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結城弥平次と三木半太夫

2010年08月05日 00:00

294 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/04(水) 06:55:33 ID:2mnPCtjx
一方、少々時間は戻って古橋の戦場。

部隊が壊滅し、組織的な抵抗が出来なくなっても、次々に味方が討たれて行く中で、
「JESUS」の前立ての兜を付けた弥平次は狂った様に矢を射続ける。
既に周囲に残る味方はわずか数人。もうダメかという時、敵の攻撃の手が止んだ。

敵の武将らしい一人の男が騎馬で進み出て、
「ワシはこの軍の大将、三木半太夫と申す!先程からの戦いぶり、敵ながら見事なモ
ノである!その前立てを拝見するに、キリシタンであろうか、是非名乗られよ!」
「某は摂州岡山城主、結城山城守の甥、ジョルジ弥平次と申す!仰せの通り、キリシタンである!」
弥平次が言葉を返すと、半太夫は即座に馬から下りて弥平次に歩み寄ると、鎧の上から
羽織っていた虎皮の上着を脱ぎ、弥平次の肩に掛ける。

「キリシタンなら命を無駄にするな!ワシの下に降って欲しい。なに、そなたを罪に問うようなコトはせぬ。
我が殿から責めがあったとしても、ワシの命ある限り、そなたには指一本触れさせぬ!」

半太夫もまた、キリシタンだったのである。
三木軍に投降した弥平次は、まるで賓客のような扱いを受けたと言う。
家族への手紙に書いた通り、数日で解放され、攝津に無事帰るコトが出来たと記録されている。


……基本的にはいい話として良いと思うんだケド、討ち死にした挙句、弥平次の遺体と間違われ、更には
埋葬もされずに捨てられちゃう味方の兵隊さんがあまりにもカワイソス。
しかも、「この死体がある一人の異教徒のモノだと思い至った」から彼等は教会から逃げ出したとか。
仲悪かったにせよ、知り合いの遺体だったのかよ!遺族に引き渡すくらいしたれよ!




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    間違われた人カワイソス

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