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和田民部の祟りの理由

2013年08月04日 19:16

120 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 20:25:23.05 ID:JzFxxB+f
永禄11年(1568)、伊東義祐島津忠親の守る飫肥城を攻め、これに島津方の援軍として薩摩より来た
北郷時久の軍勢を大破した、小越の戦いでのことである。

この時、伊東家家臣山田次郎三郎は、島津方の和田民部少輔を討ち取ったが、
この和田民部少輔の子である助六、この時18歳が父の討たれたのを見て、駆け入って
山田と刺し違えようとした。

しかし助六の郎党が一人、鎧の袖にすがりついて言った
「どうか命を全うして、亡くなられた父君の遺蹟を立てて下さい!」
そう叫んで制したが、助六は
「今このような事態に直面して、誰が一人逃げるようなことがあるか!」

そして郎党を振り払い山田に切り懸った。
しかしこれを、山田はすかさず取り押さえる。だが、この者が年少であることを察すると、
若年にしてその志が勇なることに感じ入り、これを立たせ、そのまま帰らせた。

ところが、同じ伊東方の長倉次郎右衛門尉がこの様子を見ていて、帰ろうとする助六の後を追い駆け、
情けなくもその首を打落した。

後でこのことを聞いた人々は、山田次郎三郎の情けは、古の熊谷が敦盛を助けたことにも劣らぬ、
と言い、長倉次郎右衛門尉のやったことは、非常に浅ましいことだと批判した。


長倉次郎右衛門尉は、今の長倉喜多郎佑栄の先祖である。
長倉佑栄の家に今も言い伝わる、和田民部の祟りというのは、この話が理由なのである。
(日向纂記)




121 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 22:11:30.14 ID:Ky1FvhDZ
直実が敦盛助けた・・・?
助けようとした、が味方が来てしまったから首を泣く泣くはねた、時の直実の情けの意味か
それとも直実自身が息子の首を代わりにはねて敦盛を逃した説のことを言っているのか
単なる勘違いか

122 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 22:21:57.68 ID:x/8x+kAC
我が子をそんな討ち取り方されたら、
そりゃ祟りたくなっても無理はないという悪い話だなw

ただ、和田民部の祟りってのがどんなのかが気になるな。

123 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/04(日) 09:06:46.00 ID:bY2LBvL/
代々の当主の子が斬り死にするとか

和田民部って山田の父を殺してるんだな
自分は首尾よく敵討ちを果たしたけど、お前さんにはまだ早いよってことか

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    >長倉次郎右衛門尉が帰ろうとする助六の後を追い駆け、情けなくもその首を打落した。
    意味が良く分からないのですが、何故に味方を切る必要があるのでしょうかね?
    まさか敵前逃亡と思った、と言うのは見ていたという記述からすると変だし。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    いやいやいや、どこをどう読んでも和田助六(息子)は島津方で伊東家にとっては敵将の息子だろうに。その息子にしても別に伊東に寝返らせた上で帰した訳ではないし。

    ただなぜ長倉が一応解放された和田助六を斬ったのかはよく分からない。後顧の憂いとか何とか言うなら山田の郎党が行くだろうし、陣を同じくしてるわけでもないはずの長倉次郎右衛門尉ってのがなぜ出張ってきたのか…この文章ではいまいち理解しづらい。いつもの悪い話のように「首1つ取って恩賞ムヒヒ…」でなければよいのですが。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    平敦盛存命説なんてものもあったのか…
    もしかして九州じゃメジャーな話なんだろうか?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※1はもう一度読み直せとしか…。

    しかし祟りの方も気になるぜ…。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    人形浄瑠璃や歌舞伎の「一谷嫩軍記」だと、熊谷が義経の密命を受けて自分の息子を身代わりにして敦盛を救ったという話になっているから、そこら辺の話が混入しているのかな?
    もちろんそんなことはないわけで、もし本当に息子を身代わりに殺していたら毛利家や各地の熊谷さんの大部分が一体誰の子孫だってことになっちゃうしw(系譜の仮冒とかそういうのを抜きにしてw

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