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千利休の切腹

2011年08月19日 23:02

千利休   
464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22:50:00.26 ID:HHKbd2C+
残暑が厳しいので、涼しくなるように切腹の話でも。

天正十九年、千利休切腹。その時の様子を詳しすぎるほど詳しく述べた史料が幾つかある。

『綿考輯録』によれば・・・
最期の時を迎えた利休、床をふと見るとちょうど真ん中に脇差の乗った三方が置いてある。
「うーん、今日はこの置き合わせの方がいいでしょう(今日の置合ハ是かよからん)」と
三方をズラして置き直し、自分も床の上へあがって、脇差を腹に突き立てた。

さて、ここからが壮絶である。
利休は腹に脇差を突き立てたまま言い残したことを述べると(刺す前に言えなかったのだろうか)、
腹をかっさばき、皺の寄った腹の裂け目に指をズブリと突っ込んで
そのまま引き裂いて破ってしまった。そこで介錯が入ったという。


『三斎公伝書』によれば・・・
最期の時を迎えた利休、湯が沸いたのを機に四尺の床に腰掛ける。
しかし壁に近すぎて、肘がつっかえてしまった。
「この置き合わせはよくないですな(此置合にてハ無之)。」
自分を茶道具に例えたか、利休はそう言って床の真ん中に移り、介錯の人に
「やって、って言うまで待っててね、言えなかったら手を挙げるから」と言った。

さて、やっぱりここからが壮絶である。
脇差を腹に突き立てた・・・が、うまいこと刺さらない。
利休は一度脇差を引き抜き、もう一度同じところへ突き立てた。今度はちゃんと入った。
そこから腹に刺した脇差を引き回してハラワタを引っこ抜き
さらにそれを引きずり出して、天井から下がっている自在鈎にぶら下げた。
そこで介錯が入ったという。前代未聞のスゴい切腹であった。


ちなみに二つの史料があるように書きましたが、『綿考輯録』は細川家の公式記録であり
『三斎公伝書』は三斎が茶の湯の席で言ったことなどをまとめたものなので、
情報の大モトは同一人物だと思われます。
なんかあの人が「宗匠の切腹マジパねぇ!」と吹聴しまくっているさまが
思い浮かんでしまうのは私だけでしょうか。




465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22:52:34.29 ID:4GYXA+99
日根野弘就さんの切腹に比べたらまだまだ

466 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22:54:11.26 ID:4sfoy1I7
この頃までの切腹は、臓物ひきずりだすのがカッコイイとされてたんだっけか

467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22:58:37.50 ID:xtTTXtt7
TVでやってたが切腹ってかなり苦しいらしいななかなか死ねないらしい
だから介錯するんだろうけど

468 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 00:32:08.71 ID:QBUvILZD
三歳・・・
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    臓物を引っ張り出すのは「腹黒くない」ってことのアピールに繋がるって聞いたことがある

  2. 人間七七四年 | URL | -

    関ヶ原の時親父の幽斎さんにもこんな死に方をして欲しかったのかなぁ?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    流石に此処はオリジナルだろうと思ってたへうげの描写に、ちゃんと資料的な裏付けがあったとは驚いた

  4. 人間七七四年 | URL | JalddpaA

    >「宗匠の切腹マジパねぇ!」
    そういうヤンキーみたいなキャラもいいが
    「宗匠死んじゃったお!死んじゃったお…(´;ω;`)」
    と色々な人に泣きついている三斎様もいいと思う

  5. 人間七七四年 | URL | -

    幕末、堺事件での土佐藩士の切腹もこれに似た凄まじさがあるね。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    柴田の親父さんも、同じく腹わたを出したと有った様ですし。
    刺した状態で、中を出せるだけの気力を保てるのが凄まじいですね。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    最近流れている、大東建託のCMの様な明るい雰囲気だったら、こんな事にはならないんだろうなぁ・・・

  8. 人間七七四年 | URL | -

    へうげものの利休切腹回でも
    腕がつっかえて利休ブチ切れ(しているフリ)ってシーンがあったな。

    あのシーンは古田織部の介錯だし、話の流れ的にも思いっきりフィクションだと思ってたら
    ちゃんと資料を元にしていたんだね。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    どこで見たか忘れたんだが、本来切腹は「十文字に斬り、腑を掴み出したところで介錯」が正しい作法とされていたなぁ…

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    全然関係ないけどあのCM津川さんが『利休よ』てゆーの違和感ない?本当に関係なくてすまんが

  11.   | URL | -

    忠興は利休の助命嘆願までしてたから、パネェ!っていうよりは
    もっとしんみりと「立派な最期だったよ」くらいの印象だな。
    幽斎の時も、かなり急いで救援に向かってたらしいし、
    助けられるなら助けたいって感じだったんじゃないのかなあ。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    利休って茶人だけどかなり荒くれ者だよな
    土佐藩の話が出たがこういう切腹ってのは基本
    相手への反感、抗議だろ

  13. 人間七七四年 | URL | -

    秀吉怖すぎ ワロタw

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