捕縛後の三成

2013年02月12日 19:50

375 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 20:13:26.65 ID:+YqTz4/J
このことについては日付は忘れたが、関ヶ原の決戦のあと、逃亡した石田治部少輔(三成)を捕縛するよう
田中兵部少輔(吉政)に仰せ付けられ、田中兵部は近江の国北の郡を草を分けるかのように細かく探索したが
それでも行方は知れなかった。

或夜、吉政の宿舎の前を、夜中だというのに一人通るものがあった。
番の者がこれに気が付き、お前は何者かと尋ねると、台所に水汲みに行くのです、と答える。

「水汲みであっても、何者も通すことは出来ない!」

怪しいと感じた番の者達はこの男を取り囲み捕らえた。
その夜は小雨が降り、暗い夜であった。火を燈してこの男の顔を照らしてみると、
なんと、この者は石田三成であった。
この時のいでたちは、綾の茶の小袖、裏は浅黄。笠をかぶり腰蓑をして端折れの脇差を差していた。
この脇差を取って見てみると、これは吉光作の名物であった。

三成は大津まで連行され、そこで本多上野(正純)に預けられた。
この時三成は下痢を患っており、食事も殆ど取れず昼夜寝ていたそうである。

本多中務(忠勝)が見回りに来た時、三成と対面した。
忠勝は三成の前で畏まり、両の手を前について申し上げた

「治部少輔殿、あなたは分別を間違えたために、そのような体に成られたのですぞ!」

しかし三成は何の返事もせず、ただ寝ていたと言う。
これは本多正純の家臣で、三成の番をしていたものが後に語ったことである。
(慶長年中卜斎記)

慶長年中卜斎記より、捕縛後の三成の様子についての非常に興味深い記録である。







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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | wLMIWoss

    正純との会見の逸話の元ネタはこれかな?
    何も答えられなかったのはやはり自らの判断ミスで負けたのを悔やんでたのか
    それとも腹痛で会話すら出来ない状態だったのか。
    これで実は処刑されたのは別人でしたーなんてオチだったら大笑いだなw
    何気にこの人も処刑されたにも関わらず生存説が2つもあるし。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    秀頼ならまだしも、三成の場合は顔を知ってる人が多すぎて生存説は無理がありすぎ。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    この話だと、腹痛は演技で自分で動けたんだ。
    忠勝さんは一応礼を取ってるけど、言ってる事は酷だな。
    三成さんだけのせいじゃないのに~。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    何故わざわざ宿舎前を通るw

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    三成は関ヶ原合戦当時から酷い下痢Pだろ

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    確実なのは吉政に捕縛された時点からでしょ。

  7. 人間七七四年 | URL | YqzQT8Bs

    ※4
    「まさか本人が堂々と宿舎の前を通るとは思うまい」的なw

  8. 人間七七四年 | URL | -

    捕縛前のほうが興味深いw

  9. 人間七七四年 | URL | -

    忠勝さんってやはり三河武士らしいな。
    畏まって皮肉。

    面倒くさいわ。

  10. 人間七七四年 | URL | YqzQT8Bs

    皮肉というよりむしろ率直な感じがする。
    「なんでこんなバカな真似をしたんだ!」的な。

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >5
    嘘情報乙w
    逸話的にも逃走後に生米食ったからとかあるのに・・・・。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    なんの本だか忘れたが自分の読んだ本には
    合戦時から下痢に悩まされていたと書かれていたけどな
    隠れていたらその下痢が更に酷くなって自分から捕虜されたとかなんとか

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    そりゃ司馬の関ヶ原だ

  14. 人間七七四年 | URL | -

    そういや三成と忠勝って信之兄ちゃんを通じて交流があったんだっけ?

  15. 人間七七四年 | URL | -

    ※14
    三成と忠勝は直接、書状のやりとりもあったようだけど、
    返信を信之経由で出してたりするのが真田家文書にあった筈

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