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三楽は智がありながら

2012年09月08日 20:32

383 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 19:41:05.39 ID:jBL3aG4B

小田原征伐の時のこと。松田憲秀の手を見た太田資正
「裏切る腹積りだ」と言った。この時、確かに憲秀は内通して
いたが、資正はその事実を知らなかった。

豊臣秀吉は何故資正に内通が分かったのか奇妙に思い「何をもって
そのように見たのだ」と尋ねた。

「憲秀の勇謀は人の恐れる所ですが、今日は軍備を正さず、諸卒を
戒めず、役所も巡りませんでした。もとより彼は臆するような者では
ありませんから、これは心を味方に通じた故にございます」

資正の答えを聞いて秀吉は大いに感嘆し徳川家康に向かい
「今ここに二つの不思議がある。何だか分かるか」と問いかけた。

「ひとつは三楽でありましょう。もうひとつは分かりかねます」

との家康の答えに秀吉は「わしは匹夫より起こって天下の主となった。
だが、三楽は智がありながら一国をも持つことはできなかった。

これぞ二つの不思議であろう」と言った。

また別の逸話では、秀吉は資正を召して曰く「その方は智仁勇を
兼ねた良将でありながら小身であるな。わしはひとつの徳もないが、
天下を取ることはもっとも得意とするところだ」ともいう。

――『名将言行録』




384 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 21:16:38.44 ID:66FBQWN/
もう一つの不思議
カリスマブリーダーとしての名声が無い

385 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 23:30:18.49 ID:gMAi9LmC
ここらのカリスマといえば天庵様の方が大きかったからね
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    >わしは匹夫より起こって天下の主となった。

    この話を何度も聞かされて、家康もウザかっただろうなw

  2. 人間七七四年 | URL | -

    頼朝「猿、わしにまでわざわざ自慢を言いに来るな」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    猿は登るのが得意な生き物。犬は命令を良く聞く足の早い生き物。

    とすれば、猿が天下を登り詰めるのも道理か。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    まとめ主さんの秀吉地侍出身説はなんかしっくりきた

  5. 人間七七四年 | URL | -

    >松田憲秀の手
    の手って文字通りの手じゃなくて手の者って意味?

  6. 人間七七四年 | URL | -

    >5
    相手は籠城中だから。手ってのは、様子とか行動でしょ。
    理由はちゃんと資正の台詞に有る。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    羽柴秀長「ぐはっ、胃が。」
    蜂須賀小六「ぐはっ、持病が。」
    黒田如水「もっと黙ればよかったかな。」
    竹中半兵衛「殺されても良かったかな。」
    ねね「ほほぅ・・・。」

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