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仁義なき毛利家・有田合戦の粟屋源次郎

2010年12月10日 00:00

951 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 23:27:35 ID:22qowhUG
毛利元就が安芸武田氏を討ち、一躍中国地方に知られるようになった有田合戦でのこと。
元就の家臣、粟屋源次郎は奮戦して兜首を取り、井上兄弟に続いて本陣に意気揚々と引き上げようとした。
しかし運悪く途中で流れ矢が股に当たり、足を止めているうちに後ろから十四、五人が本陣に駆け込んで来た。

何とかこの集団と一緒に本陣に入った源次郎は、首帳をつけていた元就の祐筆に、
粟屋源次郎、三番首なり!」と宣言したが、祐筆は本陣に入って来た順番通り、源次郎を七番目とした。

「おう!合戦の首帳は、坊主や尼が台帳つけとるのとは、訳が違うわ。よーく目を開いて確かめんかい!」
源次郎は詰め寄ったが祐筆は、
「さあ?戦場を見通せぬ拙者としては本陣で見たものが全てゆえ、ここに来た順番通り記録するのみです。」
と答えるのみだった。

「なんじゃとワレっ!!」
激怒した源次郎は首帳をもぎ取って引き裂き、筆入れを奪い取ると祐筆の顔面に叩き入れ、突き転ばした。
ようやくの事で立ち上がった祐筆は、顔が流血と墨でまだらになっており、それを見た諸士は手を打って笑った。

見かねた元就の、
「本陣での事なので、仔細はわしも分かっておる。まだ戦の最中とて、ひとまず論争は止め、敵を切り崩せ。」
という言葉のおかげで、ようやく諸士は再び敵軍に向かって行った。





956 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/12/09(木) 06:52:27 ID:exNxDjFx
>>951
股を射ぬかれてるのに、何でこんなに元気なんだw
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    戦国時代の人間と我々現代人では肉体強度と神経が大いに異なると思われ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    戦闘中に首持ってきて帳面につけてもらってはまた戦場に戻って、だったんだ。
    そりゃ信長も桶狭間の時に首は置き捨てろって言うわ。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    >それを見た諸士は手を打って笑った
    コレ、笑う部分だったんだ・・・。どう見ても被害者だろうに。
    相手が悪かったな、この人。


  4. 人間七七四年 | URL | -

    元就様、もっとちゃんといさめてくだされ。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    これは祐筆が悪い。
    前線で命懸けで戦って帰還した人間に
    「頑張ったでしょうけど、帰ってきたのが遅いっすわ。
    しゃあないっしょww帰って来た順番て決まりだからwwww」
    と言われたも同然。
    斬り殺さなかっただけでも偉いよ。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    周りの人間がフォローしないのが悪いのだろ?
    この人は、事実を書き込むのが仕事であって、その事実とは順番だ。

    行き成り後になって「俺3番だから」とか言っても、周りが認めなければ
    意味が無い。それを行き成り暴力振るった挙句、周りも見て笑ってる・・・。
    元就の止めない悪い話ですよコレ。

  7. 人間七七四年 | URL | KAms/y7Q

    ※6
    毛利家は当時の諸大名家の中でも特に国衆の力が強かった家だから
    元就様も止めるに止めにくかったんじゃない?

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