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仕返しの場で斬り殺されるのが

2012年11月06日 19:59

236 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/06(火) 15:59:07.53 ID:3lzC74sQ
小森栄順、大坪甚右衛門、武藤六右衛門、鹿江茂左衛門、吉井与一右衛門、
江副甚兵衛、牟田六之充、丹羽喜左衛門。
この者たちが浅草へ連れ立って遊びに出かけた。
そこで小森栄順と大坪甚右衛門の二人が浅草観音ちかくの遊山茶屋で、
茶屋の男たちとまず口論になり、最後はさんざんに打ちのめされた。
このことがすぐに浅草界隈で噂となったので六右衛門は、
「仕返しをしよう」
と言い、与一右衛門と甚兵衛もそれに同調した。
しかし他の者たちが、
「主家にまで迷惑が及ぶだろう」
となだめ、なんとか屋敷へと引き帰った。
帰ってからも六右衛門は、
「いや、これは仕返しをせねばならぬ」
と主張を続けたのだが、皆になだめとめられた。
喧嘩の話は主家まで達し、栄順と甚右衛門は切腹を認められず、そのまま斬り捨てられた。
他の者たちはお叱りを受けた。
詳細は、追って聞くことにしたい。
この喧嘩について考えさせられるところがあったので、
ある老武者に聞いてみた。
老武者
「仕返しなんてものは、皆と相談して上手くいくものじゃない。
ひとりで出かけていき、自分ひとりが斬り殺されるまでだと覚悟を決めねばならぬ。
口先で仕返し仕返しと言う者の中には、覚悟なく発言する者もいるのだ。
つまり、口先で武士としての外聞を飾っているわけだ。
誠の剛の者は、なにも言わずにそっと抜け出し死に向かっていく者だ。
勘違いしている者が多いが、そもそも仕返しを成功させる必要などないのだ。
仕返しの場で斬り殺されるのが剛の者なのだ。
だが、相手をしとめることが出来るのはこういう者である」【葉隠】





238 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/11/06(火) 17:38:50.82 ID:m61e9G7E
犬死にでもいいから成功するか算段せずに行動しろっていう
山本常朝の美学は好きだな。
ただ、戦国時代の武士ならもっと打算的な行動をする気もするな。

239 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/06(火) 19:32:06.47 ID:29mKxpyf
平和ボケした江戸時代の人間が言う事に価値はない
自らが実践で証明したなら別だが

240 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/06(火) 20:25:46.49 ID:Fby3rjvQ
家光「立花宗茂の言説には説得力あるな」


249 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/07(水) 03:05:36.69 ID:qZT1KT+F
>>236
これ、浅草の遊山茶屋って要は遊廓遊びに行ったんだよな

>>240
宗茂さんは遊廓遊びしにいかないだろうな
遊廓がこの世にあることも知らなそう
あくまでイメージだが
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    「ブッ殺す」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
    なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
    その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
    実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ!
    だから使った事がねェーッ。

    ですかな?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    兄貴ィッ!
    やっぱり兄貴ィはスゲェーやッ!

  3. 人間七七四年 | URL | -

    体面を気にするにしても、やり方って物が有る気がする。
    そもそも、そんなに体面を気にするならその場でやれば良かっただけ。
    出来ないばかりか、一人じゃ何も出来ないのなら何を言われても仕方
    が無い。

    本当の武士なら「仕返しした後に」どうにかするのが筋では?
    切腹するなり、神妙に縛に付くなり。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    自分が剛の者として死ぬ事によって御家を残すって行動は
    戦国時代も江戸時代も変わらんと思うが

  5. 人間七七四年 | URL | -

    米4
    違うと思うな。

    社会が固定化した江戸時代なら、原則家は続くもの。家臣の家系を絶やさない、家禄や家格も変動させられないことが普通だから。
    家が続くのが普通な前提で、不時の死が過失がない、美しいと認められれば原則が適用されて家が続く。

    戦国時代は家系が絶える、家禄や家格が変動することが江戸時よりは多い。
    だから家を絶やさないハードルが高くて、美しい死だからと言って確実に家が安泰とは言えない。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    やはりペッシ兄貴が来たか…

  7. 人間七七四年 | URL | -

    山本常朝は山本家を続かせようと思ったことは一度もないとのこと。「崩れるときは崩れるもの也」とも言ってるからな。「仕返しの場で斬り殺されるのが剛の者」てところに葉隠思想は集約されていると思う

  8. 人間七七四年 | URL | -

    米5の言いたい事がわからん
    剛の者として死ぬ事によって御家を残すって考えが戦国時代にもあったのは確かだろう
    なにが違うと思うんだ?

  9. 人間七七四年 | URL | -

    米5の混乱期と平穏期の違いはそのとおりだと思うが、葉隠の中には御家の存続に直結する喧嘩はほとんど見当たらないかも。ほとんどがヤクザ者に絡まれた、相撲取りに絡まれた、百姓に袋にされたとか。武士同士の喧嘩も碁の助言が気に障ったとか、酒飲んで口滑らせたなど。100石前後、それ以下の武士だと町人との係わりもいろいろあったんだろうなと思う

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