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親指武蔵の作業を邪魔してはイケナイ

2011年07月06日 23:11

877 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 23:43:07.03 ID:/Wg21lRH
島津氏が薩摩・大隅・日向三州統一に向けて諸大名と対峙していたころ、新納武蔵守忠元は
菱刈氏攻略を命じられ、薩摩大口の地頭として赴任した。

菱刈氏との戦に向かう前、忠元は戦勝祈願のため、薬師堂に参詣した。ところが、
「ご、ご注進!相良頼房(義陽)が、こちらに攻めてまいります!」

「なんじゃと!?菱刈と相良が、示し合わせておったか!」
「ここは仏閣、しかも我らは祈願祭事の最中だぞ?相良め、卑怯な!」
「ともかく、忠元どのにお知らせせよ。」

そのころ忠元は、薬師堂の窓のさんに登り、壁の上の方に祈願書など書きつけていた。
「忠元どの、一大事じゃ!相良が寄せて来る。早う出て指揮してくだされ!」
「・・・・・・」「どうした忠元どの!相良の奇襲じゃ、事は一刻を争うぞ!?」
「・・・・・・」「た、忠元どの?」
「・・・・・・これ書き終わったら本気出す。」

“是非無く、忠元を(窓から)引落とし候由”(薩藩旧伝集)


島津軍が出た時には、相良軍は薬師堂の前に陣を構えており、一人の武者が飛び出してきた。
「我こそは八代の住人、的場五藤!いざ尋常に「やかましか!」「ぶべらっ!!」

的場を倒した忠元は、相良陣に矢文を射掛けた。矢文には和歌が一首書かれていた。

“無用かな 人の弓矢に より房の 首をごう木に 下がらして(相良して)見む”

「ひーっ!鬼武蔵がブチ切れた―――――っ!!」
忠元の剣幕に恐れをなした相良軍は、早々に陣を引き払った。

教訓:親指武蔵の作業を邪魔してはイケナイという、久々に南の武蔵さんが鬼(?)な話。





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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    なんだこのコントwwww

  2. 人間七七四年 | URL | -

    鬼武蔵の名は伊達じゃないねぇ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    正統派な鬼だ!w

  4. 人間七七四年 | URL | -

    「これは、窓から引き落とされた分!!」
    という八つ当たり分も入っている予感

  5. 人間七七四年 | URL | -

    まだ納得出来る理由なのがアレよりはマシだな

  6. 人間七七四年 | URL | -

    別の武蔵なら、窓から引き落としたやつをまず斬っているわな。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    これはかっこいいww

  8. 人間七七四年 | URL | -

    キレながらも一首詠うのは流石親指武蔵

  9. 人間七七四年 | URL | -

    一々教養人の鬼武蔵さんかっけーっす

  10. 人間七七四年 | URL | -

    武蔵坊弁慶「何あいつら…怖い…」

  11. 人間七七四年 | URL | -

    「首をごう木に」がよくわからないんだけど、なんだろう

  12. 人間七七四年 | URL | -

    「ごう木」は「拷器(拷問具)」の意味かなぁ。

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