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“♪鹿児島の館 快い館 お盃賜る 琉球で語ろ・・・”

2011年02月16日 00:01

801 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/02/15(火) 10:25:08 ID:CZFhRDCk
語り継ぐ

「さんさいさま、さんさいさま!おうたをうたってくださいな。」
「おう、よしよし!さて、何の唄が良いかな?」

養女のお三にせがまれた三斎こと細川忠興は、快く求めに応じた。
「いつもの、さつまのうたがききたいです!」
「いいともいいとも。この唄はな、わしの古い友達に教えてもらった唄なのだよ・・・」



http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-4768.htmlの後、
細川忠興は上洛して来た島津家一行の中に、新納忠元の姿を認めた。

「忠元殿、いつぞやは。」
「これは忠興殿!・・・・・・そうでしたか、あの旗印は、幽斎殿のものではなく、忠興殿でしたか。
小牧の戦いで、徳川軍相手に水際立った殿軍ぶりを見せたという勇士に、無粋な物言いをしてしまいました。」

恐縮する忠元に、忠興は素直な感謝の気持ちを述べ、以後二人は互いに宴会等に招きあう昵懇の仲となった。



“♪鹿児島の館 快い館 お盃賜る 琉球で語ろ・・・”

琉球の使節が薩摩での歓待ぶりを本国でも語ろうという筋の隆達節は、ある席で忠元が唄ったものだという。
のちに忠興の孫・細川立孝の正室となったお三(源立院)は養父の面影を懐かしみ、この隆達節と
それにまつわる話を、家臣たちに語った。

お三の語りは家臣たちによって「細川家記」に収録され、忠興と忠元の交誼を現代に伝えている。




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    越中守様も「まともな」武蔵守様も、ふつーにかっけー。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    こう言う爽やかな逸話を見ると、本当に細川さんは奥さん絡まないと、まともで教養ある武将って感じですね。二人とも格好良いです!

  3. 人間七七四年 | URL | -

    薩摩の田舎者なのに、小牧の、
    それも局地戦のこと知ってんだな。

    知り合いの息子、だから?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    そこまで忠興を狂わせるガラシャってすごい。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    薩摩の人間でも京都にパイプがある人間はいる。
    デニーロさんは教養があるから、畿内にもつながりがあって、それ経由で知ったのかも。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    子供にお歌を歌って聞かせる三斎様に和んだ。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ほのぼのしみじみと良い話

  8. 人間七七四年 | URL | -

    玉「ワタシ的にはダンナとは殺伐としてたほうが楽しいんだけど…(v-238)…ね」

  9. 人間七七四年 | URL | -

    島津家は近衛家とのパイプが強い

  10. 人間七七四年 | URL | -

    一方で家臣に対して歌を歌ったお隣さんは・・・

  11. 人間七七四年 | URL | -

    養女が孫の正室になるってことは叔母と甥で結婚てこと?

  12. 人間七七四年 | URL | -

    三才「わが家中にも良き歌詠みがほしいのう。そうじゃ、そこの庭師、『歌仙』と呼ばれとうないか?」

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