739 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 16:47:36.73 ID:IxhoET8D
高虎の「ほととぎす」
藤堂高虎も晩年には和歌をたしなみ、意欲的に創作に取り組んだ。
ある日、帰城した高虎はゴキゲンであった。
「ずっと心に思いとどめておったが、今日、ついに十分に整ったぞ。」
八十嶋道除にそう言うと、四句詠んだ。
そしてさらに
「これは伊達殿に聴いてもらうんだ。」
と、もう一句詠んだ。
なけ聞かん わが領分のほととぎす
これを聞いた伊達政宗は、古今比べるものがないと、再三感心した。
気を良くした高虎は、これを発句に百韻(連歌の一種)を催おし政宗に見てもらおうと八十嶋に提案、
夕食時から初更(午後八時頃)まで八十嶋と二人で吟じあって、記録させた。
さて翌日、脇坂淡路守がやって来た。
「できたてじゃぞー。」
さっそく百韻を見てもらうと、脇坂もひとかたならず感心し、書き写して持っていった。
数日後、脇坂がまたやって来て高虎に言うには、
「あの百韻、花の本昌琢殿にお見せしたところ、
古今にない生きた作品であると頭を振って感心されましたぞ。
句作の参考にと、すべて書き写して持ち帰られた。」とのこと。
高虎はそりゃもう大喜びで、
「で、どの句をそんなに誉めておったのかの??」と
さらに突っ込んだという。
(玉置覚書)
手持ちの史料にはこうあるが、ただこの「ほととぎす」は
どう調べても加藤清正の作になっている。真偽のほどはよくわからない。
740 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 20:39:32.95 ID:FWAfCW3I
藤堂の 鼻高々の発句して 虎狩武者に とられける
741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 20:47:27.01 ID:FWAfCW3I
ちょい語呂が悪いので書き直し こういうのはさっと書いて逃げるべきなんだが
藤堂の 鼻高々の発句して 虎狩武者に 首(しゅ)とられける
742 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:13:25.49 ID:GMrEdJ/g
>>741←このおかた ゆうさいさまの 転生か?
743 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:14:18.94 ID:3BMsO3c2
藤堂高虎を織り込むなら、
鼻高々の→高き鼻して
首とられける→とられける首
な感じで「高」「とら」は最初においたほうがいいかもしれない
自分ではうまく捌ききれなかったけど
744 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:24:17.30 ID:tM1AqnF1
秀吉「どこもかも わが領分の ほととぎす
なかぬならば なかせてみよう」
745 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/30(月) 01:49:09.15 ID:5bfu0Q5k
「鳴かぬなら 分かっておろうな 不如帰」
こうですか?太閤様
746 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/30(月) 06:38:42.75 ID:ayx0Ezqt
羽柴秀吉が詠んだなら普通に
「じゃあ鳴かせちゃるわ!」
と聞こえるのに、豊臣秀吉だと>>745にしか聞こえない!不思議だね!
高虎の「ほととぎす」
藤堂高虎も晩年には和歌をたしなみ、意欲的に創作に取り組んだ。
ある日、帰城した高虎はゴキゲンであった。
「ずっと心に思いとどめておったが、今日、ついに十分に整ったぞ。」
八十嶋道除にそう言うと、四句詠んだ。
そしてさらに
「これは伊達殿に聴いてもらうんだ。」
と、もう一句詠んだ。
なけ聞かん わが領分のほととぎす
これを聞いた伊達政宗は、古今比べるものがないと、再三感心した。
気を良くした高虎は、これを発句に百韻(連歌の一種)を催おし政宗に見てもらおうと八十嶋に提案、
夕食時から初更(午後八時頃)まで八十嶋と二人で吟じあって、記録させた。
さて翌日、脇坂淡路守がやって来た。
「できたてじゃぞー。」
さっそく百韻を見てもらうと、脇坂もひとかたならず感心し、書き写して持っていった。
数日後、脇坂がまたやって来て高虎に言うには、
「あの百韻、花の本昌琢殿にお見せしたところ、
古今にない生きた作品であると頭を振って感心されましたぞ。
句作の参考にと、すべて書き写して持ち帰られた。」とのこと。
高虎はそりゃもう大喜びで、
「で、どの句をそんなに誉めておったのかの??」と
さらに突っ込んだという。
(玉置覚書)
手持ちの史料にはこうあるが、ただこの「ほととぎす」は
どう調べても加藤清正の作になっている。真偽のほどはよくわからない。
740 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 20:39:32.95 ID:FWAfCW3I
藤堂の 鼻高々の発句して 虎狩武者に とられける
741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 20:47:27.01 ID:FWAfCW3I
ちょい語呂が悪いので書き直し こういうのはさっと書いて逃げるべきなんだが
藤堂の 鼻高々の発句して 虎狩武者に 首(しゅ)とられける
742 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:13:25.49 ID:GMrEdJ/g
>>741←このおかた ゆうさいさまの 転生か?
743 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:14:18.94 ID:3BMsO3c2
藤堂高虎を織り込むなら、
鼻高々の→高き鼻して
首とられける→とられける首
な感じで「高」「とら」は最初においたほうがいいかもしれない
自分ではうまく捌ききれなかったけど
744 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 21:24:17.30 ID:tM1AqnF1
秀吉「どこもかも わが領分の ほととぎす
なかぬならば なかせてみよう」
745 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/30(月) 01:49:09.15 ID:5bfu0Q5k
「鳴かぬなら 分かっておろうな 不如帰」
こうですか?太閤様
746 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/30(月) 06:38:42.75 ID:ayx0Ezqt
羽柴秀吉が詠んだなら普通に
「じゃあ鳴かせちゃるわ!」
と聞こえるのに、豊臣秀吉だと>>745にしか聞こえない!不思議だね!
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コメント
人間七七四年 | URL | -
では私も一句。「虎」を外して詠んでみましょう。
ほととぎす 和泉守が 詠めれども 世人藤堂(とうとう) しかと主計(かずえ・数え)ず
( 2012年07月29日 21:24 )
人間七七四年 | URL | -
まーくんて和歌を教えるときは結構いい先生っぽいよね
( 2012年07月29日 21:47 )
人間七七四年 | URL | -
※1
いい感じだな。んじゃ、その下の句にあわせて上の句だ。
発句して 百韻よめと ほととぎす
( 2012年07月29日 22:00 )
人間七七四年 | URL | Nv1Rlw66
ではその上の句に添えて。
啼く間も共に 募る言の葉
(な熊本もに 津のることのは)
( 2012年07月29日 23:39 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
な、なんちゅう歌人ぞろい
( 2012年07月30日 00:48 )
人間七七四年 | URL | -
※4
んでは、
あの津まで 日毎飛びつる ほととぎす
(安濃津まで 肥後と飛びつる ほととぎす)
( 2012年07月30日 03:10 )
人間七七四年 | URL | -
なぜ効かん わが領分の ほと(女陰)伽す
( 2012年07月30日 06:26 )
人間七七四年 | URL | Nv1Rlw66
※6殿に
鳴くまで待つる 主を慕いて
( 2012年07月30日 08:16 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
※1・3・4・6・8で連歌興行になってるw
( 2012年07月30日 21:05 )
人間七七四年 | URL | -
此処歌人多すぎねwwwwwww
( 2012年07月30日 21:46 )
人間七七四年 | URL | -
ちなみにここに出てくる脇坂淡路守は時期的に安元(安治次男)のことだね。歌道に優れ林羅山の歌道の師だったらしいよ。
( 2012年07月30日 23:24 )
人間七七四年 | URL | -
※8の解説所望
( 2012年07月30日 23:55 )
人間七七四年 | URL | Nv1Rlw66
※8
三傑が 我が忍び音を 待ちかねる
ほととぎすの気持ちとしてはこんなもんではないかと 。
( 2012年07月31日 00:53 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
てやんでい 詩など詠めるか ほととぎす
( 2012年08月01日 03:29 )
人間七七四年 | URL | -
※13,14
上の句でしまいってんじゃ、尻のすわりがよかねーやな。てなわけで
鳴き声きけば 天下泰平
おあとがよろしいようで。
( 2012年08月02日 16:39 )
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