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週刊ブログ拍手ランキング09/27~10/03

2012年10月03日 20:28

09/27~10/03のブログ拍手ランキングです!


春日信達顛末 36

井戸亀右衛門の諫言 33

「不死身の鬼美濃」馬場信春 30
福地六郎右衛門がお城から退出してくると 29

「侍でなければ人ではないのだ」 25
「拙者は髪にて御奉公は仕らず」 24

明石レジナの事 23
柳生宗矩と二匹の猿 23
徳川家康と見目麗しい小姓 23
「これこそ間違いなく御墳墓の地だ!」 21

今川義元は子息氏真に書を贈り諌めて曰く 19
少弐政資といえば至って悪の人であり 19
武田信繁「武士として歌道への嗜みも」 19
榊原康政と井伊直政 19

薬師寺元一、一の文字へのこだわり 17
雑談・ではないけど・・・ 16
こういう心掛けを勇気というのだ 16
雑談・甲陽軍感について 16
「黒血流れて物すさまじ」 16

尼子経久、謀略をもって三澤を討つ 15
小幡勘兵衛の鉄の軍配 14
吉晴はそのように深く感じ入った 14
「今度の様子頼もしからず」 14
福島正則という人について 6
吉川元春の方針、小早川隆景の方針 8



今週の1位はこちら!春日信達顛末です!
春日信達の、ある意味の悲劇、でしょうか。あの時代に生き残るというのは本当に難しいことだな、
なんて感想も持ちました。
そしてこの人がうまく立ちまわっていれば、甲陽軍鑑も今とは違った形に、おそらく
なっていたのだろうかと思うと、なんとも史学的には大変重大なポジションの人だったのだなあ、
などとも思いましたw
そう考えると、一見マイナー武将のこのお話も、非常に興味深いものになる気がしますねw

2位はこちら!井戸亀右衛門の諫言です!
こちらはまた非常に渋い、ベテラン武士の諫言のお話です。
しかし蔵人さん、本当に六千石も貰ってて一体何に使っていたのかw
武士の貧窮化が進んだ江戸後期でも、六千石も貰っていれば結構贅沢な暮らしできたものです。
一体どんな生活をしていたのか、そっちの想像も膨らみますねw
それも含めて実に面白い逸話だと思いました。

今週管理人が気になった逸話はこちら!薬師寺元一、一の文字へのこだわり です!
”魔法半将軍”細川政元の家臣というのは、この薬師寺さんもそうですし、一緒に謀反起こした赤沢さんも、
また上原元秀や司箭院興仙などなど、とにかくバラエティ豊かで強烈な個性が揃っています。
まあその君主である政元自信が、彼らに輪をかけて強烈なのですがw
家臣意外の周辺を取り巻く人物も異常なくらいのキャラばかりで、どうして政元やその時代の人気が
もっと出ないのか、いつも不満に思っていますw
こういう逸話が集積されて、いつかこの「政元時代」がピックアップされる時代が来るといいなあ。
なんて考えています。

今週もたくさんの拍手を、各逸話にいただきました。いつも本当に有難うございます!
また気に入った逸話を見つけられましたら、どうぞそこの拍手ボタンを、押してやってくださいね!
( ´ω` )



さて、今週も本をご紹介!今回紹介するのはこちら!

大坂落城 戦国終焉の舞台 (角川選書)大坂落城 戦国終焉の舞台 (角川選書)
(2012/09/22)
渡邊 大門

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渡邊大門 著 『大坂落城 戦国終焉の舞台』です!

あと3年で大阪の陣終結400周年ですね。それに向かって著作物もたくさん出てくると思いますが、
こちらは大阪の陣の大局を見るにおいては、早くもその決定版かも知れません。
そう思うほど、現時点で把握できる大坂の陣というものの「実像」を表してくれている本です。

この本は基本的にいわゆる俗論を排除し、一次史料、良質史料から見えてくる大阪の陣の姿を
描写しています。それゆえ講談・軍談で語られるような派手さ、華々しさはありません。
しかしそれだけに、現実としての大坂の陣に至る歴史が、圧倒的な説得力と迫力で以って
読者に迫ってきます。

そしてそこから見えてくるのは歴史だけではありません。大阪の陣を取り巻く人物、特にその中心である
徳川家康という人物の輪郭が、よりはっきりと見えてきます。
ここから見えてくる家康像は、講談軍談流の狸親父ではなく、かといって山岡荘八風の、一種の聖人としての
家康でもありません。「戦国時代最期のチャンピオン」に相応しい、信じられないほどの優秀さとと狡猾さと
巨大な器量と、底響きがするほどの恐ろしさを併せ持つ武将・徳川家康なのです。
恥ずかしながらボクはこの本で、ようやく家康という人の恐ろしさを理解した気がしています。

そして一方で豊臣家は、勿論徳川からの巨大な圧力にさらされつつも、基本的には「自滅」に向かって
進んでいきます。何故「自滅」なのか?それは大阪の陣の時点ですでに、家康の戦う目的において、
豊臣家は二義的なものでしかなくなっているためです。さらに豊臣家も、戦う理由が本質から
かけ離れ、手段が目的に取って代わる事態となっていくのです。

それらの内容は是非、こちらを読んででご確認ください。

一次史料・良質史料によって構成された、大阪の陣のドキュメントと呼んでもいい本であると思います。
普通にあの時代に興味のある方にも、現在解りうる最新の大阪の陣像とはどういうものかを知られたい方にも、
是非オススメしたい一冊です。
面白いですよ!
(`・ω・´)
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コメント

  1. 渡邊大門 | URL | -

    ありがとうございます

    著者の渡邊大門と申します。
    意を尽くした紹介、誠にありがとうございます。
    引き続き『戦国の貧乏天皇』(柏書房)も刊行されますので、よろしくお願いします。
    時節柄、ご自愛くださいませ。

  2. まとめ管理人 | URL | wZ.hFnaU

    ぐはぅ!渡邉先生!
    こちらこそ良い本を有難うございました。本当に面白かったです。
    稚拙な感想で本当にお恥ずかしいw;
    『戦国の貧乏天皇』も楽しみにしています。
    先生もお忙しいとは思いますが、どうかお体にはお気をつけてください!

  3. 人間七七四年 | URL | HLrqDUJ6

    作者さま登場とは…

    す、すげぇ
    (°□°;)

  4. 人間七七四年 | URL | -

    まさか著者降臨とは
    そのうち前回の酒見賢一先生も来たりして

  5. 人間七七四年 | URL | -

    細川政元といえば、「くじょう みやび日録」ってブログが詳しくまとめてあって面白かった。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ふおおお!作者さんご本人の書き込みとは凄い!!ていうか見てるんだなこういう方も・・・
    こんな歴史研究のプロの目から見て、こういう所の印象はどうなのか知りたいもんです
    政宗や三斎様をDQNDQN言ってるのって、やっぱけしからんと思われるんだろうか

  7. 人間七七四年 | URL | -

    よっしゃ、買ってくるわ

  8. 人間七七四年 | URL | -

    買いましたぞ~
    通勤の合間に読みますぞ~

  9. 人間七七四年 | URL | Wegc.wbg

    推薦本読みました
    淡々と生々しく読みやすい良い本で、丁寧で味のあるドキュメンタリー番組を見終わった後みたいな、なんともいえない読後感がありました
    また板倉さんの名前がちょくちょく出てくるので、京都所司代の重要性をあらためて感じました

    渡邊大門先生、次の作品も期待しています

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