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逃げの甚五郎

2011年07月25日 23:01

147 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/07/24(日) 23:07:12.45 ID:VxQdvJ2m
それでは、甲州武士の鑑、横田甚五郎こと逃げの甚五郎の話
武田勝頼滅亡の端緒となった高天神城後詰の一件
主君に「高天神上の後詰は無用、捨て殺しにされよ」という書状を送ってひと月、城内の糧食も
尽きかけた今、甚五郎は、総攻めで城内に乱入した敵兵を如何に殺すかを考えながら城の図面
に目を通す甚五郎の元に同僚の相木市兵衛がやってくると耳元で囁いた。
「主将の岡部殿が、城を打って出るとのことでござる」
「馬鹿なことを、城を枕に討ち死にすると評定で決めたはず」
「それは、後詰がある時の話、後詰が見込めない今、飢え死に覚悟で籠城するより、城外に打って
出て華々しく死に花を咲かすもよし、あわよくば、敵中を突破して命を拾うもよしとの仰せじゃ」
「浅慮なことを、落城必死の今、一人でも敵を殺すのが我らの意地の見せどころのはず」 
気色ばむ甚五郎に相木市兵衛が、さればでござると話を切り出した。
 数日後、高天神城主将岡部元信が城兵と共に城を打って出て、さんざんに奮戦したが、ほとんど
の兵が殲滅された。しかし、その中に横田甚五郎と相木市兵衛の名前はなかった。
 両名は、最後の突撃直前に間道から城外に脱出していたのだ。
「ではお館様に、良しなにお伝えくだされ」
 そう言って躑躅ヶ崎館に向かう甚五郎に別れを告げ、相木市兵衛は本貫地の上州に向かった。
武田勝頼の前に帰還の報告を行った甚五郎は、高天神城からの脱出を賞賛され、感状と太刀を授けられ
ようとしたが、おめおめと生き残った自分が受ける謂れはないと断った。
しかし、高天神城から一人だけ抜け出し、おめおめと生き残ったという汚名は、生涯、甚五郎に付き纏い、
やがては逃げの甚五郎と大久保彦左衛門に嘲笑される羽目になるという横田甚五郎のちょっと悪い話。


余談

相木市兵衛のその後、武田滅亡後、北条に属すも徳川方の同族に攻められ、本拠の相木城を奪われ、
挙句の果てに木次原の戦いで討ち死にしたとさ




148 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 23:41:09.94 ID:VpA8cfaV
>>147
相変わらず彦左は自分が面目潰されるとぶちきれるくせに
他人の面目潰す事に余念が無いな

149 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 23:48:15.00 ID:A09FbhUj
これだな

年寄りの武辺争い
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-5077.html

正直現代にまで残ってる「武辺話」は彦左より横田の方が多いんだがな

150 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 00:04:46.19 ID:KcqYkZ3H
彦左って自分が大したことないのに、妬みや嫌みばっか言ってるよな



まるでねらー

151 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01:04:03.52 ID:HBZTW1yt
彦左は性格最悪な作家そのものだと思うわ
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    今川、武田、太閤、真田に北条 対には秀頼
    数々の雄敵を打ち砕いてきたわしを武勲無しとは
    どの口が言うかぁ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    相木様の息子さんとは思えねぇヅラ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    彦左衛門がひがんでることは、三河物語の書かれた当時の大久保家の状況や、文官系の人との確執を考えないとよくわかんないよ。あの人、若年時代は、めんどくさい話はあるけど、ひがみの話ってないんじゃないなかなあ。
    三河物語は、大久保家が、譜代として、一番苦しいときに松平(徳川)を支えてきたけど、嫡流は、後進の連中より低い4万5000石の上、忠隣は改易されるし、踏んだり蹴ったり。で、自身も武人として働いてきたけど、時代が平和になったので、次第に疎んじられ…という状況が前提。そら文句も言いたくなるわな。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    彦左達の状況は解るけどそれでも意地が悪いよねってことでしょ
    口が悪い奴が厭われるのは仕方ないよ

  5. 人間七七四年 | URL | -

    最後にちょこっと出て来て話題を掻っ攫ってく…
    彦左って昔のドリフの荒井注みたいな使われ方されるなw

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    似たような境遇の人もいるなかで三河物語執筆したり余所様に迷惑かけた彦左は性格悪いと思うよ
    めんどくさい忠義とかじゃなくて、彦左自身の性格に問題ある

  7. 人間七七四年 | URL | -

    なんか彦左衛門がヒドイ言われようだが
    彦左衛門は高天神城を攻めてた現場の人間なんだから
    「あん時逃げた腰抜け野郎か」て言うのは当然だろ
    降将でも厚遇して…とかそんな甘いことがまかり通ると
    いざって時に皆、寝返るだろ
    そう言う奴にビシッと「いい気になるなよ」って言える
    彦左衛門見たいな奴も必要なんだよ

  8. 人間七七四年 | URL | -

    彦左が言ったところで微妙だけどな

  9. 人間七七四年 | URL | -

    「武功派譜代で冷遇されている」っていう境遇の人はたくさんいても、宗家が改易までされた人は少なかっただろうし、大久保家は譜代の中でも最古参の家柄だから彦左衛門のこだわりも強かったんだろうね。
    まぁ彦左本人の言い方や書き方にも問題はあるわけだが…

  10. 人間七七四年 | URL | -

    彦左の悪口なんか可愛いもんだと思うがなぁ
    立場を明瞭にしてはっきり言うからわかりやすいもん

  11. 人間七七四年 | URL | YzOVvsF6

    彦左が不遇なのは認める、が、降将とはいえここまでコキ降ろすことはなかろうとも思う
    度が過ぎるんだね

  12. 三 | URL | -

    相木城って上州じゃなくて信州だね。
    北相木村・南相木村ってあるところ。
    依田氏一門で依田市兵衛とも言うらしい。

    元々武田に主家を滅ぼされた系統だから
    武田に殉じるのも馬鹿らしいとおもったんじゃないだろうか。

  13. 人間七七四年 | URL | -

    しかし不遇な立場をひがんでて一族皆殺しにされる事もないのだから、本当日本は平和だね

  14. 人間七七四年 | URL | wZ.hFnaU

    なんかこうして見ると「彦左に言われた」ってだけで、箔がついて感じられるな。無論悪い意味でだけどw
    だから彦左には、現代でいうところの嫌味な評論家みたいなイメージがついて回るんだろうか。

    あと細かいことなんですが、管理人様へ。
    横田甚五郎=横田甚右衛門尹松 ですから、
    カテゴリは既存の「横田尹松」のほうがいいんじゃないでしょうか。

  15. まとめ管理人 | URL | wZ.hFnaU

    ※14
    ご指摘ありがとうございます!直しておきましたー

  16. 人間七七四年 | URL | -

    相木市兵衛って風林火山で彗星のよう現れた相木市兵衛の後継者だろ
    主家滅ぼされたっていうか、内応して積極的に主家の大井氏滅ぼした家柄だよ
    村上との確執があって村上に与した大井氏を見限ったとか言われてる

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