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相良喜兵衛、鍋島家のお屋敷前で、

2012年09月15日 20:30

463 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 21:09:25.69 ID:plGmYg29
相良喜兵衛がお供として江戸に滞在していたとき、
用事を済ませ帰ってきたところ、
鍋島家のお屋敷前で、幕府の御目付衆とばったり出会った。
御目付衆は、喜兵衛の腰の物を見て、
「その刀は御法度違反のようだ。
大小の寸法をはからせてもらうぞ」
と言って馬を止め喜兵衛を取り囲んだ。
囲まれた喜兵衛は、小膝を折って、大きな声で、
「私は当屋敷鍋島信濃守の家来です。
国もとより用事を申しつけられ、
昨夜、江戸に到着しました。
江戸の御法度については、主人より厳しく申し聞かされ、
長い大小をたずさえることが御法度だと承知致しております。
しかし江戸への道中、ことのほか治安の悪いところもあり、
若輩の身ではじめての旅ゆえに、寸延びした大小を差して来ました。
ですから江戸では規定の大小を差そうと、
大小を準備するために町方へ行き、
ただいま帰ってきた次第でございます。
お咎めを受けたうえは、私一人の命の覚悟は定めました。
ただし、主人が御法度を私に申し聞かせていたことは、
しっかりとお耳におとめおいてくだされ」
と言って、束に手をかけ、必死の色をあらわした。
御目付衆はたじたじとなり、
「それならば問題ない」
と言ってその場を去った。
このなりゆきを見ていた屋敷じゅうの鍋島の者たちは、
門の内側に詰めかけて、喜兵衛の身になにかあれば、
すぐに斬って出る構えで成り行きを見守っていた。
屋敷奥にいた勝茂様もその報告を受け、
「喜兵衛ならば、当家の恥になるふるまいはしないだろう」
と繰り返しおおせになりながらも、
やはり心配なようで歯がみをなさり、
何度も使いの者を様子見につかわされた。
事が済んだのち、喜兵衛には羽織をたまわったとのことである 【葉隠】




464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 01:01:11.91 ID:Lmw7Wf7H
何と言うか、真面目に仕事している目付けが可哀想に感じるエピソードだな

465 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/09/15(土) 01:30:28.65 ID:0S33Rrqd
ルールを守りすぎてもモンゴル帝国を返り討ちには出来ないんだよ

466 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 04:17:29.76 ID:cHnSDcNE
目付「お、おう・・・」

467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 06:31:26.25 ID:9zENmurk
>>465
たっ、竹崎さん!!!

468 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/09/15(土) 12:47:01.89 ID:17iBZplU
>>465

武士の鏡だねぇ

469 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 12:52:45.24 ID:vaYI/Sdh
その昔、島原で軍令破って手柄立てたら閉門食らった大名がいましてね…

470 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 14:45:10.93 ID:mD0XS7/x
嫁「軍令破って先駆けするぐらいでないと武士と呼べません、閉門されたことこそが当家の誉です」

471 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 17:20:02.72 ID:Ju7dJweT
>>465
源平の頃からルールも糞も無かったわけだが。

472 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:01:11.67 ID:YIfNn8CK
>>471
義経がルール破りの天才だからな

473 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:15:26.05 ID:Ju7dJweT
>>472
だからそのルール自体が無かったっていう。
水夫撃つのはルール違反とかいうのも後世の創作だし

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:18:05.17 ID:fg19uC2/
義経が破ったのは戦争のルールではなく頼朝の意向

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:18:19.44 ID:sUUSV7x9
だよねぇ。

でもローマでも
重装甲騎兵は落馬すると自力で再騎乗できないwので
再騎乗補助のためにおつきの人がいるのだけど、
この人たちを攻撃してはいけないルールがあったような。

476 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:52:00.00 ID:YIfNn8CK
水夫の件は狙ってやったのではなく結果論
平家側の矢が足りず序盤で撃ち尽くしてしまったため
一方的に射られて無防備な水夫や舵取りが先にやられてしまっただけ
防具つけてないからね

477 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:56:25.20 ID:Lmw7Wf7H
ルールじゃなくて道義的なもんだな
いくさには華がないと

478 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 18:59:06.21 ID:JKvx2fFL
現代だって非戦闘員を巻き込むような戦い方は避難されるしな
なんでもありなようで一応最低限の紳士協定みたいなもんがある
それがなくなったらどう言い訳しようが虐殺

479 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 19:28:00.18 ID:HoKRRRu5
一ノ谷でのだまし討ちと壇ノ浦でのやり方だろうなあ
どうみても傀儡な安徳と神器が海中に沈んだのも
ああ、これは生かすつもりはないんだな・・・って

480 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 19:29:25.73 ID:Nm1+L9EV
>>473
そもそも水夫殺したから勝てたってのが根拠不明の創作だから

481 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 19:40:55.93 ID:KRc/z4lc
エジプト軍「ぬこを盾にしちゃいけません」

482 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 20:18:15.87 ID:CBep5anU
猫は時間を見るものであって投石器で城内に投げ込むものではありません

483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 21:18:55.09 ID:hE7L6WJq
投石機で投げなくても、老指揮官に率いられて月まで大ジャンプしちゃうからな

484 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 22:52:30.41 ID:8AvySYXp
>>482
道灌公が悲しむな

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/15(土) 23:47:02.19 ID:Ju7dJweT
代わりにウンコとか生首投げ込むんですねわかります
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    >>472
    言われて見れば義経が真正面から戦ったのは宇治川合戦ぐらいのような気がする。三草山・一ノ谷・屋島・壇ノ浦・堀河夜討迎撃では奇襲や不意打ち・ルール破りを用いているんだよな。義経に坂東武者からの批判が少なからずあったのはこういう面を嫌われたってのならむしろ納得できる。

  2. | URL | YqzQT8Bs

    だから別に奇襲の類はタブー視されてなかったし、当時の戦にはルールもへったくれも無いって。
    後の元寇でも名乗りあげてる間にとかそんなん一次史料に無いから。
    一体どこの誰が言い始めたんだろうなあ。源平や鎌倉武士は堂々と一騎打ちしてただなんて。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    義経が和田やら土肥とか梶原なんかに嫌われたのは、戦の勝利は皆の奮闘あっての物なのに、いたずらに功を誇り、大将気取りで鎌倉殿と同じ扱いを御家人たちに要求したからだよ。
    いかに戦の天才で鎌倉殿のご舎弟といえど、御家人である以上、鎌倉殿の前では(建前上)皆平等であるという大原則を破ろうとしたからだ。こういうことになると坂東武者どもは大人気ないほどうるさいよ。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    和田やら土肥が義経嫌ったのは、自分達が九州で苦労しながら平定戦していたにも関わらず義経だけが目立ってしまい、義経の引き立て役みたいになってしまったことへの不満の方が大きいんじゃね?
    和田なんか、九州平定戦の途中で苦労ばっかり多い仕事に嫌気がさして鎌倉に帰還しようとしていたわけだし、そんな心理状況で義経ばっかり目立ったらそりゃ腐るだろ。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    暗黙のルールがあったって話に
    1次資料にないから真っ赤な嘘だと決めてかかるというのもどうなんだろう

    本当にあったとしてもいちいち文章にするようなモンでもないし

    義経が当時から見ても戦のルール破ってないというなら
    他の武将が義経と同じようなやり方した時
    別段顰蹙を買わなかったり逆に賞賛された事例でもあげたらどうかな
    当時の戦はノールールだったを繰り返されても説得力がな
    まぁ俺は義経好きでもないからどうでもいいんだけど

  6. ※3 | URL | -

    ※4
    それに加えて、事あるごとに「私は頼朝殿の弟。つまり主筋。君らは家人。ついでに平家滅ぼしたのは私の功績。君ら少しは私を敬え」とかやるから、「あいつなに?自分がエライと思ってんの?俺らは鎌倉殿に惚れ込んで随身してんのに。あいつに仕えてんじゃねんだけど?俺ら」てなっちゃう。義経がもうちょっと空気読める子だったらな、ていつも思う。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    今更だし戦国からも話題からも逸れまくるが、義経とか為朝とか義仲とか、平安末期から鎌倉初期の源氏にはKY気味だったりDQNだったり協調性ゼロだったりの、戦国でいう四天王クラスの逸材が多すぎる気がする

    ついでに義経関連でいや、手塚治虫先生は義経に何か恨みでもあったんだろうか…と邪推したくなる
    火の鳥で義経知ったから、一般的な「判官贔屓」の描かれ方に心底ビックリしたよ…

  8. 人間七七四年 | URL | -

    確かに頼朝って源氏の中じゃ相当まともだよなー…

    確か為朝なんて満年齢ローティーンのうちに九州全部シメてなかったか

  9. 人間七七四年 | URL | -

    だって八幡太郎義家とか新羅三郎義光の子孫だもの
    まともな奴の方が少ないのは源氏の血としか言い様がない

  10. ※3 | URL | -

    ちなみに、蒲殿こと源範頼は空気読め過ぎて自爆した感じ。

    曽我の仇討ちに巻き込まれて、頼朝サンが生死不明と鎌倉に誤報入った時、


    政子「…なに?…なんなの?なにがおこってるの?(オロオロ

    範頼(いかん、義姉上を落ち着かせねば!)
    「大丈夫!この私がいますから!」


    頼朝サン「……ってなにオマエ?オレの代わリのツモリ?オレの代わリのツモリなの?(ビキビキ

    範頼(ヤッチマッター!!兄上の地雷踏ンジマッター!こ、怖え~っ!怖え~っ!あ、兄上の本心が、本心が知りたい!)


    頼朝サン「……で、オマエの家人がオレんちの軒下に潜んでたんだケド。コレ刺客?コレ刺客なの?(ブチブチッ

    範頼()

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    八幡太郎義家は新羅三郎義光の兄だよ。間に賀茂次郎義綱がいる。んで、親父が鎮守府将軍源頼義。皆さん揃ってえりすぐりの、立派なDQNです。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    兄弟仲が良いってのは・・・
    もっと世間で評価されていいと思うよww
    腹違いといえど、義経 範頼 ぶっころwwww

    ごくごく小規模だが 俺の兄と姉、両親とも絶望的に不仲

  13. 人間七七四年 | URL | -

    家光「弟を殺害などと信じられんな。野蛮な時代だったんじゃなぁ」
    政宗「さようにございますなぁ」

  14. 人間七七四年 | URL | -

    そう言えば保元の乱の時の義朝の白河殿夜討も批判されてたんじゃないか。今年の大河清盛で頼長が為朝の東三条殿夜討献策を退けた時に例え夜討で勝ってもその後の「政治」を考えると得策ではないみたいなことを言ってたな。だからこそ政治を知っていると思ってるはずの信西が義朝の献策を受け入れてあえて夜討を仕掛けてきたことにパニクったんだろうけど。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    頼朝「安徳天皇と三種の神器は無事だ。少なくとも今のところはな。この先どうなるかはお前次第だ。無事取り戻したければ、景時達と協力しろ。OK?」
    義経「オーケイ!(独断先行)」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    足利尊氏・直義兄弟は源頼朝・義経と逆だね
    DQNな兄と常識人な弟

  17. 人間七七四年 | URL | -

    ※14
    白河殿夜討ちを批判した武士っていたかな?公家にはいたみたいだけど。義朝が評判落としたのは、親殺しのほうだ。あれだって、処刑を決めたのは信西入道なんだけどね。

  18. 人間七七四年 | URL | -

    米13
    信長「お前らが言うな」

  19. 人間七七四年 | URL | -

    義経が空気を読める人間だったら鎌倉幕府の№2クラスとして文句なしの出世街道を歩んだと思う。頼朝が義経に与えようとしていた恩賞を考えれば冷遇しょうとしていたようには見えない。むしろ和田・三浦・北条・梶原あたりでも不満を抱かないギリギリのライン。

    それを擲ってしまったのは他ならぬ義経なんだけど

  20. 人間七七四年 | URL | -

    宗麟「※13・18、あんたらみんな同じ穴の狢じゃないですかヤダー」
    元就「お前も人のこといえないだろ…」
    直家「弟は大事にしなきゃ!」

  21. 人間七七四年 | URL | -

    信之「…うちは違うよね…ねぇ」
    小松「違うところを探す方が大変なんですけど、伊豆守様」

  22. 人間七七四年 | URL | -

    将門様とか八幡太郎とか鎮西八郎とか…
    なんかもう平安~鎌倉初期で名を残した武士≒DQNに思えてきたw
    しかも草創期のDQNだけあって伝説級ばかり

  23. 人間七七四年 | URL | -

    エピソードだけ見てると初期の武士って日本人じゃなくてアイヌ人なんじゃないかと思わないこともない

  24. 人間七七四年 | URL | -

    そりゃあ源平の時代より前から蝦夷やアイヌと戦ってきているからお互いの文化が戦いを通じて影響しあっているだろうな。戦い以外にも交易もあるし

  25. 人間七七四年 | URL | -

    「平清盛」だと東国武士はほとんど蛮族な描かれ方だよなあw

  26. 人間七七四年 | URL | -

    東北になるが安東氏は蝦夷アイヌの血筋の武家だったはず。蝦夷やアイヌは和人と敵対していた面ばかり強調されがちだけど、お互いに協調しあっていた勢力もあったんだよな

  27. 人間七七四年 | URL | -

    頼朝「うちの弟は奇襲ばっかでねえ、やっぱり正々堂々ですよ」
    佐竹義政「ちょっと待て」

  28. 人間七七四年 | URL | -

    合法的に奇襲しようとしたら米国に宣戦布告は届いていないと言われたでござる・・・

  29. 人間七七四年 | URL | -

    信長「正面から今川軍に突っ込んだのに、なぜか奇襲と伝えられておる・・・」

  30. 人間七七四年 | URL | -

    西洋史でいちばんルール破り(当時基準)したのはジャンヌダルクで現代はそれと同じ解釈を義経に当てはめているだけという説を唱えてみる

    ジャンヌダルクは殲滅戦やったし…

  31. 人間七七四年 | URL | -

    人類史が発展してくると1人ブチノメシタくらいでは集団にさほど影響がなくなってきて、戦がどんどん過激になっていく

  32. 人間七七四年 | URL | -

    信玄「どいつもこいつも一族同士で争いおって」

    義元「全く嘆かわしいのぅ」

    道三「この乱世、頼りは身内だけだというのに」

  33. 人間七七四年 | URL | -

    ※15
    義経「来いよ平家、安徳天皇と三種の神器なんか捨ててかかってこい!」

  34. 人間七七四年 | URL | -

    頼朝「後白河法皇にあのバカ弟差し出すか…」
    政子「今更ですか?」

  35. 人間七七四年 | URL | -

    自分より武勲著しい弟なんてただでさえ粛清対象になりかねんのに義経ったら…
    義経は壇ノ浦の直後に死んでいれば幸せだったかもね

    あと範頼のこともたまには思い出してあげてください(´;ω;`)

  36. 人間七七四年 | URL | -

    頼朝「オレってば、オヤジと息子を風呂場で頃されているという…」
    政子「それが…?」

  37. 人間七七四年 | URL | -

    範頼さんよりさらに忘れられる全成さん……

  38. 人間七七四年 | URL | -

    ※37
    頼朝の兄弟の知名度は
    義経≫(超えられない壁)≫範頼>義平≫(超えられない壁)≫その他
    だよなぁ
    頼朝が三男ってことを知らない人がほとんどだと思う

  39. 人間七七四年 | URL | -

    今年の大河でも、義平・朝長・頼朝と常盤の産んだ三人の子以外名前すら出てない(今のところ)だしなぁ……

    あと※33の義経はん、その安徳帝は清盛の孫であると同時に、大天狗後白河帝の孫でもあるわけですが…

  40. 名無しさん@ニュース2ちゃん | URL | Hl2V6mkc

    源平のことばっかりで盛り上がってないで
    たまには勝茂のことも思い出してあげてください…

  41. 人間七七四年 | URL | -

    男衾三郎「馬庭の末に生首絶やすな、切り懸けよ。此の門外通らん乞食・修行者めらは用ある者ぞ、蟇目・鏑にて駆け立て駆け立て追物射にせよ」

    鎌倉時代の話しである。

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