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長束正家、最後の模様

2013年07月09日 19:50

645 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/09(火) 18:13:17.65 ID:KgHgRreq
正家は後事についての遺言を書き残し、家人奥村左馬・西川兵庫・小西
治右衛門・長束与十郎らに形見を与え、白装束で切腹の座についた。

池田(備中守長吉)・亀井(武蔵守茲矩)に向かい「ここまで御出でいた
だきご苦労な事です。それでは今生の暇をたまわりましょう」と告げ、
切腹しようとしたところで、長束は再び両人に向かって「それがしの
家来奥村左馬は身近くで召し使ってきたものであるので冥途の供をする
覚悟と見えます。しかし無益の事でありますから殉死を留めて頂きたい」
と懇ろに言い残して切腹した。

奥村左馬は介錯したその刀を腹に突きたてようとしたが、(池田)備中守
家人武蔵掃部・瀧川織部らが間髪入れずに飛びついて刀を奪い、色々と
教訓したので奥村も力なく承引した。後に寺沢志摩守が召し出して領地
千石を与えられたと言う。

(關原軍記大成)

長束正家の最後の模様である





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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    よりによって寺沢さんのところか・・・

  2. 人間七七四年 | URL | -

    まあ、島原の乱で改易されるのは関ヶ原から40年近くたってからですから
    奥村左馬助も亡くなってるんじゃないですかね。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    池田長吉に亀井茲矩…今度は長束正家の切腹の場でどんな悪さをと思ったら、キレイな話だった。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    長束さんはかなり清廉な人と言う印象の強い逸話が多いのに、
    何故にのぼうであんな奴にされたのだろうか?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    >4
    物語の作成上の都合だと思われる。
    作品上、三成が清廉なので、正家まで清廉にするとキャラが被る。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    俺が最近読んだ別の小説でも長束は嫌な役回りにさせられてた
    立ち位置が悪かったからかなぁ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    長束さんは、関ヶ原後難儀してた島津家御一行に親切してる逸話とかあるし、
    豊臣政権で手腕ふるえるだけの能力も充分にあった魅力はある人物ではあると思うんだけどねぇ…何だかな…

  8. 人間七七四年 | URL | -

    武功とかない人だから小説などではディスり易いのかも。

  9. 人間七七四年 | URL | KAms/y7Q

    官僚はいつの時代も嫌われ者よ
    こういう人がいないと世の中回らないのにね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    共通性のない奉行と官僚を混同するのも如何なものかと

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    >>共通性のない奉行と官僚
    何を根拠にそう考えるのでしょうか?
    フランスをはじめとする西欧絶対王政期の官僚制と、
    織豊期の奉行は兵站を担当するという機能面、
    宗教的教育を受けたものの存在、
    君主の側近として、封建領主の権限を制限し、
    君主権を強化するという現象面からも
    共通する点が多数みられるとおもうのですが?

    特にこの長束は秀吉の戦争の舞台裏を支え、
    諸大名に対する秀吉権力の強化に貢献したのです。

    たしかに「現代」、「日本」の官僚と
    奉行は全く違うのかもしれませんが、
    官僚は「現代」、「日本」以外にも存在するのです。

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