538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 15:56:07.63 ID:xl0DrRrK
天正年間の頃の話である
宇津左衛門五郎忠茂は愛犬の白犬を連れて狩りに出かけていた。
その山中で忠茂は突然邪気に当てられて眠気を催し、近くにあった大樹の陰で横になり眠りについた。
愛犬は忠茂の耳元でうるさく吠えたが、忠茂は眠りを邪魔された怒りから刀を抜いて愛犬の首を刎ねてしまった。
刎ねられた愛犬の首はそのまま宙に飛び、大樹の枝上に潜んでいた大蛇を噛み付き、大蛇が落ちてきたところを驚いた忠茂が退治した。
愛犬は主人を眠らせて食べようとした大蛇に気付き、主人を守ろうとしていたのである。
その事に気付いた忠茂は愛犬の忠義に感銘を受け、またその事に気づかず命を奪ってしまったことをひどく後悔した。
このため忠茂は愛犬の首を上和田村に、愛犬の尾を下和田村に葬り手厚く祀ったという事である。
539 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:35:26.97 ID:PlnqQS8h
宇津忠茂って大久保家のご先祖様だと思うけど天正年間とはこれいかに
540 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:37:58.08 ID:xl0DrRrK
うーん神様集めてある系の本に書いてあるままやったからよくわかんにゃい
541 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:40:30.81 ID:KNSLQXl7
胴体はどこに行った
542 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:46:11.74 ID:Cwqp1VvC
供養してから喰ったんだよ
543 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:54:14.97 ID:V61RexCj
山の掟だからな
天正年間の頃の話である
宇津左衛門五郎忠茂は愛犬の白犬を連れて狩りに出かけていた。
その山中で忠茂は突然邪気に当てられて眠気を催し、近くにあった大樹の陰で横になり眠りについた。
愛犬は忠茂の耳元でうるさく吠えたが、忠茂は眠りを邪魔された怒りから刀を抜いて愛犬の首を刎ねてしまった。
刎ねられた愛犬の首はそのまま宙に飛び、大樹の枝上に潜んでいた大蛇を噛み付き、大蛇が落ちてきたところを驚いた忠茂が退治した。
愛犬は主人を眠らせて食べようとした大蛇に気付き、主人を守ろうとしていたのである。
その事に気付いた忠茂は愛犬の忠義に感銘を受け、またその事に気づかず命を奪ってしまったことをひどく後悔した。
このため忠茂は愛犬の首を上和田村に、愛犬の尾を下和田村に葬り手厚く祀ったという事である。
539 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:35:26.97 ID:PlnqQS8h
宇津忠茂って大久保家のご先祖様だと思うけど天正年間とはこれいかに
540 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:37:58.08 ID:xl0DrRrK
うーん神様集めてある系の本に書いてあるままやったからよくわかんにゃい
541 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:40:30.81 ID:KNSLQXl7
胴体はどこに行った
542 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:46:11.74 ID:Cwqp1VvC
供養してから喰ったんだよ
543 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:54:14.97 ID:V61RexCj
山の掟だからな
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コメント
人間七七四年 | URL | -
太田資正「手討ちにされても忠義を果たすとは(´;ω;`)」
( 2013年06月19日 20:19 )
人間七七四年 | URL | -
犬神様と蛇神様の祟があるな、きっと。
( 2013年06月19日 20:23 )
人間七七四年 | URL | -
祟りにより伝記の時系列が歪められたんですね
( 2013年06月19日 22:43 )
人間七七四年 | URL | -
地元に秦河勝(聖徳太子の側近)の同じ話があるわ。
他にもバージョン違いを聞いたことがあるし、割と有名なテンプレなのかな?
( 2013年06月19日 22:46 )
人間七七四年 | URL | -
※3
大阪の泉佐野にも同じ話あるよ。
立派な鹿を撃とうと狙っていたら、急に愛犬が大声で鳴きだして鹿が逃げてしまった。怒った猟師が犬の首を撥ねると撥ねられた首が飛んでいって猟師を狙っていた樹上の蛇にかみついた、と。
ほんで犬鳴山という地名になりましたとさ。
( 2013年06月19日 23:53 )
人間七七四年 | URL | -
× ※3 → ○ ※4 でした。。。
( 2013年06月19日 23:54 )
人間七七四年 | URL | -
なんで頭と尾を離して祀ったんだろ?
( 2013年06月20日 00:44 )
人間七七四年 | URL | -
※3
岐阜にもこの手の話はあるから、割とよくある昔話テンプレかと。
( 2013年06月20日 08:25 )
人間七七四年 | URL | -
人の首塚胴塚の話に置き換えると、
首は獲った者、胴は獲られた側の者が葬るから、
犬の頭だけ持ち帰って、胴は山に埋めたかと。
尻尾は髷に例えられるから頭同様に持ち帰ったと思う。
( 2013年06月20日 11:12 )
人間七七四年 | URL | B4ff.1Vc
※9
首って獲った者が葬るの?
龍造寺隆信なんかは送る→鍋島直茂拒否じゃなかったっけ?
あと、長宗我部信親も谷忠澄が引き取りにいってたように思うんだけど…
( 2013年06月20日 14:03 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
※10
首実検後は「晒し首にする」「首塚に葬る」「相手に返す」あたりが多いですね。
「晒し首」にしたものは後で供養されるケースと打ち捨てられるケースがあるようです。
( 2013年06月20日 23:23 )
人間七七四年 | URL | -
※10
首を返すってことはそれだけ死者を尊重してるってことで、
大将を討ち取った島津家から龍造寺家へ温情をかけるって意味があったんじゃないの。
その情けに対して、敵に情けは受けない、来るなら徹底抗戦だ龍造寺は易くないぞと、
意思表明して相手に思わせるために受け取り拒否したと、
そういう風に素人考えする。
( 2013年06月21日 00:47 )
人間七七四年 | URL | -
※10
首が返還されたり、取り戻した場合は
普通に胴などと同様に供養埋葬されるので、
首塚には成らなかったはず…。
( 2013年06月21日 09:11 )
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