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江口三郎右衛門の家来出口とその妻、酒と泪と男と女・いい話

2008年11月23日 00:06

679 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 14:12:09 ID:U44SoZA8
酒と泪と男と女

丹羽長重の家臣、江口三郎右衛門の家来に出口という60才の老将がいた。
出口は数々の武功を挙げたが、酒乱が災いして200石の薄禄に甘んじていた。

関ヶ原の合戦で、丹羽長重が大聖寺を攻撃した際、出口は江口隊として従軍した
が、歳のせいでへばってしまい暫し休憩していた。

そこに、腰に短刀、片手に瓢箪を持った老女が江口の陣に向かって歩いて来た。
よく見れば、自分の妻ではないか。
「おーい、こっちだ!好物の酒を持ってくるとは感心な妻じゃ。」ところが妻は
夫を無視して、江口の陣に向かう。
妻は江口の陣につくと、陣の外でへばっている夫を指差し、
「あそこにいるじじいは私のダンナです。戦場で昼間するような男に酒を飲ませ
るバカはいません。あなたたちも、あんなろくでなしにならないよう、必死で戦
いなさい。」と励ました。
そして、妻は浅井山によじ登り、前線にいる大将の江口に陣中見舞いの酒を届け
た。
よろこんだ江口は酒を飲み干し、見事敵将を討ち取った。

さて、妻にバカにされた出口は奮起して、こちらも見事首を取った。
「ばばあ、首を取ったぞ。早く酒を飲ませろ。」
それを見た妻は笑い、
「あなたは酒飲みたさに奮起しただけでしょう。その首を取った手柄はあなたで
はなく、この瓢箪と言うべきでしょうが。」
とカラの瓢箪を振って見せた。
「くそ~、あのくそばばあに騙された。せっかくの首もムダになったわい。(あ
の古嫗に誑かされて、あだ骨を折りつる事よ)」と非常に悔しがった。

そんな夫婦のやりとりを見ていた江口たちは大笑いしたという。
(武将感状記)




680 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 14:16:45 ID:TaY7+cgv
いい夫婦の日にふさわしい逸話だなw

681 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 17:15:07 ID:7BQLGGWi
一番手柄はその奥さんだな

682 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 17:58:48 ID:Yg7YW6L4
これは良い夫婦ww

683 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 18:01:18 ID:ppor7IMx
>>681
奥さん「べっ、別に私の手柄じゃないんだからねっ!褒めるなら瓢箪を褒めてあげてよねっ!」

684 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 19:01:08 ID:u4eRt8O0
なかなか剛毅なババアだなw
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