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考えをまとめた源藤は大声で叫んだ

2012年06月18日 21:02

933 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/17(日) 21:42:27.73 ID:JSQOw38f
井伊直政と柏木源藤の話が出ていたので。

関ヶ原にていよいよ勝敗は決し、西軍の島津勢もいよいよ退却を余儀なくされた。
このとき徳川家中随一の猛将、井伊直政は「我こそ義弘を討ち取り家康公の命に沿わん」と
赤備えを率いて猛然と追撃を開始した。
島津の槍衾を払い除けていよいよ義弘に肉薄せん、と言うときに彼を狙撃し落馬せしめたのは
島津家中の柏木源藤なるものであった。

『わが殿を落馬せしめるとはいったい何者だ!』
彼の名乗りを待つ井伊勢であったが源藤は沈黙したままであった。

彼は島津家重臣(川上四郎兵衛)の郎党であり、
直接名を名乗るのは憚られる身だったのである。

だが、敵方の大将を打ち倒しておいて名乗らないわけにも行かない。
そこで源藤、必死に考えた。
(いきなり「我こそは柏木源藤!」と名乗ったのでは主家に憚りがある…
 あ、そうか、自分が仕える主人の名前を明らかにした上で俺の名を名乗れば問題は無いな。
 「我こそは川上四郎兵衛が家臣、柏木源籐」よし、これでいこう!)

考えをまとめた源藤は大声で叫んだ
「我こそは川上シロンペロン家臣、柏木源トツ!」

…噛んじゃった。

残念ながら訂正は認められず、彼は復讐に燃える井伊勢から追いまくられ
先に槍衾を作っていた仲間たちと合流して戦場を落ち延びた。

その後、義弘の供をして薩摩まで無事に帰還した彼だが
徳川四天王の一人を落馬せしめる、と言う武功とともに
先の名乗りを噛んじゃった件も薩摩に広まり、今日まで郷土資料に記されているのである。
(ホントに書かれてます)




934 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/17(日) 21:48:43.70 ID:mL/q+3ri
そら出家するわ

936 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/17(日) 21:57:50.79 ID:LTcchILE
薩摩まで逃げ帰ったのってホントのとこは50数名と聞いたが

956 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/18(月) 12:52:11.75 ID:fzPe/Sjj
>>933
やばい
川上シロンペロンがツボに入りすぎて笑いが止まらない

989 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/19(火) 10:52:11.99 ID:O9emiSuV
>>933のシロンペロンの逸話と似たような導入で、その場で主から賜った名を名乗って
敵味方から讃えられたっていう話がありませんでしたっけ?
まとめを検索しようにも人物名がわからなくて…よろしければ誰のエピソードだったか
教えていただけませんでしょうか?

991 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/19(火) 17:39:29.32 ID:oziJlSVj
>>989
これかな
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-3980.html
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | sSHoJftA

    源藤さん大好きになったw
    俺も大事なところで噛んじゃうんだよね

  2. 人間七七四年 | URL | -

    先日噛んでしまってこんにちわの、「こ」しか言えなかったコミュ障のおれ(´・ω・`)

  3. 人間七七四年 | URL | -

    桃太郎侍で再生されました。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    しかし薩摩人と言うことと、『シロンぺロン』という言葉のせいか、酔っぱらってベロンベロンになっちゃって管を巻いてるみたいな状況だなw
    というかこんな恥ずかしい言い間違いが、薩摩に広まった挙げ句、今日まで郷土資料に載せられるなんて柏木さん気の毒すぎる…誰がこんなこと広めたんだw

  5. 人間七七四年 | URL | -

    割と強い方言で更に名詞である名乗りを噛まれたら井伊側も「え?ちょ、え!?えぇ!?」だったろうなww

    井伊家A「今なんて言った?」
    井伊家B「わからん…」
    井伊家A「うちの殿様撃ち倒した奴だしちゃんと聞いといた方が良くないか?」
    井伊家B「いや…名乗りを改めて聞き返すのはかなり失礼じゃないかな…?」
    井伊家A「あー…それもそうか、しゃあないな、シロンペロン?でいこうか」
    井伊家B「うん、さぁ殿様運ぼう」
    柏木「………」
    みたいなww

  6. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    噛んだんじゃなくて訛ったんだ、って解釈してる本も有ったな。
    どっちが本当かはしらんww

  7. 人間七七四年 | URL | -

    井伊家臣「おい、今ションベン家臣って言ってなかったか?」

    それより命辛々の鬼島津の退却に追いついちゃう井伊の赤鬼もすげえな…

  8. 人間七七四年 | URL | -

    芝居じゃないんだから噛んじゃう事は多々ある気がするが

    というか「すてがまり」だから合流できずに死んだもんだと
    思ってたわ

  9. 人間七七四年 | URL | -

    シロンペロンってなんか西洋人みたいな名前だなあ(アルゼンチンの大統領だった人にファン・ペロンとかがいる)。
    いっそ、キリシタンだということにしてしまわないか。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    島津製作所の創業者だったか社長の先祖も、九州まで帰った島津軍の精鋭の一人と聞いたよ。

  11. _ | URL | -

    「島津奔る」にエピソードがあったな
    「シロンベロン」まで言って討ち取られた話になってたような

  12. これは出家するわ

  13. 人間七七四年 | URL | -

    この上司のシロンペロンさんが、家康のところに、使者として訪問するわけだ。

  14. 人間七七四年 | URL | eODBluyE

    川上シロンベロンてどこかで聞いた名前だと思ったら、『島津奔る』で出てきた名前だった。

    ただこっちは従者が名乗りの最中に槍衾に突き伏せられて…という理由だったけど。
    なるほどこういう元話があったのか。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    >川上シロンペロン
    何か「リボンシトロン」飲みたくなってきたなwww

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※9 ちなみにシロンペロンさんの長男はキリシタンとして処刑されています。
       それにしてもこの時代の島津家家臣には川上姓が多くてややこしい…

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