氏政・氏照の最期

2011年04月04日 00:00

474 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/04/03(日) 11:29:59.15 ID:LinmCTPt
氏政・氏照の最期

豊臣秀吉による小田原攻めは、北条家の領国を相模・伊豆のみとする条件で講和が成った。
秀吉は証として氏政をはじめとする北条一族に城から出るように申し付け、最初は渋っていた氏政らも、
榊原康政の説得により城下の田村安柄の館に移った。

当然、そこに待っていたのは講和の会談などではなく、北条家の取り潰しと氏政・氏照の死罪という通告であった。
秀吉は家康に
「我らが遥々ここまで来たのは、北条家を根切りする為である。ここで奴らを許してしまえば、前の言葉は無かったに等しい。
氏直は家康殿の聟であるので死罪は許そう。氏房・氏邦・氏規も同様で良い」
と告げ、家康も同意した。

北条家側への検使として中村一氏・石川正久らが向かったが、余りも痛ましい裁定に言葉を発せずにいたところ、
その様子をみた氏照は全てを悟った。
「これだけの方々が参られたのは、我らへの切腹の催促であろう。それでは沐浴の暇を戴きたい」


その後、氏照は家臣の、氏政は弟氏規の介錯で切腹して果てた。

左京大夫氏政
雨雲の覆える月も胸の霧も はらいにけりな秋の夕風
吾が身今消とやいかに思ふへき 空より来たり空に帰れば

陸奥守氏照
吹くと吹く風な恨みそ花の春 もみじの残る秋あればこそ
天地の清き中より生まれきて もとのすみかに帰るべらなり

その首は石田三成に下知して京都に運ばせ、一条戻り橋に架けられた。




476 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 12:14:05.35 ID:27VEjGwZ
氏政さんは氏規さんの介錯なのか・・・;;
お互いどんな気持ちだったんだろ

477 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 12:45:07.04 ID:hO08aX5+
今度横浜に出張するとき小田原で降りて城を見るとするか
墓もあるんだよな確か

478 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 12:48:25.91 ID:RfRE4p6G
>>474
この2人の辞世の句好きだ

479 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 13:41:31.85 ID:CYe+9vZf
>>477
これがそうなの?ってくらい地味だった

480 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 13:59:54.15 ID:e4Uxizmp
>>474
大道寺を切腹させた件といい、尾藤を処刑した件といい、小田原合戦あたりの秀吉の逸話は
えげつないものが多いな。
それでも氏直は後に織田信雄の大坂の旧宅を宛がわれているし、督姫も大坂入りしているので
あるいはそこそこの大名として復帰する目もあったんだけどね・・・

>>479
鈴を結ぶと・・ってやつだよね?

481 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 14:51:50.71 ID:cEzvIEtO
>>476
正直なところ、介錯人が氏規で大丈夫なのだろうか…
斬首のプロか剣の達人でも無い限りは一撃で首は落とせないものだし
何度も木こりみたいにエッサエッサと首を斬ったんかな
戦国時代の介錯って時代劇で見るのとは大分違ってたとも言うし
氏規も別な意味でやりたく無かっただろうな

505 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 22:29:49.39 ID:fQBHq4jZ
>>479
気付かないであの辺の商店街ぐるぐる廻ってたw
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    氏政、氏照両方とも氏規が介錯したって書いてある本も多いな

    北条兄弟は同母兄弟なんだよな
    他人に斬らせるよりはいっそ自分が、ってことなんだろうか

  2. 名無しさん@ニュース2ちゃん | URL | 0Q3WCu86

    いや、戦国武士なら嗜みとして首くらいは落とせるだろ。
    葉隠だったかに「地面を斬るつもりで振り下ろせば失敗は無い」って書いてある。
    首の皮一枚残すとか言わない限り、真剣振り慣れた人なら普通に出来るはず。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2 首を落とすってことは 脊椎(背骨)の頚骨を切り落とすって事
    池波正太郎の首切り役人が主人公の小説では その脊椎の分類の中で頚椎7個胸椎12個腰椎5個が重なって構成されている
    その頚椎と頚椎との間の椎間板(緩衝材的な役)をその首切り役人というかプロは見極めると書かれているが・・・
    ぶっちゃけ マッサージ師である私はまったく見極められないwww
    強いて言うなら女性でガリガリな人ならわかる程度
    なんで相当に厚手の日本刀でもって頚椎ごとビュンとぶったぎったんじゃないか?っと想像するんだけど・・日本刀に詳しい人おせーて

  4. 人間七七四年 | URL | -

    たしかに首の骨の隙間を斬るんだけど、
    解剖学的な知識はなくて、ただ経験から導き出されていることに、医者出身の渡辺淳一が驚いていたな。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※1さん
    忠誠心をはかるのと同時に兄弟を斬ったという負い目を持たせたかったんじゃないでしょうか?

    それと、こういう公式の場での切腹だと、事前に介錯人にこの辺りに振り下ろしなさいと教えてくれる年寄りがいるもので、見届け役が指導したこともあるとか何かで読んだ。

    非公式の場だと、鎖骨から刃を差し込んで止めをさしたあとで首を切ったとか。

  6. 人間七七四年 | URL | sO.jHPec

    二人の辞世の歌、いいなあ…

    >空より来たり空に帰れば
    >もとのすみかに帰るべらなり

    同じことを詠んでいると思うけど表現の違いがまた綺麗だ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    この後、その場で氏規も自害しようとして徳川家臣に抑えられたんだったな

  8. 人間七七四年 | URL | -

    いかんなあ 辞世の句読むと泣けてくる
    特にこの二人の辞世の句はかなりクる

  9. 人間七七四年 | URL | -

    >>1
    >>5
    ふと思ったが
    ラスボスなら氏直に氏政の介錯をさせるとという可能性があったわけで…
    まだ、まし・・・なのか?

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