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名将の備え

2011年09月07日 22:26

505 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/07(水) 10:46:40.03 ID:KUKgR7vu
名将の備え

関が原の戦い前夜、家康が桃配山に到着するまで諸侯は思い思いに陣取っていたが、ある夜、諸陣が
にわかに騒がしくなることがあった。寝入っていた寺沢広高も、「ご注進!」の声に起こされたが、広高は
「もう聞いとるわい。」と言って再び寝てしまった。

実は広高、騎馬の士六人、徒歩の者六人を『物聞き』と称して、三交代で四六時中見張らせており、
戦場のわずかな異常も逃さず、その夜もいち早く、夜討ち等ではない事を知ったのだという。



この騒ぎの翌晩、加藤嘉明の陣で、一人の不審者を捕らえた。
「怪しい奴め!忍びが当家を探りに来たか、それとも火付けでもする気だったか?
いずれにせよ殿、斬って捨てましょう!」

「いいや。その者は主君のために死をも恐れず、わが陣に入り込んで来たのだ。許してやれ。
ところで、わが陣は備えを怠っているのか?」
「…いいえ………」
「ならば、なおさら斬る必要はあるまい。こやつが如何にしようと、わが陣を窺い知る事は出来ぬからな。
一人放したところで、勝敗は変わらぬわい。」(常山紀談)





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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    嘉明さん、淡々とかっこいいな 笑

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ジミーのブレなさ、というか腹の据わりようはどこで鍛えたんだろ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    >2
    上司 秀吉、同僚 市松・主計頭、部下 塙直之
    このあたりに鍛えられ(ざるをえなかっ)たのではなかろうか。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    物見「ご注進!小早川金吾どの、ご翻意!」
    三成「もう聞いとるわい…ってえええええ?!」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    地味加藤さんは、ある意味何時も通りなので別段驚かなかったが。
    奉行色のイメージが強い寺沢さんに、武将的な逸話が有った事に驚き!

  6. 人間七七四年 | URL | aNn4.8kc

    カウンター情報工作だよ
    ここで忍びを斬るよりも、
    「地味加藤家の陣は、つけいる隙がありません」
    という報が敵に入った方が、有益

  7. 人間七七四年 | URL | -

    忍 「地味加藤家の陣には、付け入る隙がございません!」
    敵将A「ううむ、さすがは地味加藤家よ」
    敵将B「まったく。地味なれどさすがですな」
    敵将C「諸将にも伝えよ、地味加藤家には付け入る隙無し、とな!」
    忍 「ははっ! 地味加藤家に付け入る隙無し!」

    ジミー「・・・・・・・・・」

  8. 人間七七四年 | URL | -

    >米7
    もうそれは報告じゃ無くて、一種の虐めだよw

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