284 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/03(火) 23:03:13 ID:IJogXbEH
天文9(1540)年、織田信秀の支配下にある尾張国津島神社で一騒動が起こる。
神主の紀広長が借金を重ねた末、たまりかねて退転してしまったのである。
当時の津島神社が貧窮していたとは思えないから、広長自身が何か問題を起こしたのかもしれない。
その上、広長は自分の屋敷と土地、つまり神主の財産を借金のカタに渡してしまった。
「徳政令があっても、子々孫々まで約束は守ります」という証文までつけて…
さすがに信秀が事態の収拾に乗り出した。
信秀は津島の村々に
「神慮のことからしてまずい」とか「彼の借金や質物は心得たので」とか自らバックアップを表明。
かなり必死な感じで、広長帰還を受け入れてくれるよう説得している。
結局、広長の復帰はかなったらしいが、津島神社の財産が差し押さえられるという異常事態は半年も続いた。
ちなみに、天文22年。
再び広長は借金をこしらえたらしく、部下の禰宜と前後して信長の世話になっている。
どうやら懲りなかったらしい。
天文9(1540)年、織田信秀の支配下にある尾張国津島神社で一騒動が起こる。
神主の紀広長が借金を重ねた末、たまりかねて退転してしまったのである。
当時の津島神社が貧窮していたとは思えないから、広長自身が何か問題を起こしたのかもしれない。
その上、広長は自分の屋敷と土地、つまり神主の財産を借金のカタに渡してしまった。
「徳政令があっても、子々孫々まで約束は守ります」という証文までつけて…
さすがに信秀が事態の収拾に乗り出した。
信秀は津島の村々に
「神慮のことからしてまずい」とか「彼の借金や質物は心得たので」とか自らバックアップを表明。
かなり必死な感じで、広長帰還を受け入れてくれるよう説得している。
結局、広長の復帰はかなったらしいが、津島神社の財産が差し押さえられるという異常事態は半年も続いた。
ちなみに、天文22年。
再び広長は借金をこしらえたらしく、部下の禰宜と前後して信長の世話になっている。
どうやら懲りなかったらしい。
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コメント
人間七七四年 | URL | -
これが主君が藤堂高虎だったら、
バクチで借金→給料減らす
女に貢いで借金→裏門から蹴飛ばして追い出す
な訳だが、天魔王はどういう反応したんだろうねぇ?
( 2010年08月05日 00:11 )
| URL | -
織田の武士に金を貸してくれててその武士の討ち死にとともに不良債権になったから織田家として強く言えなかった説
( 2010年08月05日 13:38 )
御神楽 | URL | dvUYBDnY
信長はこういう時案外甘い顔するから。
( 2010年08月06日 01:02 [Edit] )
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