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毒死は覚悟の上である

2012年10月28日 19:17

110 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 15:14:44.99 ID:xPxBhuCu
加藤光泰石田三成との関係は、文禄の役において極めて険悪なものになっていたが、朝鮮との和談が成立し、
諸将の帰国が決まった頃、三成の使者が光泰のもとにやってきた。「和睦のための酒宴を開くので
参加してほしい」というのである。

8月26日、光泰はこの酒宴に出向いていった。
「殿!行ってはなりません!毒を盛られますぞ!」と必死で制止する謀臣諸臣を、
「わしも、そのような謀があろうことは察しておる。だが、行かぬとなれば武門の瑕瑾となるであろう。
毒死は覚悟の上である。」と、振り切って。

果たして、宴席で供された鮒の吸い物に鴆毒が加えられていた。
光泰はその日から苦しみ始め、翌27日、28日には既に危急の状態であった。
しかし、彼は苦しみながらも、一人の男を待ち続けていたのである。

その男・加藤清正は、27日晩、釜山に戻るや否や、即座に駆けつけてくれた。

光泰は彼の来訪を大いに歓び、
「わしは姦人のために、思いもよらず毒殺という目に遭ってしまった。
このことに我が士卒は憤怒し、これから石田の陣所に討ち入ろうとしている。
だが、三成を討ち取ったところで、わしの命が助かるというものではない。
それに、ここは敵地であるし、同士討ちにもなってしまう。決してそんなことをさせてはならぬ。
足下は我が士卒を堅くとどめてほしい。
そして、わしが死んだら、わしの諸勢を率いて帰国し、息子・作十郎(貞泰)に引き渡してくれぬか。」
と、懇ろに、最も信頼する盟友に後事を託したのである。

光泰は29日、この世を去る。

その後清正は、遺言どおり光泰の軍勢を率いて帰国し、貞泰に引き渡したという。
(曹渓院行状記)




111 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 17:48:59.60 ID:GY+zhnlv
止めようとした部下が謀臣呼ばわりされているのはどういう訳なんだ

112 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 17:55:30.10 ID:RKz866HZ
謀臣って言葉自体は悪い意味は含んでないから使い方としては正しい

114 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 18:35:56.07 ID:QocNS2Vf
某、なにがしのと読んでも意味は通るな

115 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 19:15:06.88 ID:xPxBhuCu
>>111
今、原文を見たら「諸臣」になってた。
釜山までは行けないけど、備前へ行ってお茶飲んでくるわ。

116 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/28(日) 19:46:44.46 ID:QocNS2Vf
( ・∀・)つピトフーイ
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | paD8j7Yc

    本スレにも書いたけど、×謀臣 ○諸臣でした。
    申し訳ござらぬ。

  2. 名無しの越前兵 | URL | -

    三成にあまり毒殺のイメージは無かったので少々意外。まあ毒殺には他におっかない人達がうようよしてるので、さて、さっき淹れたお茶でも飲むか。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ホントに退かないオッサンだな…。清正とは気があったんだろうなー。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ぱっと見だけで条件反射で、備前の方の弟さんか舅さんか義兄弟さんの逸話かと思ってしまいましたすみません
    ちょっと備前の茶飲んできます

  5. 人間七七四年 | URL | -

    もし生きていたら七将討ちが八将討ちになって、
    しかもうち三人が加藤という展開になったのに

  6. 人間七七四年 | URL | -

    どうやら書き手(※1?)殿も、毒死は覚悟の上らしい

  7. 人間七七四年 | URL | -

    清正との友情を物語る逸話でも有るけど、不可解さも多い話ですね。
    毒殺説が有った事は知って居るけど、普通に考えて三成と仲が悪い
    福島・清正が生きていて、空気さんを毒殺する意味が分からない。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    まあ、このタイミングで毒殺する意味が分からんわなぁ。
    帰国が決まってるんだから、帰国してから始末すればいいしなぁ。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    光泰も生き延びて空気じゃなくなっていれば石田との不仲エピがもっと残っていたかも……
    ※8
    いや、戦陣のどさくさでーってのは十分ありなんじゃない?
    実際、配下の打ち入りを止めさせた理由の一つに「敵地だから」ってのが入ってるし

  10. 人間七七四年 | URL | -

    米9
    戦場で後ろから矢を射るならそうだが、宴に呼んで毒殺だとドサクサも何も無いだろう
    ここで討ち入りをされずとも後で家臣が秀吉に直訴するのは明白だし

  11. | URL | YqzQT8Bs

    これは曹渓院行状記著者の作り話だろうな。
    もしホントなら端から殺した犯人が明らかな上に
    宴と騙して戦地で味方毒殺だなんてことやらかしてんだから
    普通に家臣や清正が秀吉に告訴すればいいわけで
    それで三成は切腹なり改易なりではい終了じゃん。
    実際にはそうなるどころか、「告訴したのに突っぱねられた」という形跡すら無くて
    三成が失脚した時ですら、この件が告発さえされてない以上あり得ない話。

  12. ゆとりある名無し | URL | sSHoJftA

                , ;,勹
               ノノ   `'ミ
              / y ,,,,,  ,,, ミ
             / 彡 `゚   ゚' l
             〃 彡  "二二つ
             |  彡   ~~~~ミ      はいはい、わしのせい わしのせい
         ,-‐― |ll  川| ll || ll|ミ―-、
       /     |ll        |   ヽ
      /       z W`丶ノW     ヽ
     /        \\   / /      |
    /    三      \`i / /  成   |

  13. 人間七七四年 | URL | -

    まあ、朝鮮の役で病死した人はたくさんいるので、病死だろう。

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