政治的?なお話(下)前田利家と上杉景勝の不仲

2010年07月14日 00:01

840 名前:政治的?なお話(下)[sage] 投稿日:2010/07/13(火) 00:05:31 ID:4uzCUcA4
越後の上杉景勝と加賀の前田利家は、景勝が上洛を果たしたばかりの頃は隣国同士ということで交流があった。
しかしその後、何とは無しに疎遠になって行き、天正の終り頃には席次を巡り、騒動を起こすほど仲が悪くなっていた。
( http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1622.html )

「…が、大大名同士の不仲は、世情に関わる。一度会見して関係を修復したい、というのが景勝様の意向です。」
筆頭家老の直江兼続を使者として送って来た景勝に、利家も応えた。
「よかろう。殿下に、伏見城の山里丸をお借りする。そこで一席設けるゆえ、景勝殿と会おうではないか。」

数日後、二人は『利家と土方雄久の茶席に、景勝がフラリと来た』設定で会見し、利家は最後には景勝に刀、
同行していた兼続に小袖三枚・道服一枚を進呈し、気持ち良く別れた。

その夜、前田家家老・村井長頼のもとに使者がやって来た。
「こんな遅くに、どなたかな?」
「上杉家の者にござる。これは、ささやかながら主君・景勝から。」
使者は小袖三枚・道服二枚を置いて去った。同じく徳山則秀のもとにも使者は訪れ、小袖三・道服一を置いていった。

二名は翌日、この件を利家に報告した。「うーむ、返礼にしても多すぎるのう。お返しのお返しをせねば…」
利家は上杉家に再び小袖を送ったが、
「景勝様は、左様なマネは不要、と申されております。」兼続に、そっけなく突き返されてしまった。

やむを得ず、利家はみずから上杉屋敷に出向き、景勝に礼を述べた。景勝は利家を歓待し、利家に脇差を進呈した。

利家「アレ?これって立場が逆になっただけで、フリダシに戻ってねーか?」
村井「ですよねー…」
利家「…なんで上杉と疎遠になったか、思い出したわ。」
村井「遅せーッスよ!!」




841 名前:奇矯屋onぷらっと ◆SRGKIKYOUM [sage] 投稿日:2010/07/13(火) 00:10:25 ID:Qx8e1Ymp
上手い話だ。
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    そもそも不仲になれたり関係改善できる程、景勝が喋ってる姿を想像する事が出来ないw

  2. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    直江の通訳が正しいのかどうか、時々不安になる

  3. 人間七七四年 | URL | -

    そもそも景勝と仲良くできる人ってどんな人なんだろうか?
    勝頼とは仲良しだったらしいけど。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    「直江山城の通訳は過不足無き名訳である、と殿は申されております」

  5. 人間六七四年 | URL | -

    >※1番へ
    多分景勝が喋ってたんじゃなくて直江が喋ってたんじゃないかと。

    >※4番へ
    自画自賛じゃねーか

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