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本多正信の考え

2012年02月18日 21:51

16 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/02/18(土) 01:57:21.99 ID:iQspbUuc
ある時、伏見城の台所で使用人による盗みが多発していた。この事に徳川家康

「けしからん!」

とたいへん腹を立てていた。これを見た本多正信

「それはめでたいことです。殿が天下一の大名となり、方々から貢物が届くようになったので、それを
盗む者も出たのです。」

と、この様に宥めたという。また、江戸幕府が成立した頃、家康が江戸に滞在する
大名達の風紀を取り締まろうとした際にも、考え直す様に進言した。
正信曰く、

「江戸での生活が面白くないものになってしまうと大名を参勤させるのが難しくなり、大乱の元となります。また、
 一代で何もかもお決めになられては後の将軍のやる事がなくなり、その威光が増しません。」

というもので、これを聞いた家康から、

「お前の考えは実に臆病で面白い。」

と笑って了承されたという。 「藩翰譜」



 


17 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/02/18(土) 08:50:28.30 ID:ONldPFYy
「お前の考えは実に臆病で面白い。」

って褒められた時の複雑な気持ち知りたい
家康も文学的な表現するんだな

18 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/02/18(土) 14:21:54.32 ID:r2q59HFS
いくらなんでも屁理屈でしょこれ・・
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    他の三河者に冗談でも臆病なんて言ったらめんどくさいことになると思う、正信は家康公にとって臆病って冗談言える唯一の存在、「友」だったんじゃない?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    むしろ臆病だったからこそ、正信は家康の帷幕に入れたんだと思う。
    筋目を通す堅物も、いけいけどんどんの鉄砲玉も事欠かない中、
    そうじゃないキャラだったから正信は重用されたんじゃないかな?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    自分がイケイケなもんで、反対の考え方をする部下を重宝したんだろ

  4. 人間七七四年 | URL | -

    古田織部「盗みはいけませぬ」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    大名に江戸でハメ外させるのはまぁともかくとして、盗人放置は駄目だろう…

  6. 人間七七四年 | URL | -

    正純「で、盗みを働いたのはどなたの手の者なのですかな?」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    毛利秀元「江戸城にて鮭を盗られもうした」

  8. 人間七七四年 | URL | -

    犯人は正信だな。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※7

    もともと空だったんじゃないんですかw

  10. 人間七七四年 | URL | -

    >7
    いや(逸話に依っては)、貴方も多少は鮭を勧めたし、交換もしたでしょwww

  11. 人間七七四年 | URL | -

    正信「さふいふ殿は実にお公方であらせられる」

  12. 名無し | URL | -

    正信が現代人なら、間違いなく社会学者だろうね。

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ヤンウェンリーじゃないが、これ単純にアンチテーゼを出してるだけじゃないの?

  14. 人間七七四年 | URL | -

    >>2
    正信は義理(対人的な筋)は然程貫かないが、代わりに道理は貫く。
    だから対人関係は(家康以外とは)大抵ドライな一方で
    自身の修学や経験則に基づく原理・真理・法則には忠実。
    あと当時の社会常識にも縛られてない傾向があるね。

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