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「鉄砲はこうやって撃つんだよ!!」

2013年03月03日 19:01

602 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/03(日) 00:24:44.72 ID:SOYj+wSV
大阪冬の陣、今福の戦いでのことである。

今福・鴫野での幕府方・佐竹義宣勢の攻勢を、大阪方・木村重成勢はなんとか食い止めたものの、
戦況は膠着し、木村勢は再び押され始めた。

これを大阪城から見ていた豊臣秀頼は驚き、側にあった後藤基次に、早急に木村の救援に行くよう命ずる。
後藤は畏まり、その場から直に陣屋の組衆に、直ぐに蒲生堤へ来るよう使いを出し、自身は具足を
持ってこさせ馳せて天満橋近辺に至ると、そこには既に大野修理勢が武装して乗り付けていた。
後藤もその陣屋において武装を固め、今福堤に駆けつけた。

到着すると後藤は木村重成に対面し、
「今朝からの御働きですが、そろそろその気力も尽きる頃と思います。ここは私が
入れ替わりましょう。」
と申し述べる。しかし木村は

「この重成にとって今日が初陣です。その上、特に只今こそ勝負肝要の時と見えます!
こんな時にそれと替わろうとするなど、後藤殿には大人気ないではありませんか!
かつ、今人数を入れ替えれば備が崩れる危険性もあります。

そもそも貴殿は老巧の武将であり、私は初陣です。であるので、今しばらくこのまま御覧になっていて
頂きたい!」

この木村の気迫に後藤も感服し、「申されるものかな。ならば私は後陣に詰めよう」と言って
下がろうとしたが、その時四方を見ると、堤の下では木村重成の足軽たちが、敵の射撃を受けて
堤の陰に伏し隠れたまま、頭も出せないような有様であった。

すると後藤は馬から降り、従者に持たせた鉄砲を鉄砲を取って、体を堤の上に伸び上げ、
立ったまま2発射撃し叫んだ

「土の上に這いつくばって黒くなっている者共!鉄砲はこうやって撃つんだよ!!」

この恥ずかしめにカッとした足軽たちは、競って堤の上に登って一斉に撃ち立てれば、
敵のほうが逆に堤の陰に伏せ隠れた。

この時、後藤は左の小指に少し負傷しているのを木村重成が見つけ、「手傷を負われましたね」
と問うと、後藤は鼻紙を出して負傷箇所を巻いて

「合戦で小傷を負うのは、私の吉例ですよ。」

そう、笑って答えた。

「それはともかく、後藤殿は陣所に帰ってください!」木村はそうしきりに進めた。

これは木村重成が若武者であり、後で陣を後藤基次に取り替わられたと人に言われてはならないと
偏に考えたためだ。という。
(慶元記)




603 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/03(日) 04:43:51.73 ID:M6d0l7GH
>鉄砲を鉄砲を取って、体を堤の上に伸び上げ、
>立ったまま2発射撃し叫んだ

両手でガンマン風に射撃を行う又兵衛さんが頭に浮かんだ。

614 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 17:31:13.82 ID:4zA/UW2P
木村重成って堀久のイメージしかない
生まれてくるの遅すぎたね

615 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 17:34:37.01 ID:U8qpeY/a
名人Qちゃんと橙を一緒にするなよ

616 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 17:35:40.04 ID:JtyqrRGR
>>615
橙は薄田兼相や

617 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 18:20:42.91 ID:jbCCpV3U
Qちゃんの肖像画は修正液で上から適当に書き直したみたいな顔しかないの?

618 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 18:39:22.34 ID:4zA/UW2P
きっとおばあちゃんが書き直したんだよ

619 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 18:41:09.12 ID:48+26OS0
どこのスペイン人のババアだよw


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    所詮は実戦経験も無い若武者の意固地なのだけど、人間臭さも同時に感じる。
    だが言葉と現実が伴って無いのも如何とも伝わってくる。

  2. 名無しさん | URL | -

    撃っても当たったかどうかは書いていない件

    しかし立ち撃ちが凄いこと扱いになってるのをみると
    戦列歩兵というのはどういう神経してたんだろうなぁ
    塹壕の機関銃に突撃する奴らもだけど

  3. 人間七七四年 | URL | -

    塹壕に突撃なんかしない。
    だからこそ戦車の登場までは延々と膠着状態に陥ってばかりだ。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    又兵衛さんはその後夏の陣で火縄銃から致命傷を受ける事を思うと、
    皮肉な、というか因縁めいた話に見える

  5. 人間七七四年 | URL | wlh0LWeY

    >戦列歩兵というのはどういう神経してたんだろうなぁ
    後ろから味方に確実に殺られるよりは、前進して生き残る確立に賭けよう、、
    と書くと赤軍歩兵と区別つかない。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    >「それはともかく、後藤殿は陣所に帰ってください!」木村はそうしきりに進めた。

    その時の又兵衛さんの返答は、

    「I'll be back.」

    …戻ってこなくていいから。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    又兵衛さんってこういう若造の血気を喜びそうなイメージがある
    俺もこういう時期あったなーみたいな感じで

  8. 人間七七四年 | URL | -

    此処の何処に戦列歩兵や塹壕に戦車が出てくる逸話が載ってるんだよ?
    雑談が悪いのじゃ無く。そんなに軍隊の話をしたいのなら他所のブログなり板
    に行けよって事さ。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    雑談に神経を尖らせすぎだ

  10. 人間七七四年 | URL | -

    浅学にして知らぬのですが、
    この頃の鉄砲って二連射できるものがあったんですか?。

    一丁で一回一発しか撃てない銃として、
    この逸話みたいな事ができたと想像すると、
    つまり鉄砲を一つ撃ってこれを捨て置き、
    スタンバイ状態の違う一丁で、次を続けて撃ったのか…とか。
    (皆を鼓舞するための逸話だとは思いながら…ついつい考えてしまいまして)

  11. 人間七七四年 | URL | SFBGbMyU

    コメントって何書けば怒られずに済むの

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    三段撃ちに近いネタで、狙撃のうまい銃手ひとりに助手を二人つけて
    装填は助手にやらせるというのがあったけど・・・あれは出展あったのかなぁ

  13. 人間七七四年 | URL | -

    たった二発の銃弾で(当たろうと当たるまいと関係なく)、
    戦況を変えられるのがこの当時の戦争というものだと実感しました。
    そりゃ、新興大名が大身侍を抱えたがるわけだわ。

    *11
    ごく少数寛容さに欠ける人がいるだけだから、
    気にせず自由に書けばいいと思うよ。
    逸話をどう受け止めるかというのも面白い話だし。

  14. 人間七七四年 | URL | -

    米11殿
    気にせずに書けば良いかと
    たまにいる、器の小さいのは無視してよろしい

  15. 人間七七四年 | URL | -

    某魔法少女みたいに沢山銃を用意
    →上手い射手が発砲、助手が次のを次々に渡す
    →もう何もこわくない!

  16. 人間七七四年 | URL | -

    直接照準火力で敵の正面を突破しつつ
    間接照準火力で縦深制圧するという戦法は
    戦国も近代も変わらんよ

  17. 人間七七四年 | URL | -

    鉄砲が主力ではない戦国で火力とか言われても馬鹿らしいだけだな。
    もう少しマシな話はできないものか

  18. 人間七七四年 | URL | -

    鉄砲が主力じゃないとか…


    最近ここのコメ欄で暴れてる子は、こういった雑談が嫌なら自分で近代の雑談禁止なまとめ作ればいいだけの話でしょ。あなたの方の支持者が多ければそちらが主流になるんだし、自分のまとめなら気に入らない雑談止めても誰からも文句言われないからさ

  19. 人間七七四年 | URL | -

    軍役に占める鉄砲の数を考えれば、主力とはとても言えない

  20. 人間七七四年 | URL | -

    大坂の陣の軍役だとザックリ 鉄砲:2、弓:1、鑓:5、馬上1.4 の比率だね

  21. 人間七七四年 | URL | -

    スペイン婆に吹いたww

  22. 人間七七四年 | URL | -

    器云々じゃなくてさ、近代軍隊の話を持ち出されると変なのが湧くって事でしょ?
    その近代軍隊の話に疑問だと言う人の意見に対して器云々だとか・押し付けだ・
    ブログ作れと批判する人だって十分排他的だと思います。

    それに確かに戦国時代や江戸時代に対して近代軍隊などの考えを持って
    来る事に対して違和感はある。そう言う意見だってあるって事では?

    また、それを言うのなら何故政治家・政党等の話になっても批判が出るの?
    自由なのでしょ?ならここで批判する人だって黙ってれば良いじゃない?

  23. 人間七七四年 | URL | -

    荒らしに構う人も荒らし。
    DQNに構わずスルーして欲しいのだが

  24. 人間七七四年 | URL | -

    この前、藤本正行「信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 」読んだら、戦国時代の戦闘の説明のために、太平洋戦争とか、日露戦争の話から引用してたよ。
    最近の戦争の方が、記録がはっきりしているので、引用しやすいからだそうな。
    技術的なところとか(飛行機の登場とか)、技術的なところから戦術が変わったところとかは(電撃戦とか)、違うんだろうけど、それ以外だと、結構共通する部分は多いんじゃないかねえ。
    >12
    それ雑賀氏がよくやった方法だとか。烏渡しの法とかいったと思う。
    あと、同一の銃砲を使うと、鉄が熱をもって危ない(火薬を装てんした段階で暴発する)ので、数丁用意するという話を聞いたことがある。下世話な話だけど、小便で鉄砲を冷やしたという話もある。
    あと、火縄銃は取り回しが難しい(火が付いてる、周りは火薬を使ってる)ので、戦列歩兵式に、段階的な射撃をするより、弾コメ役と射撃役を分けた方がいいというのもあると思う。
    ついでにいうと、戦列歩兵が発生したのは、当時のフリントロック式の鉄砲が非常に命中率が悪いため(打った瞬間に火打石の勢いで、銃口が跳ね上がるんだそうな)、集団で一列になって運用しないと、当たらんからだそうな。
    一方、日本の火縄銃は、前装式の鉄砲の中では非常にできがよくて、よくあたるんだと。前装式の鉄砲の愛好家の間では、海外でも人気だとか。マッチロックの最高峰は堺筒らしい。このため、日本の鉄砲、砲術は、集団的な運用より、技芸的に進化したそうな。

  25. 人間七七四年 | URL | -

    兵器が変われば、戦法も常識も一変する。
    連射できる小銃や榴弾などが導入された戦争は、戦国とはまったくの別世界。

    そろそろ無理すぎる近代との結びつけは控えて欲しい。

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