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美濃の陶工の話

2012年07月04日 21:00

240 名前:美濃の陶工の話1[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:06:03.32 ID:JXnmWD+J
 美濃の陶工、加藤景延は久尻村(現 土岐市)で窯を開き、古田織部の支援のもとで
多数の名品を生み出していた。
1600年、石田三成が決起して諸大名が東西に分かれた時、美濃でも岩村城主の田丸具忠が西軍につき、
東軍に味方している妻木城主の妻木家頼を攻めるために兵をあげた。

241 名前:美濃の陶工の話2[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:10:01.96 ID:JXnmWD+J
 西軍の田丸具忠の軍勢が久尻村を通過して妻木城を攻めることを知った加藤景延は、職人や使用人など
一族のものたちに武器を持たせて、さえぎり戦った。一族の角左衛門景定は弓をもって
後陣の大将松原忠兵衛を射落とし、太郎衛門は鉄砲で敵の勇士である木原清八を撃ちとった。

242 名前:美濃の陶工の話3[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:13:05.71 ID:JXnmWD+J
 怒った田丸勢は景延勢を追い払うと、久尻の窯屋を焼き払ってしまったが、これ以上の進軍をあきらめて、
右折して久々利に向かうことにした。久々利は東軍側の武将の千村良重がいるところである。山間の道を通って
五斗蒔、大平、大萱を経ると久々利に着くのだが、これらの地にはいずれも陶工の窯があった。

243 名前:美濃の陶工の話4[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:17:00.12 ID:JXnmWD+J
 田丸勢が山道を通っていると、大平の陶工加藤景豊が一族を率いて、一枚岩の断崖の上に待ち構えていて、
弓矢、鉄砲を乱射し、なおかつ岩を投げつけて攻撃してきた。これにはたまらず、田丸勢はすごすごと
退却していった。
 小なりとはいえ、れっきとした大名の軍勢を相手に陶工の一族が戦って撃退したのは前代未聞の手柄であった。




244 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:33:52.45 ID:ghqnfhMf
この田丸さんって、小山で西軍につくと言いに来た田丸さん?
まぁ、小山会議に参加してないって聞いたことあるんだがあの話は実に逸話っぽいから好きwww

245 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:36:32.19 ID:AqYG+ymV
ググったらその田丸直昌さんの父親らしい>田丸具忠
wikiでは隠居してすでに直昌に家督譲っていることになってるけど


246 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 22:41:36.69 ID:Mo9SyXmX
土岐は陶工多いんだよな。
隣の多治見と同じく。
多治見には新羅神社あるし渡来系の土地柄なのかもね
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    主力は大坂城にいた直昌が率いてたはずだから、黒田の大殿と同じく留守部隊だったのかね?
    だとしたら地の利のある陶工にやられたのもしょうがない気もする。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    陶工「おとなしく投降しろ(ドヤ)」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    昔の日本人は戦闘民族と言われるだけの事は有りますね。
    一般人でも武士相手に戦い抜く事が出来るのも、それだけ
    長く戦乱が続いて居たと言う事ですかね?

    でも、軍勢スルーしとけば窯も無事だったんじゃないの?
    と思うのは、甘いのかな?www

  4. 人間七七四年 | URL | -

    >2
    利休「審議中」
    織部「身も心も歪んでおりますな」
    氏郷「当家の最前線で槍働きでもさせれば、性根も直りましょう」
    右近「いやいや、これは手遅れ。太平洋に追放しなければ」
    三斎「試し切りが一番かと」

  5. 人間七七四年 | URL | IY7bLZJE

    >2
    どっかの鬼・・・って、もう向かってらw

  6. 人間七七四年 | URL | -

    へうげものでの加藤景延たちも武装したり織部を後方支援してたりしたけど、その根拠になるような逸話があったんだな。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    土岐多治見を渡来系呼ばわりとは聞き捨てならんな。

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