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豊臣秀吉、鳥居元忠の嫡男を縁組させる

2011年03月17日 00:00

352 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/03/15(火) 22:49:27.84 ID:rvcmuil8
徳川家康麾下の鳥居元忠といえば、三河衆の中でも特に無骨な侍である。

家康が関東に移る少し前のこと、その鳥居元忠豊臣秀吉に呼ばれた。
元忠に官位を与える、というのだ。

元忠、これを聞いて
「私は無骨な田舎者にて、この身もまた、このように片端であります」

と、諏訪原城攻めで銃弾に貫かれたため、まともに動かなくなった左足をさすった。
そして

「こんな体たらくですので、叙爵などしていただいても殿下のお役には立ちません。
どうぞその件は、御免下されませ。」

と、断った。
だが秀吉は、そんな鳥居元忠を強く気に入ったらしい。少し後で再び元忠を呼び寄せ
こう提案した

「彦右衛門尉(元忠)よ、おぬしの嫡子新太郎を羽柴下総守(滝川雄利)の娘(養女・生駒家長娘)と
縁組させその養子とするのだ。その上でわしが召し使おう」

滝川雄利は羽柴性を頂いた秀吉の直臣大名である。その娘を、陪臣に過ぎぬ元忠の息子に娶せ、
天下人たる秀吉の直参としようと言うのだ。大変な栄誉であり出世であろう。が、これにも元忠

「我が愚息をもって下総守殿の息女と縁組せるということ、これは仰せに従いましょう。
…ですが、その息子を殿下に召し仕えさせるということ、これはお断り申す!

この元忠の家は、先祖以来徳川譜代相伝の家従の者であり、それは子孫へと伝えていくものです。
他家に奉公仕る事の出来るものではありませぬ!」

結婚は認めるが秀吉に仕えさせるのは御免被る、というのだ。
半ば秀吉の顔を潰すも同様である。しかし秀吉

「鳥居が申すところ、道理である」

とあっさりその条件を認め、滝川雄利の娘を鳥居新太郎(忠政)に娶らせた。

やはり秀吉は、元忠のような無骨で主家への忠誠の塊のような男が、心底好きだったのであろう。
そんな事を感じさせる、鳥居元忠豊臣秀吉のお話。





354 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/03/15(火) 23:34:50.63 ID:pELZY6x7
ここでラスボスさんが切れちゃうと自分の器が小さくみえるからそういうことはしないんだろうね~
まぁ、これが直臣だったら後で・・・
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    自分もこういう譜代が欲しかったんだろうな

    信長も秀吉も三河者に寛大だったのは、自分のところに無いものへの憧れがあったんだと思う

  2. 人間七七四年 | URL | -

    関羽に惚れ込んだ曹操と通じるものがあるな

  3. 人間七七四年 | URL | -

    でも、秀吉ともあろう人が「三河者の特徴」を知らない訳無いだろうに、
    どうして取り込もうとしたんでしょうね?どう考えても断られるだろうに。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    鳥居△

  5. 人間七七四年 | URL | -

    数正の成功体験とか

  6. 名無しさん | URL | -

    三河者中毒
    面倒くさい反応を定期的に得られないと禁断症状が出る

  7. 人間七七四年 | URL | -

    たまたま家康が当てたけど、
    家臣個人個人をよーく考えると、
    ものっすごく小者だよね。


    だからノブも秀吉も許したんじゃない?

  8. 人間七七四年 | URL | -

    その小物臭さも三河武士の魅力

  9. 人間七七四年 | URL | -

    そこまでディスるのなら、逆に誰が大物なのか聞きたいな

  10. 人間七七四年 | URL | -

    小者揃いだとわかっていたから、
    譜代の石高は低いんだろうか。

    いきなりでっかくあげても、
    経営能力もなさそうだしね。

  11. 人間七七四年 | URL | -


    彦左や忠次とか、内政に功績残した人いっぱいいるじゃん
    なんで小物なんだろう??

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