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知恵伊豆、拷問への見解と気遣い

2010年07月01日 00:00

14 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 12:45:41 ID:nBwo0y8g
江戸南町奉行、神尾備前守元勝が、上司である老中松平信綱の屋敷を訪ねた時に、こんな事を聞いた
「罪人に対して、取調べに拷問を行うべきでしょうか?」

しかし信綱、これに直接答えようとせず
「いよいよ詮議を煮詰めるように」

とだけ言った。

このやりとりを聞いていた他の人が奇妙に思い、別の機会に信綱に問いただした
「備前守殿が拷問の良し悪しを聞いてきたのに、『いよいよ詮議を煮詰めるように』とだけおっしゃったことは、
どうにも心得難いものがあります。あれは一体どういう事なのでしょうか?」

信綱、これに
「取調べのさい、詮議が不十分で吟味が行き届かないからこそ拷問などに頼ることになるのです。
よく詮議をしてその案件の全てがはっきりとすれば、どうして拷問などを行う必要があるでしょうか?
すなわち、拷問を行うのは奉行に才能が無く詮議が不十分だと告白しているようなものです。
拷問とは、奉行の恥というべきです!」

「では否と答えておけば…」

「いいえ、私は備前守が奉行所で拷問を行っているのかどうかを知りません。
仮に拷問を行っているのであれば、あの時多くの同席の人がいる前で、彼に恥をかかせる事になってしまいます。
そのような事があってはならないと考え、あのように答えたのです。」

今の世の中でも通用しそうな、知恵伊豆の気遣いのおはなし。




15 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 13:07:25 ID:zammfWff
鳥居「いよいよ詮議を煮詰めるように」

ざわ……ざわ……

16 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 16:09:12 ID:0ujWVFEh
信長「炙ってみよう」

17 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 19:59:15 ID:imJ+AmEF
詮議って、足利義詮の息子辺りにいそうな漢字の名前にしか思えなかったんで・・・煮詰めろとか、ぱっと見では怖すぎた
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    義詮の息子というか、斯波詮直の親戚って感じだな。>詮議

  2. 人間七七四年 | URL | -

    長谷川平蔵「いいこというなぁ」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    鬼平は漫画版で「あいつどうもあやしい」ってだけでギュウギュウ締め上げてたからな

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