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越前一向一揆の大将の最期

2012年09月10日 20:35

402 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 00:03:01.42 ID:MjrB2RIo
じゃあ下間のほうの頼照(『よりてる』じゃなくて『らいしょう』だけど)さんの逸話も一つ


越前一向一揆の大将の最期

天正2年(1574年)の2月より加賀から押し寄せて越前を織田軍から奪い取った一向一揆であったが、
その一向一揆も翌天正3年(1575年)の夏には早くも織田軍の猛反撃に遭い壊滅した。

この越前一向一揆の主導者を務めた坊官の下間頼照は何とか織田軍の追手から逃れ、
越前から脱出しようとしていたが、執拗な捜索に阻まれ身動きが取れなくなっていた。

府中の近くにある茅屋に忍んでいた頼照は一揆軍が織田の軍勢に悉く探しだされて誅殺されているという
報告を受けると
恐怖で焦りが出たのか乞食の扮装をして破れた笠を被って褐衣を羽織って茅屋を飛び出し、
織田軍の目を欺きながら何とかして湊まで落ち延び、加賀へと戻ろうとしたのである。

しかし、頼照の命を狙っていたのは何も織田軍だけではなかった。
道中で本願寺と対立していた真宗高田派の僧たちに見つかってしまった頼照は乞食の恰好のまま
湊に辿り着く事もなく首を刎ねられ死んだ。




403 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 11:49:08.69 ID:gDOTx3uD
狂犬にホイホイついていってしまうから・・・

404 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 19:12:43.72 ID:XcyOepf0
狂犬が起こしたのは土一揆で一向一揆はまた後に起こったんじゃないか。

405 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 19:56:25.92 ID:jo8XTKVg
長繁が起こした土一揆が、結局長繁と手を切って一向一揆化という感じ

406 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 21:32:34.36 ID:zpokYFvn
長島の後だから越前でも徹底的にやったらしいねぇ、掃討。


まぁ長島と違って結束ガタガタで信長来る前から内紛してて信長来る頃には抵抗するような一揆衆も減ってたみたいだが。

407 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 21:47:06.83 ID:Q6yXxDYQ
>>402
筑後が筑前ならぬ逐電しようとして失敗か

408 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 21:50:30.01 ID:Oww+RKUu
越前は一揆後に本願寺から派遣された指導者層が強圧的な支配を試みて心が離れちゃったんじゃなかった?
派遣されたやつが張り切りすぎたのか本願寺が情勢を見誤ったのかはわからないけれど

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    一向宗僧侶「進まば往生極楽、退かば無間地獄。織田軍の追手など恐れず進めぃ!」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    本願寺の武闘派で有名な下間家はあまり知られていないが、鎌倉からの源氏の名門の血筋

  3. 人間七七四年 | URL | -

    下間氏って源三位頼政の末裔だったのな。初めて知ったわ。
    子孫は池田氏の養子になって播磨新宮藩主もいるし、本当にカオスな一族だな。

  4. ぬ | URL | -

    そんな血筋の家でも坊官になったりするんだな。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    いやさ、浄土真宗は庶民の宗派であると同時に皇室とも縁が深くて、下間氏のような源氏の名家もいて、檀家数も日本一の深い宗派なんだよ

  6. 人間七七四年 | URL | -

    富田さんはほんとに人騒がせだな

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ちなみにバレたのはお歯黒に絹の下着だったためだとか。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    この出来事は、朝倉の残党も関わってる感じですね?この下間頼照の
    首は朝倉景健に依って、織田家に渡った様子です。
    まぁ土地柄的に、旧朝倉勢が関わって居ても不思議じゃないかな?
    (この頃は織田家に降伏して安居氏を名乗って居る)

    ちなみにこの景健さんは、越前一向一揆側に降伏した後に一揆勢の勢力
    が弱まると、再び織田家に降伏。不興をかって処刑されたそうです。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    下間頼照を殺したのは真宗高田派僧侶の他にも安居景健説と一揆内一揆説もあるんだよな
    以前は安居景健説が定説だったけどね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    絹のふんどしの履き心地はどうなんだろう
    と思ったらシルクトランクスとかシルクブリーフとかあるんだなぁ

  11. 人間七七四年 | URL | -

    前田慶次郎利益「男なら褌は白だけ!」

  12. 人間七七四年 | URL | -

    家康「褌は茶色か黄土色がいい。汚れても目立たずに済む」

  13. 人間七七四年 | URL | -

    伊藤清蔵「褌さえあれば十分」

  14. 人間七七四年 | URL | -

    勝頼「何も身に着ける必要なんてない。ただ、ありのままの姿でいればいい」

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