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三河一向一揆、大久保忠世と本多九郎三郎

2011年01月22日 00:00

329 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/21(金) 00:31:34 ID:K9+ECi2O
三河一向一揆での話である。
永祿6年(1563)11月25日、土呂と針崎の一揆勢は上和田へと押し出した。
これに岡崎の徳川家康は自ら出陣、両軍は激突したが、しばらくして一揆勢は敗勢となり
妙国寺の方面への逃げ出した。

これは一揆勢の罠であった。

彼らはわざと逃げ出し追い来た徳川勢を、針崎の森に置いた伏兵をもって討つ、
という作戦であったのだ。いわゆる捨て奸(すてがまり)である。

さて、この撤退する一揆軍の殿を務めていたのが、本多九郎三郎という侍であった。
これを徳川軍の大久保忠世が見つける。忠世と本多九郎三郎は、古くからの友人であった。
忠世、本多を追いかける。本多も忠世の姿を認めると引き返し、「勝負!」
互いに打ち戦った。しかし勝負がつかず

「寄れや!組もう!」
「心得た!」

互いに武器を投げ捨て、組み合いを始めた。
上に下にと揉み合っていたが、本多のほうが力優っていたか、忠世はついに組み伏せられた。
大久保忠世、絶体絶命!…と、忠世、本多に向かってこう言い放った

「いかに本多殿!忠義に背き、一揆に与するのみならず、昨日や今日までの朋友の
よしみを忘れ、私の首をとって、一体誰の見参に入れようというのか!?」

本多九郎三郎、これを聞くと

「確かになあ…。お前のような友人を討ち取っても、感状を得るような事ではないのだ…。」

と忠世を引き起こした。すると二人、

「くくく…」
「あっはっはっはっは!」

互いに大いにうち笑い、そしてまた、左右に別れた。


ちなみに一揆勢の捨て奸だが、家康がいち早く、一揆勢の逃げ方がおかしいと気づき
「追い打ち無用!深入りするべからず!」
と命令を出したためその計略も虚しくなり、妙国寺から土呂、針崎へと引き上げたそうである。
そんな、三河一向一揆でのヒトコマ。




330 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/21(金) 00:42:33 ID:xMtPNWWs
三河一向一揆が腰砕けになったのって、三河武士は一向門徒である以前に三河武士であったという
ただそれだけの理由だよな

331 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/21(金) 00:43:37 ID:89GZHsF0
三川武士は一向宗以上にめんどくさい戒律があるからな

332 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/21(金) 00:55:17 ID:snAnfnoR
大久保なんて名前を見ただけで面(ry

333 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/21(金) 03:23:17 ID:8lGyJpFP
確かに大久保一族は皆三河武士濃度高いよな

335 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/22(土) 12:23:55 ID:8bWr5mnx
一向一揆に参加した本多衆は、大久保忠世の仲介で徳川家に復帰するんだよね
もちろん正信さんもこの中に入ってる
このときは仲良かったんだけどなあ

336 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/22(土) 13:38:53 ID:JHn6gVjb
現代社会と同じだね
会社が小さい頃は力が弱いから生き残るために社員が一丸となって頑張るけど、
会社が大きくなって余裕が出てくると社員が増えたり派閥が出来たりして軋轢が生じ始める
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    捨て奸じゃなくて釣り野伏せじゃないのか?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    別にいいじゃん
    三川よりは

  3. 人間七七四年 | URL | -

    捨てがまりは殿チームが死ぬまで踏み止まって戦い続ける遅滞戦術だろ。

    ※1さんの指摘通り本文中のは釣り野伏せじゃなかろうかね。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    一揆勢にアッテンボローがいなくてよかったな

  5. 人間七七四年 | URL | -

    はい、銀英伝ネタはここまで!!

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ぐだぐだだなあ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    >「くくく…」
    >「あっはっはっはっは!」
    >互いに大いにうち笑い、そしてまた、左右に別れた。

    めんどくさい、というより、三河武士演じる青春ドラマのヒトコマですた。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    忠世「車変えたのか?」
    九郎三郎「いいや」
    忠世「車変えただろ?」
    九郎三郎「いいや」
    忠世「パワーが違うよなあ」
    九郎三郎「ダッシュもさ・・・」
    九郎三郎「ガソリンを変えただけだ・・・レーサー100に!」
    忠世「くくく…」
    九郎三郎「あっはっはっはっは!」
    互いに大いにうち笑い、そしてまた、左右に別れた。



  9. 名無しさん@ニュース2ちゃん | URL | 0Q3WCu86

    所詮一揆だからなあ。
    武士の死に場所ではないよなあ…。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    レーサー100とか懐かし過ぎる。
    あの頃の日本は景気よかったなぁ

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >8・10両氏
    思いっきり懐かしい過ぎて噴いちまったwww
    外国人男性2人組と、日本人カップルのverありましたな。
    (80年後半~90年前半の記憶がある人限定の話だねw)

  12. 人間七七四年 | URL | -

    おお?宮城谷の小説にもあったエピソードだけど、史実だったのか!

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