FC2ブログ

一成は馬より急いで飛び下りて頭を地に付けた

2013年02月08日 19:50

340 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 18:50:39.09 ID:QiK8TwzZ
黒田長政の養弟一成は戦場の働きのみならず、性質は実直で常に柔和な人だった。
事に臨んで心は動じず智恵も厚いので、如水父子は第一の相談相手とした。
豊前拝領後は十二万石のうち一万二千石を与えられたが、少しも奢らず礼儀に厚く、
下々に近い人だった。

登城の時には、長政の座と敷居を隔てて着座するので、他の老臣たちはさらに
末座に座らざるを得ず、長政が「三左衛門殿、是へ」と、言ってようやく同座に
着座するほどだった。

ある時、長政と一成が出くわすと、一成は馬より急いで飛び下りて頭を地に付けた。
長政が早々に駕籠から下りて傍へ寄り「そのようにされては困るので御通りあれ」
と、言ってもなお、一成は頭を下げ続けた。

その後、館にて人のいない時、密かに一成が長政に向かって
「この間の路次での御挨拶ですが、御了見違いをなされています。

単に御前を恐れただけではなく、あなたが御年若のために御家中の諸士が、
もしやあなたを軽視することもあるのではと思い、私が尊敬の礼を見せれば
『あの人さえあの如く敬っている』と、諸士も配慮するだろうと考えてのことです。

ですから、これからは途中で御出逢いの時でも大礼に御言葉をかけられて御通り下さい」
と、言ったところ、長政は深く感涙に及んだのだとか。

――『良将言行録』




341 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 19:52:30.26 ID:rJeFlzv0
>あなたを軽視すること
後藤さんとか又兵衛さんとか基次さんとかのことですね

342 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 20:03:53.25 ID:91/6GZnY
>>341
正に三位一体だな

343 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 23:07:01.78 ID:qWN1ekmw
よく出来た人だ

349 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 18:16:52.92 ID:6HoopfwS
NGMSさんは遊ばれてるのか好かれてるのかよくわからんなw

351 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 19:36:23.94 ID:6TKgL5rL
>>349
黒田さんとこの息子さんはある意味まーくんと真逆なんじゃないかと思う。
一早く「戦国の次」の時代に対応したがゆえに、まだ割り切りきれない
家臣たちのモヤモヤまで呼び起こしてしまってるような。
「主君として仕えるのに問題はない、問題はないんだけど…」的に。

で、骨の髄まで戦国仕様な人間とはどうしても相容れなかったと。

353 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 07:09:12.88 ID:f0YV4342
>>351
お父さんならサプライズを提供してくれる言動があるのに、息子は普通で家臣的に物足りなかったんじゃね?

黒田家では「実はアレ、-って思惑があるからなんだよ」
「なるほど~。」が慣習化してたとかさ

354 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 07:15:55.18 ID:sADvZVI7
Josui「One more thing...」

「Woohooo!」 「Yeah!」

357 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 10:54:01.39 ID:iHQ/8OB+
XXXX「まったくだ!お前がいなきゃもっと戦が長引いたんだ!どうしてくれる」


スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    又兵衛「」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    こういうポジションで驕るやつは大体消されるからな

    保身の目的もあったかもね

  3. 人間七七四年 | URL | -

    黒田家中の長政への態度を見る限り、あまり効果はなかったようだな。
    逆に、だからこそこんなことする必要があったとも言えるが。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    長政に対してはアットホーム(笑)な雰囲気だったからこういう役割を買って出たんだろうね

  5. 人間七七四年 | URL | -

    家臣のいびりによるストレスを理解してくれてた人がいた感動で涙が止まらなくなったngmsさんが見えた

  6. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    黒官の弟の黒田利高にも似たような話があったような...
    ttp://blog.goo.ne.jp/kuroda-bushi/e/b7adff6c1d7a03832923f7570d1183a
    身内は、いろいろと努力しているのにね。

  7. 人間七七四年 | URL | JalddpaA

    隗より始めよみたいなもんかな?まあ、既に石高貰ってるし違うか

  8. 人間七七四年 | URL | -

    一成が養弟になった経緯もいい話だな

  9. 人間七七四年 | URL | -

    これは見事だな。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    一門がこんなに気を使っているのに、家臣達からの扱いの差は何だろうwww

  11. 人間七七四年 | URL | -

    官兵衛「長政なら仕方ない」
    ngms「」

  12. 人間七七四年 | URL | LkZag.iM

    坂東英二の嫁は三奈木黒田家の出だったなあ

  13. 人間七七四年 | URL | -

    見え見えの小芝居のせいでかえって軽んじられた可能性も。

  14. 黒田家臣団「若殿(笑)」
    如水「そんな小芝居はいいから一日も早く天下を」

  15. 黒田家臣団「若殿(笑)」
    如水「そんな小芝居はいいから一日も早く天下を」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    せっかく良い話なのにお前らは・・・

  17. 人間七七四年 | URL | -

    こんなにいい家臣からも苦言を呈される若殿。

  18. 人間七七四年 | URL | -

    これ、一成の逸話じゃないだろ

  19. 人間七七四年 | URL | -

    …↑何を誤解なさっているので?

    厳密には長政・一成双方の逸話だけど片方のタグに振り分けられてるのは止むを得ないと思いますが

  20. 人間七七四年 | URL | -

    >18
    え?十分一成さんの関わってる逸話でしょうに?

  21. 人間七七四年 | URL | 3/VKSDZ2

    ウィキによると
    >体格は大兵肥満、身の丈六尺の巨漢であったから、長政より大きな大水牛脇立兜をかぶっていた。

    この逸話とセットでイメージが山のフドウで固定された

  22. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/7278-213e3ffa
この記事へのトラックバック