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家伝について

2012年11月16日 19:58

参考
紹運の恩忘れがたく
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-7022.html


428 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 00:30:39.18 ID:rQ8ZDRBb
皆様、レスありがとうございます。
戦前、「玉砕の美学」みたいに一部のキチ軍部に利用されたことを祖父は苦々しく思っており
「何も成せない我々子孫が紹運公や岩屋城のことを他人に軽々しく自慢するものではない」という考えで
父親もほぼ同じ考えです。私自身は自慢とかではなく、
今は損得勘定でものを考える時代かもしれないが、昔はこういう人もいたのだと。
ただし祖父や父親は当然2ちゃんなど見ないので禁を犯して書き込みました。

先述した某はもともと高橋家に仕えていたわけではなく斎藤鎮実の家臣だったそうです。
紹運に姫が輿入れした際に付き随った一人だったとか。(疱瘡を罹って醜くなっても・・・の有名な話ですね)
鎮実は心からこの縁談に感謝して、高橋家に忠節を尽くしてくれとお供の者に何度も言ったとか。
この鎮実は先年、耳川の戦いで戦死していますから
某が岩屋城に籠った理由のひとつに紹運への忠節はもちろんのこと
鎮実の仇を幾分かでも返したかったというのがあるのかもしれません。
このような経歴なので道雪の話も伝わっています。
今風に言えば非常にクセの強かった御方らしく、たまにまわりがドン引きするような言動もあったとか。
在陣中(高橋鑑種討伐の時か?)、寄せ手の吉岡氏と斎藤鎮実の家臣同士のいざこざがあって
どちらも相手が悪いとなかなか引かないでいると、道雪から使者が到着
「このような時に猛々しきは大いに結構。しかしながら軍規を乱さばこの立花の敵。
立花の敵なら大友の敵。敵ならば今すぐあの城に(攻城中の城の事)入ってはいかが?」
このようなニュアンスのことを伝えられてかなり鎮実は困ったそうです。
おそらく吉岡にも伝令がw

429 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 00:31:09.59 ID:rQ8ZDRBb
あと紹運について断片的に。
夫婦仲はとてもよく、たまに近くの寺へともに参詣していたそうです。
寡黙な御方だったそうですが、気配りというか家臣や領民の困り事はすぐに解決させていたとか。
岩屋城に籠る際も「我らも!」という多くの人を宝満城へ行かせたらしいです。
もう先の運命はわかっていたのでしょうね。
激しく攻めたてられる岩屋城を向かいの宝満城に詰めた方々はどのような気持ちで見ていたでしょう
多くの身内がいたはずですが、それを想像すると我が事のように胸が痛いです。

先述した甲冑と紹運からの書状のほかに伝わっているものがもうひとつ。
僧形の武将を中心に下に二人の武将が描かれている肖像画があります。
賛もあり快心筆とあります。確認する術がありませんが
降伏勧告の使者として遣わされた地元の荘厳寺・快心和尚の可能性もあるかもしれません。
僧形の武将は紹運で、あとの二人は左側は同じく僧形の某
右側は生前に特に親交が篤かった伊藤総右衛門と伝わっております。
もうネタ切れですのでこのことについて書き込むこともないでしょうが
長文&スレ汚しすみませんでした。





430 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 02:00:30.63 ID:t6dSQXQO
>>428
乙です
こういう家伝の話は滅多に聞く事がないから凄く得した気分だわ

やっぱり道雪公は流石だなw
大友家には一癖も二癖もある人がいっぱいいたんだな

431 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 02:13:05.59 ID:rlci3xn3
>>428
ありがとう。非常に面白かったし、道雪という人間を考える上でも参考になった。
道雪は異教徒の癖にフロイスにほめられてたり、興味深い人物だよね。

時に一つ質問なんだけれども、家に伝わっている紹運からの書状って、どこかで活字化されてたりする?
詳しく聞くと身バレになっちゃうだろうから、なってるかどうかだけ教えて欲しい。
大友氏の史料は、滅んだワリに残っているとはいっても少ないからね。
まだ公開されていないのであったら、是非大友研究に寄与して欲しいと思うわけですよ。

432 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 02:54:06.05 ID:qvE7DD8g
>>413
>>428
面白い話ありがとう。
家伝の話なんて聞いたの初めてかもしれんw

しかし、この道雪伝とされるこのセリフ、

>「このような時に猛々しきは大いに結構。しかしながら軍規を乱さばこの立花の敵。
>立花の敵なら大友の敵。敵ならば今すぐあの城に(攻城中の城の事)入ってはいかが?」

いかにも道雪が言いそうで笑ったw

433 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/16(金) 03:45:38.35 ID:fFArB14/
真夜中にこんな良い話を知り、妙にアガってしまい
眠れなくなった俺にとっては体にちょっと悪い話


382 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/31(金) 09:53:03.86 ID:6m//xU86
まとめサイト見てここに来たけど
以前、高橋紹運の家臣の子孫で家伝を書き込んだ人
俺の高校時代の友人だと思う
紹運と道雪の話のやつ
俺は今、地元を離れているので長い間会ってないけど
お互い日本史好きもあって仲良かったので他人に話さないことも話してくれたし
家にも遊びに行った事があるし紹運の肖像画とかも見せてもらった
曲がった事や嘘が嫌いで確かに「サムライ」みたいな今時に少ない奴だったねw
実はスレの時代と違うけど彼のおじいさんの弟さんが太平洋戦争で亡くなってるんだけど
亡くなる1日前の日付で書かれた手紙の話も聞いたことがある
両親や兄妹への感謝の言葉と晴れやかな今の心境みたいなものが書かれてて
「国を守るために、皆様を守るため、祖霊のもとへと参ります。さようなら」だったかな
血は争えないなと感じ入って、よく内容を覚えてる
ちなみに神風特別攻撃隊だよ

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    いい話だ
    いつまでも此の話が史実のまま
    在り続けて欲しいよ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ほんと、家伝が残ってる家系っていいね。
    うちは幕末に薩摩で砲手を務めてたって口伝しか残ってない

  3. 人間七七四年 | URL | -

    このお祖父さんやお父さんの考えも立派だね。

    自分なら得意気に話してるだろうに。

  4. 人間七七四年 | URL | SFo5/nok

    とてもいい話だ
    こういう話が400年も伝わっているとは感慨深い

  5. 人間七七四年 | URL | -

    うちの爺ちゃんの家系の墓は当地の江戸時代の大名の墓のすぐそばなんだが、肝心の爺ちゃんが実家、というか爺ちゃんの兄ちゃんと犬猿通り越してるくらい仲悪くて、うちと大名がどんな関係なのか調べようがないっていう…。
    父の話によると婆ちゃんの家系の方が偉かったなども聞くがもうよくわからない。爺ちゃんも婆ちゃんも長子ではないので、そこら辺の云われがもうわからない

  6. 人間七七四年 | URL | -

    忠義の末の討ち死にはこの時代いくらでもあったのだろうが、高橋紹運・岩屋城の玉砕戦がこれだけ古今で印象を残すのは、紹運個人の武勲や義心以上に、臣下の将兵らの忠誠心と士気が殊の外高かったのでしょう、と推測。

    最後の肖像画も大いに気になった。紹運とともに投稿者の先祖と伊藤惣(総)右衛門…この将も高橋家では家格の高いもののようですし、もしかすると投稿者の先祖の某という武士も高橋家ではそれこそこのスレお得意の四天王とか三忠臣とかそういう重臣格であったのかも、と。

    色々想像を大いにかきたてる文でした。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ウチもなんも伝わってないわ
    調べても某藩士だったことと、戦国時代の居城までしか分からん

    400年以上も忘れられずに伝わってるなんて貴重だわ

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ただただ、良いお話を有難う。それに尽きるお話でした。

  9. ななし | URL | -

    うちは加藤清正の子孫とかお袋が昔言ってた
    特に口伝も伝わってないな…(あったとしても私は聞いてない)
    ただ代々軍人系っぽい事言ってた
    じいちゃんも第二次大戦中、南方戦線で駆逐艦だかの艦長勤めてたらしい、じいちゃんは産まれる前に亡くなったから詳しい話は不明

  10. 人間七七四年 | URL | -

    面白かった~
    ここをチェックしていて良かった。こういう話に巡り会えて良かった。

  11. 人間七七四年 | URL | m.2.LkcQ

    ※3 はげどう。
    同じ九州でも今だに「先祖代々日本一の忠義の一族」とか言ってる〇池一族のご当主さんとやらに、爪の垢煎じて強制的に飲ませたいな。
    先日、知り合いの社長さんが
    「〇池って奴とモメて困ってる。『俺と敵対するってコトは日本中の〇池を敵に回すってコトだから覚悟しろ』って凄まれた」
    「実は以前にも別の〇池から似たようなコトを言われた」
    って聞いて、「そいや俺が小学校の頃、〇池って奴が『日本で一番強いのは〇池一族。逆らった一族は簡単に潰せる』って自慢してたな。次の日、父親に怒られて、みんなの前で謝ってたけど」
    って思い出して、ネットで調べてみたら上記のサイトに行き着いたってワケ。
    なんか本文の人とは逆に、戦前戦中に軍部に持ち上げられて、一族全体でスッカリ舞い上がってしまったまま現在に至るらしい。
    「え?俺んちも〇池だけど、そんな話聞いたコトもないよ?」って人はお祖父ちゃんや伯父さんに聞いてみよう!
    きっと〇池一族がどんなに素晴らしい一族か、滔々と語ってくれるだろうから。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    >次の日、父親に怒られて、みんなの前で謝ってたけど

    この〇池のお父さんはちゃんとしつけてるじゃん。

  13. 人間七七四年 | URL | m.2.LkcQ

    そう思う?
    俺もその時は子供ながらにそう思ったけど、今思い返してみると、その話をまだ小学生の子供にしたのはそのお父さんだと思うから、
    親父さんも日常的に『ソレ』を心の拠り所にしていたんだと思うんだ。
    ただ息子が学校でその話をして同級生とケンカになったりしても、
    たかが小学生のケンカに〇池一族が出ていくワケにも、相手を追い込むワケにもいかないから謝らせただけで、
    親父さん自身が何らかのトラブルを起こしたら即「ウチは〇池一族だぞ」ってなるんじゃね?

  14. 人間七七四年 | URL | -

    せっかくの良い話を米欄の関係ない悪い話で台無しにするのはやめようね

  15. 人間七七四年 | URL | m.2.LkcQ

    (´・ω・`)すまんかった。俺が直接被害こうむったワケでもないのに、つい力説しちまった。

  16. 人間七七四年 | URL | -

    本当に無粋な米が湧いて出たようで…

    まあ我が一族は~って言える家系を持ってるだけマシだと冷めた返しにしておこう。

    世の中のかなりの家は氏素性なんてろくに追えなのばかりなんだし、己の家系を今度の高橋紹運絡みで固く外に口伝を禁ず、という家もあればひたすら先祖は日本一~と喚く家もある。

    別サイトに姓から先祖の発生地をたどるなんてものもあるけど、たいてい自分のを入力すると、そんなのね~よと突っ込みたくなる豪華な家格(主に帝以来の源氏か平家)が出るか、あるいはどう見てもそこらの住民が勝手に地名を付けました、なオチになるか。前者が事実な家もわずかでしょうしねぇ。

  17. 人間七七四年 | URL | -

    この流れなら言える

    うちの家系は父方母方も祖父母の代で取り婿取り嫁だからあんま何も無さげでござる

    だけどじーちゃんもばーちゃんも叔父叔母従兄弟無論父者母者皆大好きよ
    (´Д`)アーハズカシー

  18. 人間七七四年 | URL | -

    ※このコメ欄は日本中の○池一族に監視されていますww

  19. 人間七七四年 | URL | -

    うちにも歴史辞典や広辞苑に名がある先祖がいる。文武に優れた武士で朝廷や幕府大老とも
    交流があり、帝から勅許をいただいた。最期は酔っ払って自宅の井戸におっこって溺死とい
    う壮烈なものだった。

  20. 人間七七四年 | URL | -

    私の父親の出身地には、山崎の合戦の後に、明智光秀が落ち延びて、関ヶ原の合戦の頃まで生きていたという伝承があり、光秀の墓とされる五輪の宝塔が存在する。(討たれたのは影武者とのこと)
    その伝承が本当ならば、私の家の先祖は光秀、ということらしい。
    そういえば最近抜け毛が多いんだが、気のせいかな...。

  21. 人間七七四年 | URL | -

    して、その○池とは菊池ですかな?それとも蒲池ですかな?

    って戦前戦中に疎くてまるでわからんから聞こうと思ったら
    読み進めてくうちにとてもじゃないが聞ける空気じゃ無くたってた orz

  22. 人間七七四年 | URL | -

    ※21
    はっきり実名を出してはならぬ話題と感じたんだが、貴殿はいかがか
    目の前にある箱で調べようぜ、調べてげんなりしたけど

  23. 人間七七四年 | URL | -

    目の前の箱で調べ・・・・・・るのもなんか怖くなってきた・・・・
    軽率でしたすみません orz

  24. 人間七七四年 | URL | -

    ○池のご先祖様もそれなりにDQNなんだから子孫も推して知るべしかな

  25. 人間七七四年 | URL | -

    何でこんな良い話で一々変なのが湧くの?マジ気分悪いわ。
    外道はお前だ。

  26. 人間七七四年 | URL | -

    428殿と御家族の奥ゆかしさ、もののふの子孫としての矜持に感動し、
    そしてまさに、紹運や岩屋城の経緯、道雪を話から生き生きと想像できて、
    大変興味深かったです。どうもありがとう。

  27. 人間七七四年 | URL | -

    *20のコメントを投稿した者です。
    せっかくのいいお話に水を差すコメントをしてしまい、大変反省しています。不快な思いをされた方には本当に申し訳なく思います。
    管理人様、お手数ですが20番とこのコメントを削除して下さるようお願いします。

  28. まとめ管理人 | URL | wZ.hFnaU

    ※27様
    ※20の書き込みはこの流れとは関係ありませんので、どうかご安心下さい。

    それから皆様に、管理が行き届かず、ご不快な思いをされた方も多いと思います。
    本当に申し訳ありません。
    出来るだけ管理できるようにしたいと思っていますが、身勝手なお願いですが、出来れば皆様の方でも、
    荒れそうな話題はスルーしていただけると幸いです。

  29. 人間七七四年 | URL | -

    高橋紹運ってほんとスゲー人だ
    400年後の俺らですら背筋をピンとさせるんだからさ

    なんか上手くいえないけどこの人のために命を賭ける気持ちがわかるなあ

  30. 人間七七四年 | URL | kLoia8aY

    >ちなみに神風特別攻撃隊だよ

    軍国主義にご先祖様が都合よく利用されてきた歴史があるから
    お父様もおじい様も慎重に場を考えて口を謹んできたんだろうに
    この余計な一言で無に帰したね

  31. 人間七七四年 | URL | -

    そんなものは無に帰せばいい
    高々100年も経てば、たいていの人は「大量消費社会とやらに踊らされて無自覚に資源を浪費しまくった馬鹿先祖」とか思われるようになるんだから

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