がいたっけ。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/4219-efccdda8
この記事へのトラックバック