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そんなある日の勝茂さん

2010年09月07日 00:02

883 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 04:35:11 ID:X5PW3iS5
悪いスレでは少々情けない感じで描かれてた鍋島勝茂ですが。

ある時、鍋島勝茂が領内の白石という地で狩りを行った。
ところがその日は朝から非常に寒い日で、あまりの寒さに辟易した勝茂、近くの民家
に避難。

「突然のコトで申し訳ないのだが、この寒さに難儀している。暫く火に当たらせても
らっても良いだろうか?」

この家の老婆は突然の殿様の訪問にもまったく動じず、
「今朝はひとしお冷えますからのぉ、これでは流石のお武家様方もたまらんでしょう。
さぁさぁ、どうぞご遠慮なく温まってくだされ」

暫く老婆と談笑しながら火に当たると身体も温まってきた。
勝茂は老婆に丁寧に礼を言って家を出る。

が、その時、勝茂を見送りに庭に出てきた老婆の目付きが変わる。

「何をしとるかっ! その米は佐賀の殿様に差し上げる米じゃぞ! それを踏みつけに
するなど無礼にもホドがあるっ!」

そう、庭に出た勝茂、ついうっかりと、ゴザに広げられた年貢米を踏んでしまったの
である。
激怒した老婆は箒を手に、勝茂の脚を力一杯打ち据えた。

慌てて飛び退いた勝茂は、
「これは申し訳ないコトをしてしまった。許してくれ」
と何度も頭を下げて帰って行った。

その後老婆の家は名字帯刀を勝茂から許され、白石の名主として取り立てられたと言
う。


勝茂さん、この時は身分を隠していたのかなぁ。婆さんは絶対に相手がお殿様だと理
解してないよねぇ。
農家の婆さんに殴られても、素直に自分の非を認めて頭を下げる。それどころか婆さ
んには褒美まで下さる。
そんなある日の勝茂さん。






885 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 06:31:57 ID:wR2diGfo
>>883
いい話だ。いい話なんだが、
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-4129.html
同じような失敗を二度繰り返すなんて、勝茂さん進歩なさすぎだろw

886 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 09:09:36 ID:1tTF8/dK
>>883
たまたま見た水戸黄門で同じような話しやってたなあ
そのときはお忍びで出歩いてたご老公と光茂だったけど

892 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 18:00:45 ID:fdNGqKlG
>>885
こういうのが度重なって経験してる辺り、勝茂って殿様らしくない風貌や貫禄だったんだろうか

893 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 18:35:03 ID:nf/RiBCw
竜造寺→鍋島への主従入れ替わり初期の方だから
「殿様(鍋島)を殿様と思っていなかった」可能性もあるかもね
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | LmMdU2V.

    黄門様が米俵に腰掛けてばあさんに追いかけられる(後で正体が分かってばあさん腰抜かす)
    って話が茨城の民話の定番の1つなんだよな。
    多分、ばあさんに追いかけられるのは、権現様依頼の血だなw

  2. 人間七七四年 | URL | -

    身なりは立派だったろうし、上士には見えたんじゃないかな。それで「佐賀の殿様」に直接仕えてるはずの武士が、年貢米をおろそかにしたので余計に腹立たしかったんだと想像。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    戦場なら、俵に座ったりもするだろ。
    ここで、
    キレて村を焼き打ちとかしないのが、
    さすがは泰平な江戸時代だなぁ、と。

    ノブの足を殴りに行く勇気のある奴はいない。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    信長なら領民には優しいし笑って許しそうだが

  5. 人間七七四年 | URL | LkZag.iM

    「笑って許す」かは解らんが、本心からの正論なら納得する予感。
    ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-556.html とか

  6. 人間七七四年 | URL | -

    「水戸黄門(第五部24話)」なら光圀(東野英治郎)、鍋島光茂(森繁久弥)という夢のキャストで米俵に腰掛けて、老婆に折檻されています。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    若い頃の黄門様じゃなくて良かったね

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