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毛利元就、能見物を大いに楽しむ

2013年01月07日 19:58

61 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 18:50:27.51 ID:eUhicQen
あるとき、能楽師の観世宗節・同三郎が御見舞として、毛利元就の居城である吉田まで罷り下った事があった。
月迫(12月末)であり、合戦の前でもあったが、十二月中旬に一座は登城し、ご対面の上、御囃子申し付けられ、
同月23日には、郡山の麓、興禅寺に舞台の設置を仰せ付けられ、能興行を行うこととなった。

しかし前日より大雪で、その日の能は延期であろうと、大夫衆も考えていた所、なんと毛利元就が、
未明のうちに既に能舞台の桟敷へお下りになったとの報告があった。
元就、この日をものすごく楽しみにしていた模様である。

そこで観世太夫たちは取り敢えず楽屋に入り準備し、日の出とともに能は始まり、晩に終わった。
元就はご機嫌よく城に帰っていかれた。

この時、国衆から家来まで見物するよう仰せ付けられていたため、彼らは雪の上に敷き皮を敷き、その上に
座っていたのだが、その日は昼ごろから天気が良くなり、雪が溶け大木の上から落ちるなどし、
彼らは水の上に居るような状況で、終日座っていたそうである。

そんな中元就はお酒などを召し上がることもなく、膝を直すようなこともせず熱心に能に見入っていたので、
宗節も大変忝く思い、後で御礼申し上げたそうである。
(吉田物語)

毛利元就、能見物を大いに楽しむというお話w




69 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 12:06:59.19 ID:F95Y3Phd
>61
国衆、家来一同「寒い…冷たい…。」
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コメント

  1. 人間@8年 | URL | HLrqDUJ6

    周りの事も気にならなくなる程集中している元就さんって珍しいな。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    大物タレントの地元での公演だからねえ
    こんな機会は二度とないだろうし
    しかし物客もたいへんだな

  3. 人間七七四年 | URL | -

    旧暦12月で、未明、大雪…寒そう。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    子供達以外のことで黒くない元就さんは珍しいな

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ジャンレノ「前ハ権力大好キオジサンダッタクセ二」

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