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畠山尚順挙兵秘話

2011年09月10日 22:26

841 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 19:37:01.06 ID:+aqI29u/
明応のころ、堺に菜屋という豪商があった。主人が朝鮮へ渡海して商売するほどの家だったが、その留守の間に
女房は間男と密通を重ねていた。

ある雪の夜、菜屋の女房を訪ねて来た男があった。間男が来たと思った女房は、使用人に言って自分の部屋まで
案内させると、みずから部屋の戸を開け、男の手を取った。部屋から漏れる明かりに照らし出されたその顔は、
間男のものでは無かった。

「わしは、そなたの亭主と懇意の者だ。ご亭主が帰って来たら、全て話してやろうか?」
「そ、そんな・・・金なら出します、どうか主人には!!」
しかし行商人姿の見知らぬ男は、女房の願いに承知せず、女房の部屋に上がり込んだ。


その後、主人が朝鮮から帰って来るとの報が入り、女房は家中の大掃除をさせた。自分でも主人の部屋の掃除など
していたが、そのうち菜屋の家宝である名笛が無くなっているのに気づいた。使用人たちにその事を聞くと、
「ああ、いつかの雪の夜に来た旦那様の知人とか言う男が、持って帰りました。」

女房は男を捜して会い、笛を返してくれるように頼んだ。
「何を言う。この笛を証拠に、そなたの密通のこと、詳細にご亭主に伝えてくれるわ。」

困った末に女房は、実父で同じく堺の豪商である臙脂屋(べにや)に相談した。娘の不始末が菜屋に知れたら、
最悪、娘の命に関わるばかりか、自分の堺衆への聞こえも悪い。やむを得ず、臙脂屋は男に会った。
「金でも物でも好きなだけ差し上げます。どうか、娘をお許しくだされ。」

「そうか。実はわしは今でこそ、このような行商人の姿をしているが、畠山政長公にお仕えしていた者だ。
政長公の遺児を奉じ、再起を図っておるが、金穀が不足しておる。臙脂屋どのの、お力を借りたい。」

大義名分を得た臙脂屋は、喜んで莫大な金穀を男に与えた。畠山尚順が紀伊で挙兵したのは、間もなくの事だった。
(応仁後記より)

菜屋の関係者によると男は「木沢」と名乗ったという。
畠山でKIZAWAというと、「あのお方」のパパとか親戚であらうか・・・




842 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 21:05:02.14 ID:GZBZ0WZW
ああ、戦国5大長政の内の1人か
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1964.html

    これの詳しい版ですね。
    木沢長政が悪い話のカタマリなのは遺伝なのかww

  2. 人間七七四年 | URL | -

    戦国5大長政って誰?

    浅野長政
    浅井長政
    木沢長政
    黒田長政
    三好長政

    でOK?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    これ海音寺の「剣と笛」で小説になってたな。面白ろかったわ

  4. 人間七七四年 | URL | -

    長政四天王の一人かな。
    で、選ぶ人によってメンバーが違ってくる、と。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    浅井・浅野・木沢・黒田は鉄板というわけですな。
    ・・・木沢さんのマイナーっぷりがパネェw
    そして5人目の四天王が誰か、が問題になるわけだww

    えー、山田長政じゃダメかな?
    海外出張中につき補欠の四天王でいいじゃないかw

  6. 人間七七四年 | URL | -

    室町の昔からイケメンは得ってこと・・・と僻んでみたw

  7. 人間七七四年 | URL | -

    米2

    三好長政じゃなくて三好政長だな。

    やっぱり山ちゃんが残りの一人w

  8. 人間七七四年 | URL | -

    >7
    ところがどっこい、「三好長政」も居るんだなぁ~、これが。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    知っているのか雷電ッ!!

  10. 人間七七四年 | URL | -

    木造長政がいるじゃないか!

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