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「広宣の挨拶は奇妙だ」

2012年10月30日 19:58

84 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/30(火) 00:28:44.16 ID:xScnRV2g

徳川家の家臣である小栗又一は己の武功を誇り甚だ人を軽蔑し、
多少の誉れのある者なら「米数米数」と言って嘲っていた。

ある時、又一は勝れた武功があってもそれほどの増地がないのに、
久世広宣坂部広勝が知行を多く賜ったことに腹を立てていた。

そんな時に又一と広宣がばったり出くわした。又一は腹を立てた顔で、
「お前たちは何事をして、多分の御加増を取ったのだ」と言い咎めた。

これに広宣は笑って「この耳たぶが厚いので御加増を取りました」と、自分の耳を
引っ張って見せた。これには流石の又一も白けて笑いながら通り過ぎた。

人々は「広宣の挨拶は奇妙だ」と感じあったという。

――『名将言行録』




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    情報収集に長けているって意味だったりしてな。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    既出?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    既出っていうか、小栗ではなくて本多三弥左衛門の逸話で有名な話だな。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    信忠「呼んだ?」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    米数米数と嘲けるとは

    コメ粒の様な小さな功績だなw

    であってるかな?
     

  6. 人間七七四年 | URL | -

    >5氏
    多分有ってるのかな?自分もそんな感じだと思う。
    そもそも読み方自体もどう読むのかが分からなかった。
    勿論辞書にも載って無かった。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    実はどれも事実で来る人来る人同じ言い訳と反応を繰り返してるだけだったり

  8. 人間七七四年 | URL | -

    」その程度米の数ほどたくさんいる」だろう。

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