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秀吉、丹羽長秀に「天下の替り持ちを」と

2011年04月09日 00:00

532 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 23:09:22.94 ID:uz9MhTJD
有名な話ではありますが

天正11年(1583)の賤ヶ岳の後、秀吉に協力した丹羽五郎左衛門尉長秀は、越前、加賀に123万石と言う大領を得た。
が、その頃から長秀は病と称し領地にひきこもり、大阪の羽柴秀吉のもとに現れることが無くなった。

秀吉はこれを大変に気にした。「本当に病なのだろうか?もしや領地が少ないと不満なのではないだろうか!?」
そこで密かに、重臣の蜂須賀彦右衛門正勝を長秀のもとに派遣した。

正勝は長秀に対面すると、秀吉の言葉を伝えた

『お具合はいかがでしょうか?あなたから受けた御厚恩は今も大変重く受け止めています。
そうではありますが、未だ紀州あたりの情勢も不穏であり、これらについて、相談のご相手になって頂けないでしょうか?
今後もあなたから、ご指南ご指図を承りたいのです。

聞くところによすとご病状も、少々良くなられたとのこと。早々に御上洛なされることを、お待ちしております。』

しかし長秀これに
「病状が未だ心もとなくてな。このまま国元で療養いたす。」
とだけ返事をした。

この報告に秀吉は大いに困惑した。秀吉のもとには中国や筑紫、あるいは佐々成政などの不穏な知らせが
次々と入ってきている。ここで丹羽長秀の支持を失えば、それに対応できないどころか、ようやく打ち立てた
彼の天下もたちまち崩壊するだろう。秀吉は起請文を書くと、それを蜂須賀正勝に持たせ再び長秀のもとに遣わした。

今度正勝の伝える秀吉の言葉は、こうであった

『今、私が天下を得たのは、ひとえに五郎左衛門尉(長秀)殿のおかげです。である以上、この上は天下を、
五郎左衛門尉殿と代る代るに持つ形にしたい、と考えています。

あなたが上洛されれば、その後のあなたの領地に秀吉が入りましょう。秀吉は大阪の城と天下を、あなたに
お渡しいたします。

互いにあれほど苦労して得ることが出来た天下です。それを他のものに渡すようなことに成れば、
惜しんで余りありません。
五郎左衛門尉殿に私が仕え奉れば、もはや日本国中に天下に望みを持つものは居なくなるでしょう。』

この書状に秀吉の起請を添えて、正勝は長秀に差し出した。

丹羽長秀はこれに涙を流して感激し、

「病気は嘘ではない。だが、早速上洛しよう。」

と、ついに病躯を押しての上洛を決意した。


秀吉、丹羽長秀に天下変わり持ちを提案する、というお話。





533 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 23:14:51.37 ID:mOu2UEhf
>>532
それにしても、こういう天下持ち回り的な話あちこちで聞く気がするけど他になんかなかったっけ

535 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 09:29:07.81 ID:130sayDZ
ラスボスは、長重さんにひどいことしたよね^^

536 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 11:06:58.77 ID:UquHEpbj
>>535
でもそんな経験があったからこそ維新まで大名家として存続できたんじゃないかな

538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 11:45:21.73 ID:ncElJvKB
>>533
> それにしても、こういう天下持ち回り的な話

ちょっと違うかもしれんが、明智光秀が本能寺の後、細川幽斎に「信長を殺したのは
貴殿の嫡子の忠興に天下を譲るため」云々と言ったりしてたな。

539 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 12:14:03.46 ID:pYeLNEMs
自分が苦労して天下取ったのに
他人に差し上げる気前のいい人が
世界にどれだけいると言うんだろう

540 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 13:55:45.47 ID:fZOsZYf6
>>539
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジュゼッペ・ガリバルディ

漫画みたいな人生だw

541 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 17:12:30.20 ID:3c2S7Cau
明智さんの場合はほとんど衝動的な感があったからどうもね
未来に向けた投機的な謀反っつーより身を守るためにやむなく、な雰囲気がぷんぷんする

542 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 17:42:50.51 ID:VvgPg4X9
>>540
戦国武将全員が束になってもかなわないような、世界的の最もかっこいい人の
ひとりに挙げられるような人を持ち出すのは反則すぐる…

543 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 18:00:37.91 ID:4oPFt5zP
ガリバルディも進軍途中でマフィアの歓待を何日も受け続けたせいで
敵の反撃準備が整ってしまい停戦せざる負えなくなったとかお茶目な逸話持ちの人間だけどな

544 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 20:47:20.16 ID:iVINYNpW
人間味溢れてるけど、武将として、指揮官としてはちょっと…って人
天 庵 様 じゃん

545 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 20:52:26.68 ID:3c2S7Cau
>>543
地元勢力との政治的折衝だったんじゃないのか?西洋史はとんと暗いからよくわからんが

546 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 21:55:10.81 ID:tGCj7Pay
>>544
ちゃうわい。ヘタリア兵を率いて、イタリア統一のために無敵の快進撃を続けた男だぞ?
国のために死ぬ気なんてかけらもないヘタリア兵がガリバルディの為ならば、と戦い続けたという。
獅子に率いられた羊の群れは、狼の群れを殲滅しうる。

547 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:05:47.20 ID:/bDl+/Iz
>>544
イタリア統一の立役者と
戦えば必敗のマイナー武将天庵をなぜ比較しようと思った

548 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:15:04.81 ID:j3W3+VK2
仙石が率いた四国の狼の群れ…orz

549 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:19:19.01 ID:AesPBHMR
天庵様&仙石「いくさ働きならまかせろー」

菅谷&長宗我部「やめてっ!!!」

550 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:24:03.34 ID:u/5fdK6S
東海一のファンタジスタも忘れないで!

551 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:44:33.65 ID:qUwChzvx
統治者としてはアレかもしれないが(正確には未知)、統率者としては有能。

宇喜多さん家の秀家クンかな?ガリバルディ

552 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 23:05:59.42 ID:O+wR8Jqr
普通に考えて、日本の戦国大名が束になってもガリバルディの戦績の足元にも及ばない

553 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 23:06:50.51 ID:iVINYNpW
>>546
え、無敵じゃないよ
南米での戦闘ではよく兵に逃げられたり、北イタリアでゲリラ戦を展開しようと
したときには三千人が百人にまで減ったりと、さほど有能ではない。人気もあるし功績も大きいのは認める
比較はすまんかった
スレチだからもうやめるけど

554 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 23:07:24.86 ID:4oPFt5zP
ID替えながらレスしてる変な人がいるんでしょ

555 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 23:08:20.77 ID:UQn7Is00
つまり大関三兄弟の仕業か

556 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 23:46:06.34 ID:3c2S7Cau
なるほど、大関の仕業かw

562 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 05:06:29.93 ID:bZa0qSFJ
>>548率いてるのが猪だもの…

564 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 06:00:58.48 ID:MyPCL0Zk
>>548
四国勢自体が上方勢に比べて弱いってのもあると思うが。
三好勢は上洛初期の信長に挑んでは跳ね返されての繰り返し。
長宗我部は秀吉が出るまでもなく秀長が粉砕。

565 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 14:18:10.42 ID:roc95oOj
三好勢は機内に覇を唱えた頃の屋台骨がボキボキ折れてた状態だったし、
長宗我部は能力以前の問題。あの時期の羽柴軍にまともに対抗できる勢力なんて存在しねーよ
それに四国勢の能力と仙石の戦術の稚拙さは関係ないわけで

566 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 20:07:27.14 ID:8+1wWy2b
>>564
秀長さんは、四国勢と戦ったとき、発情した雌馬を放たれて、
戦線が大混乱したという逸話があったろ。一方的に粉砕とまでとはいかなかったかも

569 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 23:53:21.80 ID:+LQAt3lX
>>564
その四国勢に仙石はボコボコにされて淡路に引きこもっていたわけだが

570 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00:16:12.00 ID:aATYM/kH
>>566
その逸話は四国じゃなく播磨の方の話じゃなかったっけ?

571 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00:50:59.93 ID:aX2N2eIv
大勢は確かに秀吉側だったろうけど案外てこずってなかったっけ?
思いの外長引いたから秀吉が出張ってこようとして、それを思い止まるよう秀長が手紙を送ってたような

572 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 07:10:08.16 ID:iFqFPl33
あれは秀吉さん焦りすぎでしょ。
秀長が普通に城攻めしてるのに、まだかまだか、俺がいこうか、遅い、とか言って来るんだもの。
いくら戦力差があってもそれなりの城に篭城されたら時間はかかる。
瀬戸内方面から毛利が順調に侵攻してるのとの対比で気になったのかも知れないけど。

この辺、話にまとめたら逸話になりそうだな。

573 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 08:00:44.26 ID:gPc/grd5
たった1ヶ月で長宗我部を降伏させたのに「まだか」と責められる秀長さんカワイソス

574 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/04/10(日) 09:00:52.91 ID:mnODFdlr
自分は気長に城攻めするのに他人がやってると気が急いてしまう。
まあこういう人現代にもいるね。

575 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 09:34:20.82 ID:HzMJnxNR
城攻めも目的を持って気長にやるのと手こずってgdgd長引くのがあるからね
秀吉のは水攻めにしても単に城を落とす以外にも
援軍を送れないor送らない毛利内部を崩す大きな目的があったし
北条を囲んだときは島原の知恵伊豆と同じ考えですでに天下の軍勢が一地方の反乱鎮めるもの
でも秀吉が焦れるのも判るが常人に自分と同じ能力と成果を求めるのは酷ですな
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ガリバルディ=天庵様という発想に脱帽

  2. 人間七七四年 | URL | -

    なるほど、天庵さまは英雄と同じ素質をもってるのかw

  3. 人間七七四年 | URL | -

    まぁ…氏治さまは……英雄といえば英雄…かな…w

    決断力だけじゃなく結果も伴えば間違いなく英雄だったんだけどなぁ

  4. 人間七七四年 | URL | -

    イタリアの人がこのスレを覗きませんように…

  5. 人間七七四年 | URL | -

    また角のたつ書き方するなぁ 脳ミソがマヌケなのか荒らしなのか

  6. 人間七七四年 | URL | -

    普通に韓信とかの例があるからなぁ
    身ひとつで逃げた范蠡はむずかしいよ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    イタリア人なんていない!


    と、ナポリ人とシエナ人の友人が言ってましたよ。

  8. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    >自分が苦労して天下取ったのに
    >他人に差し上げる気前のいい人が
    >世界にどれだけいると言うんだろう
    ガリバルディと同時代に我が国には島津久光という人がおってな(以下略)

  9. 人間七七四年 | URL | Pnsj6K02

    >>5
    まぁまぁ、深呼吸してこの茶でも飲まれたら如何か。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    今勉強してきたけど、
    越前守の任官はこの翌年、さらにその翌年に死んでしまうから、人生のほとんどを五郎左と呼ばれてたんだな。
    秀吉をスタンダードに考えると、みんな上昇志向があるように思えていけないね

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >自分が苦労して天下取ったのに
    >他人に差し上げる気前のいい人が
    >世界にどれだけいると言うんだろう

    差し上げはしないが(名目上だけにせよ)合議制って割とある気がする

  12. 人間七七四年 | URL | -

    誠心誠意、嘘をつく 自民党を生んだ男・三木武吉
    この本だか、この本の紹介文かわからんけど秀吉が長秀に天下ゆずる発言は嘘だと思うけどね~
    しかも蜂須賀コロ助の口約束だけって見たような・・・

    三成「金吾殿は誠意が理解できない人であったか・・・」

  13. 人間七七四年 | URL | -

    え?12さんは何を言っちゃってるのでしょうか??
    ここは逸話を紹介しているブログですよ?
    逸話の真意を確かめる場所では無いって、一体何回突っ込まれればこう言う
    話って無くなるの?しかも、何故金吾の話になる?w

  14. 人間七七四年 | URL | -

    *4大丈夫。
    ヴェネチア人が見ればローマ人てそうだよねと言う。
    ローマ人が見ればナポリ人はそうだねと言う。
    ナポリ人が見れば北部の人間はそうだねと言う。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    ※12みたいにしたり顔で余計なこと言って空気悪くする人っているよね

  16. 人間七七四年 | URL | -

    織田家重臣の中でも秀吉を成り上がり者だからと馬鹿にせず、名前までくれた人だしね

    ただでさえ後ろ盾が無かった秀吉にとっては、精神的にも実益でもかなり重要人物だったんじゃないか

  17. 人間七七四年 | URL | -

    ※14
    某腐向け漫画のイタリア人自身の感想のようだ

  18. 人間七七四年 | URL | -

    米13と米15は何と戦っているんだろう…

  19. 人間七七四年 | URL | -

    ※18釣られただけやろ

  20. 人間七七四年 | URL | -

    >18・19
    まぁそう言う君達みたいななのが、とっとと居なくなれば早いって話なんだよ。

  21. 人間七七四年 | URL | -

    なんだかギスギスしてるなぁ
    みんなで仲良くお茶でも飲もうぜ!

    ・・・・・・と、備前の太守が申しております

  22. 人間七七四年 | URL | -

    >ギスギスしてる
    18・9見たいな図に乗った連中が多くなったからだろ?

  23. 人間七七四年 | URL | -

    >ギスギスしてる

    ギシアンすればいい

  24. 人間七七四年 | URL | -

    解決するとは限らないなwイタリア人が見ても怒らないだろ
    束になってもかなわないとかどうとか所詮は主観、どうでもいい
    イタリアをマンセーする場所でもない

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