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秀吉「なにか武士の育て方に秘伝があるのではないかな」

2012年08月25日 20:53

217 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 21:12:30.77 ID:xPTQwiFF
家康公の御家来の成瀬小吉を太閤様が御所望になり、
その御話を小吉がお断わりしたと「松永聞書」にあるが、
そのときの話である。

太閤様は言う
「家康殿の家来はみな格別に性根がちがうようだ。
なにか武士の育て方に秘伝があるのではないかな。
是非、ワシに教えてはくれぬか?」

家康公は、
「とりたてて特別なことはしていません」

と、お答えになったが、太閤様がさらにお尋ねになるので、

家康公は、
「とくに変わったことはないのですが、
百石以上の者は犬のように扱い、
それより下の者は猿のように扱っております。」

とおおせになった。
太閤様はしばらく目を閉じておられたが、

「十分に合点がいった。今日より人の育て方では徳川殿の弟子となろう」

とおおせられた。
このとき、その場にいた小姓たちが笑ったので、
家康公がお帰りになられたあとで、
「その方どもは何を笑う?」
とお叱りになると、小姓たちは、
「徳川殿の家来は、みな畜生でございますか」
と笑いを我慢しながら答えるので、
太閤様は、

「犬と猿との区別に要点があるのだ」

と説明なさったとのことである 【葉隠】




219 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 23:13:01.16 ID:yvZUVzP+
たぬきけらいの犬と猿

220 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 23:15:44.66 ID:gSFXm8Ry
死ぬ猿は犬と狸に子を託し
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ポイントは何だろう。
    犬=盲従、猿=知恵を使うというたとえかなと思ったけど、
    それなら百石以上と未満で反対の方が自然に思える。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    犬=前田利家
    猿=羽柴秀吉
    ということかと…

  3. 人間七七四年 | URL | -

    秀吉も、よくわからんけどわかったふりをしたんじゃないかな

  4. 人間七七四年 | URL | -

    家康から見た利家と秀吉の違いによる扱いの違いがわからん…

    ある程度の身分の家臣には同僚の前田利家(犬)に対するように丁寧に接して、
    それよりも身分の低い者に対しても秀吉(猿)に対するように更に丁寧に接するのが
    人の育て方の要点、ということ?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    100石以下だと上昇しようとするから、手柄に対して報いてやれば必死に働く
    (ようは猿の餌付け)
    100石以上だと現状維持しようとするから、信頼しているのをみせれば忠実に励む

  6. 人間七七四年 | URL | -

    猿は猿回しで娯楽担当、犬は猟犬、番犬などの実用担当と考えてみたが今イチピンとこない

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※5の人の考えが正しいと思う。
    当時愛玩犬なんてないどころか番犬は厳しく躾けたと思うので、

    百石以上は犬のように序列を厳しくたたき込みながら言いなりに機敏に動くように訓練し、それ以下は猿のようにおだてながらイイ子イイ子してして育てたと。当時の犬なら言うことを聞かなかったら、棒で叩くなどの罰も与えたと思う。失敗したら大身の者には厳しい罰を与え、小者には温情を持って激しい叱責程度ですませたとか。違うかな。

    ヒラには優しく役職付には厳しい社長のイメージ。大会社だったら組織がキビキビしそうと思う。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    すげー納得した。実にわかりやすい解釈だ。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    たまに犬にも猿にも噛みつかれるけどね(ニッコリ

  10. 人間七七四年 | URL | -

    猿といえば大友宗麟、上杉景勝や加藤清正のエピでも溺愛に近く、家臣に歯をむいても
    笑って眺めているという話が多いね。
    そういや、信長も家老クラスには半端なく厳しいけど、軽輩が見せるムチャな行動や
    失態には笑って許しているしね。まあ、鬼武蔵への溺愛ぶりは異常だけど。

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    道雪「ほほう、ではその猿を見に行くか」

  12. 人間七七四年 | URL | -

    徳川の家来はみな畜生(意味深)

  13. 人間七七四年 | URL | -

    猿回しの猿と猟犬としての犬の違いかなあと思ったなあ。
    猿回しの猿は、猿回しの方がいろいろ指図してやる必要があるけど、犬は、自分で獲物を追いかけてとってくるから、下位の者には細かい指示を、上位のものには、裁量でという話だと感じた。

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ある程度の規模の社長って役職付きには厳しく平や部外者には優しいよな。
    でも天下人二人の会話だからもっと深い意味があるのかもと勘ぐってしまう

  15. 人間七七四年 | URL | aNn4.8kc

    将校(犬)、下士官+兵(猿)
    100石が境になる理由はどこにあるのだろう
    (99石までは本人だけの槍働きだが、)
    (100石からは、軍用品常備の義務とか、従卒が義務とか、あるの?)

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※3という前提で本文を読むとすげーうけたww

  17. _ | URL | -

    100石どりっていうと現代で言うどれくらいの収入/社会階層?

  18. 水無月葉月 | URL | -

    米17殿
    額面年収350~400万円くらいですかね。
    一石が成人男性一人が一年で食べる米の量という換算(千合)をしている場合などもありますが、
    その場合だと一食300円として手取り300万ちょっとの計算です。

  19. _ | URL | -

    ※18
    ありがとうございますー 今時の30前半サラリーマンみたいね
    でもその中から小者中間、馬に武具まで揃えなきゃいけないとするとカツカツになりそうだ

  20. 人間七七四年 | URL | -

    ※18
    額面通り受け取ると
    100石~一人前、会社なら正社員
    それ以下~アルバイト
    こんな感じかね?

  21. 人間七七四年 | URL | -

    まあ家康自身が猿の犬だけどね

  22. 人間七七四年 | URL | -

    こういうのですぐ浅はかにも会社と比較するのはなんなのかね?所詮会社のオーナーも労働者も被支配者層の家畜にすぎないのに。

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